悪役令嬢に、助けてくれるヒーローなんていません
」のレビュー

悪役令嬢に、助けてくれるヒーローなんていません

2DCGPlaNetStudio/クリーク・アンド・リバー社/サク/笠井

転生悪役令嬢モノ通の読者は是非読んで!

2025年3月20日
すみません小説は読了しております、私はこのヒロインが大好きです!
最初はなかなかヒロインが浮かばれない展開でモヤるかと思いますが、このペースだとこの単話版?は10巻あたりから、単行本版なら2巻の後半以降からどんどん面白くなってくると思います!
最初の1話にあるとおり、ヒロインは転生したことに気づいた時はもう悪役令嬢ポジなのですが、転生前の一般人感覚がプラスされて性格に雑草魂的なものが加わります。
貴族ならではのしがらみや結婚についての方向性など、自分の身に降りかかる苦境をどうにかしようと奮闘するヒロインの魅力がどんどん増していきます。中途半端なチートとかありません。本人の努力とセンスで貴族社会を渡ろうとする姿勢が良いです!
また、この先それが進むにつれて周囲のざまぁも始まると思われ、そこにも期待してほしいです!
悪役令嬢モノや転生モノの作品は沢山ありますが、この作品はどちらの属性に関しても現実的な路線でヒロインが頑張っていて、その苦労人的な感じに「なんか友達になりたい」と思わせる魅力があります。
ホントは単行本版が出るまで購入を待つつもりでしたが、お気に入りの原作なのにコミックのレビューが少ないのが気になって結局7巻(現時点の最新刊)まで一気に購入してしまいました。ここまでイメージ通りで満足です!
とりあえずヒロインの苦境を堪能できたので、次巻以降の展開を楽しみにしています!(2025/3/20時点)
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!