断罪イベ回避のために、悪役令嬢からパティシエにジョブチェンジいたします!【コミックス単行本版】
宮花みん/冬木るりか/夢咲まゆ
このレビューはネタバレを含みます▼
ゲーム世界への転生、婚約破棄、魔女の媚薬、お菓子作り他、、、お馴染み設定を何の脈絡もなくごちゃ混ぜにして突っ込んだような物語でした。トドメの定番陳腐設定が〈ヒーローは身分を偽ってました設定〉。、、、我慢して最後まで読了。ヒロイン伯爵令嬢が学校でお菓子を個人的に販売したり、王宮の舞踏会で伯爵令嬢が国民を思ってドレス姿で謎の土下座謝罪他、、理解できない世界観でした。シリアスな場面も物語世界が崩壊しているので、緊迫感がなく(呆れた)ため息しかでませんでした。特に、土下座シーンではヒロインへの不快感MAXでした。百万歩譲ってもそれは当事者(王太子)がすることで、ヒロインの行為は越権行為でしかありません。自分に酔っている勘違いヒロインに興醒めしました。シレッと自分の権力を振りかざしたヒーローにも幻滅!コレデハ貴方は凡百な権力者にすぎませんョ!間延びせずに2巻で完結し、作画が標準レベルなのがせめてもの救いでした。
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