単なるほのぼの義兄弟ものではない。





2025年3月20日
親の再婚で家族になった子供たちの話はよくある感じで、読み始めはだんだん2人が本当の家族になっていくほのぼのした話なのかと思いきや、そうではなかった。最初はひねくれてて子供らしくない「弟」が、美術の才能があるが子供っぽい大学生の「兄」の面倒をみていくことで、自分の存在意義や人に喜んでもらえる喜びを見つけていくという感じですが、兄弟それぞれのキャラクターが掘り下げられ、関係性もかわっていきましす。3巻で終わりは残念な気もしますが、最後に本当のタイトル回収があるのもよかった。

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りょう(諒) さん
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