拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます
」のレビュー

拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます

紬いろと/久川航璃/あいるむ

読者の気を引くための設定にまんまと!

ネタバレ
2025年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結婚して八年もの間一度も顔を合わせる事なく婚家での生活を続けてきた主人公が、戦争終結の為帰還する夫と初めて会い、離婚してほしい思いとは裏腹な、唐突な賭けを持ち掛けられるという読者に興味を持たせる為の奇抜な展開に、確かにまんまと気になる作品になってしまいました。
単話で少し読んでいた時にはとても魅力的に感じていた物語でしたが、現在単行本3巻。
領地でのアレやコレやは二人がお互いを見知るために必要な時間なのでしょうが、なぜか間延びした印象を受けました。(1巻でレビューを書いていたら星は5だったと思います)
最初のエピソードの大きな柱としては軍のクーデターという事件がクライマックスと思われますが、これから明かされるであろう首謀者との関わりも、回りくどくわかり難い気がします。
原作ラノベも今回の件が落ち着くと次のエピソードへと移るようですが、沢山の「章」が用意されていて・・・長い!
とりあえず、今の事件が解決するまでは読み進めてみます。
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