雨の果てを夢に見る
」のレビュー

雨の果てを夢に見る

かれい煮太郎

それを人間界では運命と言うのでは?

2025年2月21日
神様x人間の人外BLということで読み始めましたが、神様はほとんど人間の姿だったので違和感なく読めました。
雨音の神の姿はどんな姿だったんだろう…と気になります。
リタの壊れた心をゆっくり解いてくれるアマ、やっぱり神を信じる者は救われるのね…!
冗談はさておき、かなり良かったです。
前作でかれい煮太郎先生の作品の温かさに魅了されてしまい、今回は完全に作家買いしました。とてもドラマチックで、人間味がある作風が魅力的です。
山や夕陽、花がカラーに見えました。そこに雨が降って、土が香って、花が生きる…その香りすら感じます。
神が神を辞めても良いと思う瞬間、人間が人間を辞めても良いと思う瞬間ってどんな時ですかね。この人のために神でも良いけど、自分のために死なれたくないって言うのは…愛ですよね〜
疲れた大人はみんな読んで欲しい…そして神との出会いを求めたい…リタは良いなぁ笑
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