ダンジョン飯
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ダンジョン飯

九井諒子

何度も読み返したい

ネタバレ
2025年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ☆5つでは足りない。最初は『ファンタジーだからってまた荒唐無稽な話か』と、とんでもない間違った思い込みをしたまま敬遠してました。アニメ化された時大好きなバンド・バンプが主題歌を担当していたので先行上映時に映画館まで観に行き↑がとんでもない間違いだと(やっと)気づき紙書籍で揃え始めたらあっという間に虜になりました。(ありがとうバンプ・オブ・チキンありがとうふじくん(T_T)) そして久井先生は各世界の神話や民俗学・伝承に大変詳しい方なんだな…と感嘆してます。魔物の解釈が好き過ぎて言葉にならないです。そしてストーリーは限りなくとんでもなくマクロ、でも焦点はどこまでも『食!生!』というミクロ。ここのバランスをファンタジーで描く力量と軸の強さ。凄いです。思い切り笑わせておいて後半の「こいつが悪魔か!!」というシーンは鳥肌ものでした。ファンタジーに抵抗無く興味があるなら予備知識無しでも面白いと思いますが、ギリシャ神話、ケルト神話と妖精譚、トールキン作品ルイス作品近辺、あと日本の鬼・妖怪の話を知っていると、より楽しめるのではと感じました。✨️ミスルンが好き✨️
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