期待してたのとはだいぶ…

サンプル読んで、「人魚姫の呪い」って面白い！と思い、攻めの前で「喋れない、歩けない」なんてどうやって恋を進めていくの？！と興味津々で、即購入。
しかし絵は綺麗でしたが、なんかもう1話目で「ええ？!なんで？！」となったら、何かもうその思いが止まらなくて、読み進めるのが正直辛くなるぐらいでしたが、自身の気持ちの大どんでん返しを期待しながら、何とか読了。
そして結局、気持ちは最後まで萎えたままでした…｡
ごめんなさい。
一目惚れ…？うーん…なるほど。そもそも、このお話は受けも攻めも無い、ぴゅあ～なお話でしたが、あえて、受け・攻めとBLに則って、主人公達を位置づけるならば、人魚姫の生まれ変わりを受け、王子様（の生まれ変わりではないけれど）を攻め、とします｡
なぜ2人ともイキナリ「男」を好きになれた？元からそっちのタイプ？前世の記憶？攻めも即、告ってくれるけれど、なんか言葉とシチュが軽いし、同じ男を好きになれる要素どこにあったんだろ？
2人がどうやって思いを寄せて行くか、より、人魚姫の呪いをどうやって解くのか？という方向にこの話のテーマがあるから、簡単に2人は両思いになれたのかな？と思ったら、やはりお互い好きになって行く過程が大事な私には、なんか感情移入出来ませんでした…｡
受けの人魚姫が一目惚れでも良いけれど、攻めの方はもう少し、喋れない受けを好きになるエピソードが欲しかったなぁ…｡もうちょっと、2人の距離をじわじわと詰めて欲しかったです。呪いを唯一知っていて傍に居る女装男子（友達）の存在も謎でした。
最後は幽霊船とか、浦島太郎とか、「あれ？これファンタジーギャグマンガだったのかな」と思ってしまい、そこもなんか引いてしまったポイントでした。
ストーリー的には星1つですが、絵はグロい所もあるけれど綺麗だったので、プラス星1つ、としました。