このレビューはネタバレを含みます▼
あるとき突然妊娠してしまった42歳独身サラリーマン・洋輔。
オメガバースでもなく、男性妊娠させる薬とかでもなく、普通の世界線。そこでナカ出しされて大腸憩室内に受精卵が着床って・・いや、その卵子どっから来た!?父親がわからず悩んだり、新たな命にほのかな愛情感じたり・・面白いといえば面白いけど、男性の妊娠により社会を風刺するというほどの深い内容はなし。子供の父親に関する真実についても、二人ともちょっとした好意はありそうだけどそこに愛があったのか疑問。折原もかなり癖のあるキャラクターで実は洋輔のこと好きなんじゃないかと思ってたけど微妙な関わりで終わっちゃったし・・。なんだか、ギャグとしてもラブコメとしても風刺としても中途半端な印象でした。結局何が言いたかったのかな。単行本は描き下ろしが24Pついてるから納得のいく展開があるのでしょうか。
星3.8