戦場の聖女 ~妹の代わりに公爵騎士に嫁ぐことになりましたが、今は幸せです~
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戦場の聖女 ~妹の代わりに公爵騎士に嫁ぐことになりましたが、今は幸せです~

鬱沢色素/朱城怜一/呱々唄七つ

最初は面白く、次第にシラケて遂に脱落

ネタバレ
2025年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作画は私には合いませんでしたが、冒頭の設定は良かったです。戦場で健気に働く軍医のヒロイン。そこにやって来るヒロイン妹(聖女)。数ページで無駄無くこの2名の人となりがわかりました。ヒーローがヒロインに求婚する理由も、他作品にみられる強引さもないし、替え玉設定でもないし、そこそこ納得できました。、、けれども、物語の展開が楽しみだったのはここまででした(遠い目、笑)。これ以降はありきたりの設定ばかり、おまけにヒロインキャラは自己評価低いモードに方向転換します。、、物語への幻滅感ハンパ無かったです。そして、トドメが第4巻、ヒロインが命がけで妹を助けます。、、あゝ、いい子ちゃんぶりっ子の勘違いヒロイン!ここは戦場!あなたの妹は多くの兵士の命を危険にさらしたんですよ!ヒーローの正義の剣で断罪されて当然です。それを、、! 私はヒロインが断罪場面で悪役に情けをかける物語は、ほぼ例外なく駄作認定してます。ヒロインの薄っぺらな優しさ、脳天気な判断力等に興醒めするからです。悪が裁かれない物語世界には爽快感がありません。勿論、脱落決定です。
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