厭世家の主人公の、夢も希望もない人生に、春の嵐のように飛び込んできた「嫁」。
この嫁であるゆづちゃんが、も~良い子なのです!明るく優しく、気遣いができて家事も完璧。
借金を背負った家族を助けるため、自分の身を売って「金で買われた妻になる」というハードなスタートながら、ゆづちゃんの前向きさで、暗くならずにほっこり生活が始まります。
この作品の良いところは、ゆづちゃんがパーフェクト聖人かというと、そうではないところ。
嫉妬もするし、暗い感情をきちんと持っている。でも、それを反省して謝ることができる素直さが、ドロドロを引きずらないのです。
他のキャラクターも、個性があってそれぞれ一生懸命で、好感度高いです。根っからの悪人が一人もいないので、読後感爽やか!
5巻というちょうどよい長さで、キレイに収束していくので、手に取りやすいのも◎
最初はぎこちない同居生活が、色々なことを一緒に乗り越えていく中で、かけがえのない夫婦へと関係性が深まっていく様子が自然&キュンキュンします。面白かった~!