稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ【分冊版】
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稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ【分冊版】

嵐華子(カドカワBOOKS/KADOKAWA刊)/昴カズサ/八美☆わん

うーん…

ネタバレ
2025年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料分を読みましたが、主人公の行動が一貫していなさすぎて、また性格がものすごく悪いと感じて読み進める気が起きませんでした。
魔法のある世界で非業の人生を遂げた後、魔法のない世界で平穏に暮らせたなら、魔法がない方が幸せに暮らせると思うのかもしれませんが、前々生を【無才無能】として過ごすことで悲しい人生だったのなら、今世では【無才無能】を避けて「そこそこ魔法も勉強も出来る」くらいに留めておいた方が無難に生きていけると思わないのでしょうか?特に貴族で王族との婚姻が決まっているのなら余計に。余計な波風を立てようとしているようにしか見えません。
また主人公は「誰も自分の本当の力を知らない」と周りを見下しまくっているように感じますが、そもそもその力を発揮していないのは自分なのだから当然では?見下されるような態度をとっておいて、内心で周り全てを小馬鹿にしているのはとても合計100年以上生きた人間とは思えませんでした。
主人公の周りの人もすぐ頭に血が上り短絡的に決めつける人間ばかりなのかもしれませんが、にしても誰も彼も性格が悪く読む気が失せます。読み進めればまた変わるのでしょうか。
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