火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています
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火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています

山田こもも/浅木伊都/SNC

火の神鬼灯様の格好よさ、たまりません

ネタバレ
2025年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ またもや楽しい作品に出会えました。いつもはBLを読んでいますが、たまにこのような溺愛ものが読みたくなります。火の神鬼灯様は呪いを受けて醜い姿に。ところが売られてきた小夜には美しい姿のままに見えます。鬼灯は荒ぶる神なのに、実は優しく小夜を気遣い、小夜もまたそんな鬼灯にひかれていきます。片眼をくりぬかれ、火蔵に封印されていて力は半減しているというものの、器用で作れないものはない火の神様。お屋敷も丁寧に描かれていますし、出てくる古いものも興味深いです。何と言っても鬼灯様の格好よいこと、たまりません。小夜の目から見たままの姿で描かれているので、醜い姿はほとんど出てきません。4巻まで一気に購入。3回も読み直し、あちこちで満足のため息ばかり。次の巻は7月とのこと。待ちきれないです。
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