読書の敷居を下げてくれる





2025年3月14日
店頭でタイトルに惹かれて手にしました。古書店、学生の頃はお世話になりました。元の持ち主の思い出、店先で手にする人の想い、店主の歴史。埃の匂いが心地よい場所です。新しいものが次々と生まれ、消費される社会にすっかり馴染んで、私の読書の敷居は随分と高くなってしまいました。最近は電子で次々に漫画を読み漁る毎日ですが、紙に印刷された文字を噛み締めながら読み、胸を高鳴らせた学生時代を思い出しました。軽やかな店主のキャラクターが読書の敷居を低くしてくれます。1話完結で、本を介した様々な人との触れ合いが描かれています。

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pyonkichi さん
(女性/50代) 総レビュー数:10件
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rackki さん
(-/-) 総レビュー数:38件