大正処女御伽話
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大正処女御伽話

桐丘さな

胸糞場面はほんの少しなので安心して読める

ネタバレ
2025年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 珠彦父の冷酷は毒親と貧乏が故。珠彦父が子供の頃、金持ちになり弟達に食べさせるためにも学が必要と猛勉強してる時に「今のままの優しい珠ちゃんでいい」と初恋の雪ちゃんは言うも大店の旦那と結婚したことで、「優しさなど一銭の価値もない。人の心を動かすのは結局 金じゃないか」と改めて思うとこと、雪ちゃんが嫁ぎ先に行く人力車の中から「御達者で」と言ったのは泣きました。他にも人の心を持ってるんだなぁと思わせる場面もあり心底の悪人ではない。珠代は血も涙もなく性根が腐り切ってる。珠代が制裁を受けないのが残念!珠彦父と珠代の嫌がらせに負けず珠彦と夕月がお互いを尊重し合い強い絆により幸せな結婚生活を送るのは本当に良かった!
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