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今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


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『和風花嫁シリーズ』のパッケージ替え?2025年4月23日Web系原作読了。基本設定は『和風花嫁シリーズ』の設定を踏襲し、独自性は『花嫁(婚約者)』を『夜伽』と言い換えた箇所でしょうか?
オバサン世代には「これは『夜伽』じゃナイ!物語の内容と合致していない」と突っ込みたくなりますが、物語のタイトル等に内容にそぐわなくても刺激的(or過激or目新しい)用語を使用することは、Web系原作の常套手段なので、(私的には)慣れました。(苦笑)
また、この物語ではヒロインが〈何らかの異能がある〉故に親族達から忌み嫌われます。物語世界が異能者が一般に認知されていない世界線なので、周囲のこの反応には違和感はありません。
それに対していつもながら違和感を感じ、物語への興味が冷めるのは、ヒーローがヒロインに即恋落ちすることです。Web系溺愛物語は溺愛にいたる経過はすっ飛ばす傾向が頻繁にあり、(私も含めて)物語重視の読者は戸惑うことが多いです。この物語にもその傾向があります。川に身投げしようとしていた身元不明の貧相な娘、、人命尊重の観点から身柄を保護するのはいいとしても、そんな娘に国一番の名家の御曹子が即恋落ちしますか?、、、、無理設定でしょ(笑)、、それに対応して、口先では「申し訳ありません、、」と控えめなセリフをはきながら、しれっと邸宅に居座るヒロイン!、これって、もう溺愛物語のお約束ですね。(苦笑)
作画が綺麗なので、そのあたりをどうカバーしてゆけるでしょうか?
私は物語重視なので、昨今の『即落ち溺愛話』は合わないようです。 -
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世界に誇りたい日本の漫画文化の金字塔!2025年2月28日この作品が某月刊雑誌に連載された頃から、この作品に取り憑かれています。日本が誇る世界最古の恋愛物語を、当時すでに人気漫画家だった大和和紀氏が漫画化したものです。完結前後で氏が対談、インタビュー等で語られておられましたが、連載開始時から手探りの創作活動だったそうです。衣装・調度品・織物・建造物等現物はほとんど現存していません。それらを、かき集めた膨大な資料と作家の創造力を総動員して優雅な作画におこし、なおかつ原作を読みこみ、現代的に台詞等を慎重に改編し、、、まさに心血を注いで完成された名作です。この物語には、嫉妬、不倫、身分違いの愛、すれ違い、虐め、秘めた愛、禁断の契り、玉の輿、母娘の愛等、現在の恋愛漫画に登場する基本設定が無理無く自然に平安王朝世界に盛り込まれています。日本が世界に誇れる文化遺産が現代日本を代表する文化・漫画によってリメイクされて生み出された永遠の名作。そんな名作が紙ベースの書籍から電子版となり、美麗な作画を細部まで味わいながら鑑賞できます。特に、緻密かつ華麗な背景にはため息がでます。私にとって、もはや至高の芸術品です。
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