クララ白書
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クララ白書

氷室冴子

スマホの無い異世界みたいな昭和女子寮

ネタバレ
2025年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 氷室さんのお話、北海道出身なのかな~とご当地話の多さに今頃になってやっと気づきました。
北海道の、シスターがいる寄宿舎。
ガッチガチに規則が厳しくて、淑女教育の鬼みたいな場所で、少女たちは元気、活発、自由奔放。
寮に入った新参者に課せられるのは鬼のシスターをあざむいてドーナツ45個作って来いと。
発想が!なんか、今のラノベにはこういうかわいくておもしろい発想まず湧いてこないような気はします。
というか、氷室さんならでは、というか。
やっぱこういう型破りな、世界の破滅と戦ったりしないけど、パワフルな女の子3人でドタバタしてるお話が最高に面白いですね。
2もあったの知らなかった。
そして彼女たちの心の声になんともやっぱり引き込まれる。ほんとにすごい作家さんです。
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