このレビューはネタバレを含みます▼
独特の世界観があり、試し読みで一気に引き込まれました。メリバ系は苦手なのですがどうしても二人の結末を見届けたて購入を決意。結果、読んでよかったです。1巻は陰鬱な雰囲気満載ですが、2巻は明るい光が差し込んでよかったねぇと思えるシーンが何度もありました。
蝉の声や夕立、青空などストーリー展開に合わせた天候の使い方や景色の綺麗さ、アングルが映画のようでこの作者さんの作品をもっと読んでいきたいです。
特に最終ページの幸太郎の笑顔が本当に素敵です。
あとがきもこの作品に対する作者さんの気持ちが伝わってきてグッときました。