狼と駆ける大地
」のレビュー

狼と駆ける大地

イーライ・イーストン/冬斗亜紀/麻々原絵里依

5作目。次作有る!訳本が待ち遠しい!

2025年3月12日
小説、各巻で主人公が変わる連作シリーズ、現在5作品。

〈1:月への吠え→2:ヒトの世界→3:星に願い→4:すてきな命→5:狼と駆ける→6:まだ??〉
どのお話も読み応えがあって大好きなシリーズです!
舞台は一緒なので、背景のお話はシリーズでつながっています。

今回は人見知りする大型犬と、違う地域の美形。
舞台はアラスカまで広がり、シリーズ5作目だけにだんだんと背景のお話にも奥行きが出てきます。
弱気だけど穏やかで心の広いジウスがいいヤツ。。
閉鎖的な群れで好奇心の強いティモ。
強気な態度が魅力的で、まったくタイプの違う2人の関係がステキでした。
病弱な妹や陽気なサイモンも良かったです。
3作目の学者ジェイソンが再び本作でも活躍。

あぁ~、読み終わってしまった。
続き(次作)は!?
と思わず読み終わって作者さん検索してしまいましたが、ないですね。。
もしや、終わりじゃないよね。。
ぜひとも次作が欲しいです。
その後のマッドクリークの皆が知りたい!

〈追記*次作 How to love thine enemy〉
作者さん名で検索したら、原本は2023年に6冊目の発刊がありましたよっ!
原題名ではHow to〜シリーズのようで、それぞれ電子発刊の作品名と5冊は合っていて、この敵を愛する、というタイトルだけまだ電子にはない。
ということは今訳しててこれから発刊でしょうか??
出版社さん、首を長くして楽しみに待っております!
早い出版をお願いします!!
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