黒竜の寵愛~異世界で王太子サマと新婚生活~【SS付】【イラスト付】
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黒竜の寵愛~異世界で王太子サマと新婚生活~【SS付】【イラスト付】

橘かおる/稲荷家房之介

竜の活躍する異世界でラブラブ新婚生活

ネタバレ
2025年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『黒竜の花嫁〜異世界で王太子サマに寵愛されています〜』の続編。竜と竜騎士の活躍する異世界に飛ばされて1年が経過した21歳の藤島昴と龍蘭国の王太子で黒竜でもある鸞とのお話•新婚編になります。昴は鸞の番として、また神殿長として忙しく充実した日々を過ごしています。そこに隣りの迦楼羅国で使役され虐げられた竜が、鸞の兄•漣のいる辺境の地で保護されたとの報せが入ります。自身も黒竜である鸞はもちろん、心優しい竜たちを愛し愛される昴も直ちに駆けつけます。その後、鸞は竜を保護する条約の締結に向けて周辺諸国を東奔西走することになるのでした。その合間を縫って二人が赴いた新婚旅行先•初代の黒竜伝説の地で二人は竜の形の痣のある少女を保護します。本来黒竜の番には必ず身体のどこかに竜の形の痣があるのですが、異世界からやって来た昴にはその痣がありません。鸞の番を探していた時にはどうしても見つからなかった「竜の形の痣のある人間」が現れたことで様々な波紋が立ち始めます。前作の甘く優しい空気はそのままに、竜たちの活躍でファンタジー感が増しています。強くて雄みの溢れる鸞と、真っ直ぐさゆえか結構チョロい昴とのラブラブっぷりに癒されて下さい。
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