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レビュー

今月(11月1日~11月30日)

レビュー数27

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シーモア島
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投稿レビュー
  • SEX PISTOLS

    寿たらこ

    なかなか難解
    ネタバレ
    2025年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 以前7巻までは読んでいたのだけど、登場人物が多くて人間関係(主に血縁関係)が複雑だし、斑類の性質や能力もわかりづらくて読むのが面倒くさくなって続きを読んでいませんでした。
    今回、全巻無料で11巻まで読ませていただきました。やっぱりよくわからない部分も色々あった。というか明きらかにされていない謎の部分もまだまだあるなという印象。これから伏線が繋がってくるのかな。
    作品の世界観全部をきちんと理解できてないとは思うけど、個々のカップルやエピソードは素敵です。私の一番は熊樫先輩とヨシュアCPだけど熊樫先輩がどんどんオネエになってるのは気になる。英国の両親CPも色っぽくて良い。
    今後、この壮大な物語をどのように収束させるのか、ラストまでの展開が気になります。
    星4.4
  • センプラ 相方が親友で時どき恋人【コミックス版/シーモア限定おまけ付き】

    河飯じろう

    河飯ワールド全開
    ネタバレ
    2025年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お笑い芸人コンビのお話。
    芸人コンビBLといったら、元々好きだった相手と一緒にいるためにコンビを組む とか公私共にずっと一緒にいるうちに特別な感情を持っちゃう とかが王道だけど、このコンビの場合は・・そういうきっかけかい!!って思わずツッコミ。二人の初対面の話も、「初対面だと思い込んでた時よりもっと前に実は出会っていた」っていったら普通は運命の再会的な胸キュンシーンを想像するじゃん。なのに・・めちゃめちゃ最悪な初対面!!
    いやもう、安易な胸キュンとか切ない期待を許さない予想を裏切る展開の連続です。さすが河飯ワールド全開。
    武井の感情の方がデカイとは思うけど、恋愛としての心情変化はゆうたろうの方が自然な流れで武井はクセが強すぎてすれ違い。でも最終的にはきちんと着地したな。
    河飯先生の独特のクセ、ハマる人にはハマります。
    星4.6
  • ラストサマースパークル

    内海ロング

    ちょっと惜しい
    ネタバレ
    2025年11月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 親友から恋人になった二人の迷いや葛藤や成長の物語。
    告白されたからってアッサリ付き合う恭平が謎ではあったけど、キュンキュンして舞い上がってる二人が幸せそうで可愛い。
    でも英二はゲイであることに葛藤や罪悪感もあるだろうし、恭平が逃げや勢いで色々決めて後で後悔して二人の関係が終わってしまうことになるんじゃないかって不安になる気持ちもわかる。
    恭平がちゃんと自分と向き合って答えを出したからこそのハピエンだったとは思う。思うけども・・・二年間会わずにほとんど連絡もとってなかったってこと?恭平としてはケジメだったのかもしれないけど、連絡取り合って「かっけー大人」になれるように励まし合っても良かったんじゃないかな〜。そこはちょっとモヤモヤ。
    先生と警察官CPはスピンオフ作品とかに出てきているのかと思って探しましたが他に関連作品はなさそう(ないよね?私が気づいていないだけ??)。むしろこちらのカップルの方が気になる。スピンオフで読んでみたいです。
    星4.5
  • 髪と罅

    7区

    構成が秀逸
    ネタバレ
    2025年11月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染の国良と大志。同級生に片思いをしている大志を”脅す”という形で背中を押して応援するという奇妙な関係。
    松田に片想いをする大志に片想いをする国良・・という構図のようだけど大志の心情がなんとなくぼんやりとした感じです。
    ところどころに挟まれるそれぞれの回想によって二人の関係性、本当の気持ちが明らかになっていく構成が秀逸。
    一番最初から答えはそこにあったのに、お互いに頑張る方向性を間違えてしまったためにおかしな方向にすれ違ってしまったのかな。
    二人が殻を壊してちゃんと繋がれて良かった。本当に素敵なハピエンでした。
  • 酒蔵かもし婚

    菅原じょにえる/増田晶文

    酒造りラブコメ(笑)
    ネタバレ
    2025年11月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ブラック企業を辞めて専業主夫志望の元気が婚活パーティーで出会った酒蔵の娘・涼の婚約者(仮)となって見習い蔵人として奮闘するラブコメです。
    涼の実家は跡取り問題で対立しているけど本当に深刻な話なのかミスリードや誤解によるすれ違いなのか、どちらに転ぶかまだわからない感じで続きが気になります。
    元気は頼りないけど何気にコミュ強で結構みんなの心を掴んでるし、今後、涼の母親がそうだったように蔵に「和」をもたらしてくれる存在になるんじゃないかな〜。
    日本酒に関するコラムもあって知識が得られるのも面白い。
    2巻現在まだまだ序盤な感じだけど、今後も追いかけていきたい作品です。
  • ふきげんなディア 【電子限定おまけマンガ付】

    秋雨るい

    語彙力なくなる
    ネタバレ
    2025年11月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ作品は「ふきげんなディア」→「おくびょうなディア」→「桜庭先生の稀有な悩み」の順です。
    イケメン人気イラストレーターの桜庭と新人担当編集の奏汰のお話。
    桜庭はクールでかっこいいけど、元々絵本作家だっただけあって実は可愛い物好き。顔出ししたことで出版社の都合でイメージ作られて不本意なことになって拗らせちゃったんだよね。そりゃ不機嫌にもなるか。
    奏汰は作品への熱量がすごくて褒め上手で担当作家さん達に気に入られるのもわかる。そして酔うとフニャフニャで可愛くて・・恋人としては自分のいないところでお酒飲むのは心配になるよね。
    もちろんストーリーもいいんだけど、奏汰がひたすらかわいいし桜庭先生がひたすらカッコいい。語彙力なくなってアホなレビューしか書けない・・・。
  • おくびょうなディア 【電子限定おまけマンガ4P付】

    秋雨るい

    まさに未亡人感
    ネタバレ
    2025年11月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 老舗和菓子店の美人若旦那・忍とクマのような人気官能小説家・百武のお話。
    忍がどこか儚げで影があって”未亡人感”という表現が言い得て妙。控えめかと思えば手慣れたようなエロい雰囲気だったりして、天然なのか計算なのか・・・なんだかミステリアスです。
    結局、美人でエロくて有能で百武のこと大好きってまさに理想の相手。百武が骨抜きになるのも仕方ない。百武に都合が良すぎな気がしないでもないけど、繊細な忍とガサツだけどおおらかな百武で相性バッチリだったんだろうな。
  • 運命なので夫×夫はじめました 完全版~Loveless SEX Tiger~

    霧嶋珠生

    Loveless SEX シリーズ3作目
    ネタバレ
    2025年11月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1作目、2作目から少し時間が経過して獣人類達への偏見も少なくなってきている様子。”Dog"や”Bear"に比べると全然切なさはなくて、大事にされてるロメオがとっても俺様。でも飼い主が飼育登録をして管理されてる状況は相変わらずで一人で外出も出来ない獣人の立場はやっぱりヒトではなくて動物なのだよね。
    ロメオは子供っぽくてわがままだけど、今まで「ペット」として甘やかされて「飼育」されていたのだから急に自分のことは自分で出来るようにとか何かを自分で決めるなんて無理だよね。もっと長い目で成長を見守らなきゃ。
    今後、“獣化”の研究が進んで獣人達が自由に生きていける未来が来るのかな。来て欲しいな。

    単行本を購入しようと思っていたけどなかなか出ないので諦めて完全版を購入。ここに来て番外編が出たということは番外編まで含めて単行本化されるのかしら。光文社さんはホントに買うタイミングが難しいな〜。

    星4.5
  • 俺が好きなら媚びてみろ

    里つばめ

    もっと続きが読みたいよ〜
    ネタバレ
    2025年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「俺が好きなら跪け」の続編。
    加藤が想像以上に松田のこと大好きなのがとても良い!そして松田はかなり加藤に堕ちてるのになかなか往生際が悪い。
    それにしてもチラチラ出てくる「俺が好きなど嗤わせる」の梶と神谷がシゴデキすぎて色気あり過ぎて加藤も松田もまだまだ未熟だ〜。しかし、その分伸び代があるとも言える。
    加藤×松田CPも梶×神谷CPも数ページの短編や番外編だけじゃなくてガッツリした続編が読みたいよ〜。
  • 俺が好きなら跪け

    里つばめ

    レビュー書いてなかった!
    ネタバレ
    2025年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ このシリーズ大好きなのにまだレビュー書いてなかった〜。
    大手銀行に勤めるエリート銀行マン達のお話。
    仕事はできるけど調子に乗っててチャラい松田とライバルで飄々としたお坊ちゃんの加藤。松田がほんとチョロい。が、そのチョロさが可愛い。そして加藤の掴みどころのなさが面白い。
    里先生の作品の中でもこのシリーズは特に詳細な設定がきちんとしててストーリーがしっかりしてて大好き。細かな部分に手を抜かないところが作品の深みになってると思います。
  • もう少しだけ、そばにいて

    白野ほなみ

    毎回泣いてしまう
    ネタバレ
    2025年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ すごく大好きな作品なのですが、なかなか言葉にできずレビュー出来ていませんでした。でもとても良い作品なので多くの人に読んで欲しい!
    事故で下半身不随になった晴人と大学時代からの恋人で同棲している晃。
    今まで出来ていたことが急に出来なくなり今まで持っていたものを突然失う・・想像を絶する苦しみだと思います。それ以上に大切な人の夢を諦めさせて人生を変えて自分に縛り付けてしまう罪悪感、そしてその人が選んだ人生をいつか後悔して自分を恨むことになるんじゃないかという恐怖。晴人の苦悩が痛いほど良くわかる。そして晃も、自分で選んだ人生だけど晴人が原因で諦めたものがあるという心のシコリと責任感とこの先二人の関係が変わってしまうのではないかという不安。
    同性カップルに限らず、体の問題に限らず、人生に困難が突然降りかかることは誰にでもあり得る。その時どんな選択をするのか、選んだ人生をどう生きるのか、色々考えさせられる深い作品です。
    この二人には先輩という理解者がいてくれて良かった。綺麗事だけじゃない、弱さも見せ合えて一方的じゃなく互いに支え合える関係に少しずつなっていけたのじゃないかな。たくさんの苦悩があったと思うけど、最期まで寄り添いあった穏やな人生だったんじゃないかな。エピローグは・・・長い時間をかけて二人がたどり着いた尊厳ある人生なのだろうか。
    読むと毎回泣いてしまうけど、時々読み返したくなる素敵な作品です。
  • ハツモノパパ(仮)

    中川カネ子

    子育てBL
    ネタバレ
    2025年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 亡き妹の残した子を一人で育てている元モデルの萌人と保育園の先生・夏芽のお話。
    慣れない子育てに苦労しているところに手助けしてくれる人が現れていつしか恋になっていく・・・子育てBLの王道です。
    らら君かわいいし、中川カネ子先生作品にしてはエロ少なめのほのぼの系。コミカルでテンポいいけど、子供が出てくる作品ってやっぱり温かくて優しい雰囲気です。
    らら君の実の父親の絡みがちょっと中途半端な感じだったのと、まだ続きそうなところでフワッと終了した印象だったのはちょっと残念でした。
  • おでかけ子ザメ

    ペンギンボックス

    ほのぼの
    ネタバレ
    2025年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ SNSでたまに見ていた作品です。
    陸に上がった子ザメちゃんの何気ない日常が描かれています。何もかもが目新しくて新鮮な子ザメちゃんの好奇心旺盛な様子が可愛いし、出会う人もみんな優しい。セリフが少なくて絵本のような雰囲気です。
    ストーリー性はあまりないのでどこからでも読めます。癒されたいときに開いてみると良いかも。
    ただ・・オールカラーだからかもしれませんが140ページで千円越えは高いな〜。
  • 水の春

    黒沢要

    じんわり沁みる
    ネタバレ
    2025年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに読み返してみたけど、2010年の作品なのに全然古さを感じなくてとても雰囲気の良い作品です。
    表題作は優等生を演じて目立たないようにしている澄とゲイだと噂の目立つクラスメイト・四ノ宮のお話。DK達の恋が少し不思議で不器用で甘酸っぱい。
    一方、澄の父親の恋は大人ゆえの迷いや不安があって、とても控えめだけれど穏やかで優しい関係だと思います。
    2組のカップルそれぞれに個性があってどちらの話も良い。澄と四ノ宮が大学進学してルームシェアをしている様子や、二人暮らしになった澄の父とそのパートナーのエピソードまで描かれていて、最後まで優しい雰囲気でじんわり沁みます。
  • 今日も憑いてます【単行本版】

    魚井ずみ

    なるほど、取り憑かれたわけか・・・
    ネタバレ
    2025年11月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 強い未練が原因で生霊を飛ばしてしまう浮遊病のお話。
    生霊が全然怖くなくてテンション高くてちょっとウザい(笑)なぜ涼太が泰晴に取り憑いたのかは謎だけど、出会ったのが泰晴だったからこそ涼太の未練も断ち切れたのだし、泰晴のコンプレックスも解消できたのだし、まぁ運命ってことで(便利な言葉(笑)
    涼太のことが見える友人・斎木の存在で展開がより軽快でスムーズになっているし、泰晴の兄も予想以上に良い人だった。
    先の展開が読めるのに読後感が良くて素敵でした。
    取り憑かれたのは霊じゃなくて恋だったということか。ウマイ!
  • 夏とセックスとぼくらの未来

    糸井のぞ

    とても良かった
    ネタバレ
    2025年11月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 未来が視えちゃう系DKの尚と未来のビジョンに出てきたちょっとロマンチストな黒木先輩のお話。
    30ページと短いのにしっかりまとまっていてラストのオチも良くて満足感が高い。
    糸井のぞ先生は味があって好きな作品が多いな〜。
    何度も読み返したくなります。
  • やらしい指先の虜

    あさひ

    絵が綺麗
    ネタバレ
    2025年11月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 普通のマッサージ店に行ったのにエロいマッサージをされちゃってトロトロにされていつの間にか好きになる・・というエロい漫画にありがちなとんでも設定ですが、あくまでフィクションなので犯罪じゃないか問題等は一旦置いておきます。
    しかし、采女の部下の伊豆は「大事な」上司っていうなら自分の立ち会いの元で友人の朝比奈にきちんと紹介すべきだったんじゃないかな。ノンケの上司を騙し討ちみたいにゲイの友人に引き合わせて結果的に性的な行為をされているわけだから、陥れたと思われても仕方ないくらいだよね。采女が後から事情を知ったら人間不信になりそう。最終的に両思いになれば良いってもんでもないでしょ。
    ストーリーはあまり考えずにエロを読みたい時用の作品かな。
  • 辻英司は恋をしない【単行本版/コミックシーモア限定特典まんが付き】

    rasu

    こちらの方が好き!
    ネタバレ
    2025年11月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「三森さんのやらしいおくち」のスピンオフ。タイトル通り三森の友人・辻のお話です。
    スピン元はあまりハマらなかったけど、こちらは大好き。
    三森にずっと片想いしていた辻。スカして恋愛上級者みたいな雰囲気出してたけど、本当は恋愛下手だよね。
    朝野みたいに一途でガッツのある子の方が絶対合ってる。スピン元では嫌なヤツだと思った辻だけど、朝野のこと好きになって甘々溺愛で幸せそうで良かった。このまま一生 智に振り回されてろ〜。
  • 花の都に咲く恋は【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    95

    絵がすごく綺麗
    ネタバレ
    2025年11月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 江戸中期の京の都が舞台。女装義賊の嵐とお人好しな同心の隼之助のお話。
    絵が細かいところまで綺麗だし顔の表情もすごくいい。
    二人とも心根が優しいのでほのぼのした雰囲気です。途中、多少の事件はありますが先が読める安心展開。
    時代物の割に同性同士という苦悩もあまりなく、掏摸常習犯と同心という立場の違いも大して障害にならず、サラッと進みます。
    少し物足りなさもありましたが、苦しい状況にならないので穏やかな気持ちで読めました。
    絵がホントに綺麗で好きすぎる〜。
  • コメディアンブルー【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    時羽兼成

    もっと早くちゃんと読めば良かった〜
    ネタバレ
    2025年11月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 積読本の山から。
    お笑い芸人もの、漫才コンビものは今までにいくつか読みました。片方が相方に片想いしてるって設定は王道だと思う。でも・・初っ端から相手の好意を利用して付き合ってる”ふり”をしてコンビに縛り付けてるっていうのが胸糞展開すぎて途中で読むのをやめてました。
    でも ちゃんと読んでみたら、六花は福砂が自分に恋愛感情を持っていないことをわかりつつ大学を中退してまで福砂の隣に立つことを自分で選んだのだし、福砂も途中からは六花にただの相方以上の感情を持っていたはずなのに罪悪感や責任感でいっぱいになって自分の本当の気持ちに目を向けられていなかったのかも。偽りから始まった関係だったから変に拗れてしまったけど、お互いを大切に思う気持ちは本物だよね。
    最後はちゃんとプライベートもラブラブだしお仕事も上手く回り出して良かった。終わりよければすべてよし!
    星4.6
  • 乙女思考の鶉井くん

    山本小鉄子

    かわいい幼馴染CP
    ネタバレ
    2025年11月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。
    近所に住む幼馴染同士といえば「明日はどっちだ!」を思い出します。体格差といい、江永のキャラクターといい、「明日は〜」の顕にちょっと似てるなと思いましたが、うずらは大人しくて乙女で星とは全然違う。テンションもそれほど高くなくこちらはほのぼのした雰囲気です。
    ストーリーは意外とサラッと進んで2巻終了時点では大学合格して進学後の同居が決まってます。初Hもしちゃったし一緒に住んだらエチエチになりそうだな〜。
    今後も初々しくてほのぼのした二人でいて欲しいな。
    星4.6
  • おねがい、礼くん【電子限定描き下ろし付き】

    おんせん

    惜しい!
    ネタバレ
    2025年11月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の頃いっときだけ遊んでいた子が昔あげた「なんでもする券」を持って現れるというお話。
    礼の事がずっと好きだった榊は執着つよ強なんだろうけど、イマイチ可愛らしさが足りない気がする。子供の頃の笑顔は可愛かったのに、今まで寂しい思いをしてきて捻くれちゃったからなのか腹黒い感じが拭えない。
    榊のことほっとけなかったんだろうけど、面倒見の良い長男気質の礼が結局絆されたって気がするな〜。心理描写がちょっと物足りなかったかな。
    「なんでもする券」と言えば「みーくんと5回のおねがい」を思い出してしまってどうしても比較してしまう。
    おんせん先生のほのぼのした絵柄は可愛いです。
  • カスタマーベリック!

    瀬戸うみこ

    ギャグ要素強め
    ネタバレ
    2025年11月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「カスタマスカレード!」のスピンオフ。江藤さんの部下の渋谷のお話です。
    子供の頃の体験からトラウマ持ちで女性恐怖症の渋谷。トラウマな過去を軽く扱われるのもモヤモヤするしあまり重くなりすぎても作者さんの作風に合わなさそうだし、スピンオフなら他のキャラの方が読みたかったな〜って思って購入していませんでしたが、今回セールで購入。
    トラウマ持ちの渋谷が出会ったのはノリの軽いED男・目黒。二人とも心に傷を持ってるのにノリは軽くてあっという間にお付き合い(仮)に発展。でも、二人とも拗らせてて言動がおかしいうえに相手に対する反応もズレてる。面白いと言えば面白いけど共感しづらくて読むのが疲れる・・。ギャグ要素が強すぎてちょっとノリが合わなかったかな。
    “人を好きになれない男VS人に好かれたくない男”って言ってるけどかなり早い段階でお互い好きになってない!?自分の気持ちに気付かない、あるいは認めたくないってことなのかな。
    ちょっと理解が難しいけど、最後はラブラブなハピエンで良かったです。「マスカレード」の二人の続編か他のメンバーのスピンオフが読んでみたいです。
    星4.4
  • カスタマスカレード(蜜愛篇!)

    瀬戸うみこ

    前向きで良い結末
    ネタバレ
    2025年11月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ3作目。2作目で出てきた江藤さんの愛読BL漫画のように親との確執発生です。
    二人の仲を引き裂こうとする輩もいるけど、ちゃんと助けになってくれる味方もいるし二人の絆も強くなってて問題解決!
    綾瀬さんも心強いしいつも無神経な吉澤さんは安心する。
    ちょっとフワフワしたお坊ちゃんだった岸本が一連の事件を経て仕事のことや将来のことをきちんと考えるようになったのは成長だな。これが岸本パパの目的か〜。
    最終的にはみんなそれほど悪い人じゃなかったというラストもほのぼのして良かったです。
    安定のバカップルぶりも良き。
    シリーズ作品全部面白かったです。
  • カスタマスカレード(恋愛中!)

    瀬戸うみこ

    江藤さん成長中!
    ネタバレ
    2025年11月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お付き合いしていく中で成長しようと努力する江藤さんがかわいいし、褒めて伸ばす岸本が良い。いきなり友達100人はハードル高すぎだけどね。
    江藤さんはチームリーダーとしても成長してチームメンバーとも打ち解けてきたし友達もできたし、岸本に対しても積極的になることもできるようになってきた。頑張ってる様子が微笑ましい。確かに岸本みたいに良い子良い子して褒めたくなる!
    当て馬っぽいのも登場したけど、良い人の皮を被った計算高い腹黒岸本があっさり撃退。岸本も素が見せられる良いお友達ができてよかったよかった。
    江藤さんのぺしぺしリサイタルと喜びの舞は中毒性あるわ〜。
  • カスタマスカレード!

    瀬戸うみこ

    灰皿リサイタル 中毒性ある〜
    ネタバレ
    2025年11月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 通販会社のCSの聖母と呼ばれる江藤とストーカー化して転職してきた元顧客の岸本のお話。

    仕事中のONの時とプライベートのOFFの時は誰でも多少のギャップはあると思う。江藤さんは聖母の仮面の下はお布団が恋人の引きこもり陰キャなのにお仕事ちゃんとしててエライ!それだけで満点!江藤さんを褒める岸本がアホっぽいけど、そういう風に褒めたくなるのがわかる。
    江藤さんが自然体の自分でいられる相手に出会えて良かった。ラブラブバカップルなんだけど、コミカルでひたすら微笑ましく見守れます。江藤さんにはほんと幸せになって欲しいわ〜。
  • 誰か夢だと言ってくれ

    みっしぇる

    良かった〜
    ネタバレ
    2025年11月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 以前 途中まで読んでいたのですが、全巻無料で最後まで読ませていただきました。
    絵が可愛すぎて少女漫画みたいだしストーリーもファンタジーすぎかな〜と思っていたのですが、全巻読んでイメージ変わりました。
    真柴 父と夢路のエピソードは本当に切ない。この二人の話が一番好きだったかも。本当はもっと別のアリスが報われて救われる展開を期待していたけど、これで良かったのかな・・。二人のエピソードをもっとじっくり読みたかったです。
    樹×小夜CPも晴人×雨竜CPも可愛かった。最後まで読んで良かったです。
  • 腐揃いの同級生【シーモア限定描き下ろし付き】

    高城リョウ

    スピンオフ
    ネタバレ
    2025年10月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルからわかる通り「腐揃いの教室」のスピンオフ。
    弓道部が舞台です。前作キャラの秋也が実は弓道部だったって判明してビックリ。慌てて前作読み返したけど「教室」の時は弓道部設定なかったよね!?
    今作キャラの真斗と大神のストーリーもツッコミどころが多くて展開が雑な気がします。
    弓道部内でカップル誕生なんて青見の大好物のシチュエーションのはずなのにほとんど絡んでこないのが勿体無い。見えない枠の外でカーテンの陰から弓道場を覗いていると期待したい。前作の青見と秋也が大好きだったからもっと出てきて欲しかったな〜。
    絵は間違いなく綺麗です。
  • 手のひらサイズの君にキス

    柚木ゆー

    ちっちゃくなっちゃった
    ネタバレ
    2025年10月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに再会した幼馴染の唯斗と保のお話。
    再就職先をクビになった唯斗が再会した保の家に居候することになって、その日のうちにお付き合いすることになりそのままH・・・展開早すぎてビックリだよ。さらに翌朝、唯斗が手のひらサイズに小さくなるという怒涛の展開。
    小さくなった恋人をポケットに入れて四六時中一緒にいるってラブラブカップル夢のシチュエーションの一つだと思う。さらに、小さくなると手助けしてもらわないと生活もできないしどこかに行ってしまうこともないし秘密も共有できる、独占欲の強い恋人には理想的。まぁ、保は溺愛だけど執着の強さはかなりありそう。
    恋人が小さくなるという設定自体は好きだけど、気になる点は色々あった。
    保が「大切なものを人に自慢したい」ということでSNSに唯斗の後ろ姿の写真を上げるのはまだいいとしよう。でも、取材に答えてバズったり撮影会イベントに連れて行ったり、それって絶対バレるよね。危機感なさすぎてドン引きです。小さな唯斗を独占できていることに浮かれて秘密を守るとか唯斗を守るって意識が低いように思ってしまう。
    それに、唯斗は優しくていい子なんだろうとは思うけど保や向井といった友人たちを次々狂わせてしまう魅力は描ききれていなかったかな(笑)
    まぁでも、自己肯定感の低かった唯斗が自信を持てたハピエンは良かったと思います。
    星3.8
  • 芝と銀【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】

    鯨田ヒロト

    狸と狐のロミジュリ物語
    ネタバレ
    2025年10月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 単話版も読んだけどやっぱりこの作品大好き。
    タヌキとキツネがいがみ合ってる中で、幼馴染で親友同士のタヌキの芝瞳とキツネの銀弥。一緒にいたい二人のロミジュリ展開にタヌキ山の再開発問題を絡めて物語が展開します。
    狸と狐が敵対するようになったエピソードは誤解や創作がありそうだけど、真相はどうなのだろうか。描き下ろしで関係修復に新たな展開がありそうなことがチラッと匂わされています。山を出た後の芝瞳と銀弥の様子も少し描かれていて、二人の今後もタヌキ山とキツネ山の未来も気になる。番外編でもいいから続きがみたいな〜。
  • 恋と呼ぶには早すぎる

    黒岩チハヤ

    評価低いけど私は結構好き
    ネタバレ
    2025年10月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ かわいい男子生徒を邪な目で見ていることを同僚の野江に知られた養護教諭の箕面。弱みを握られてパニックになっておかしな行動をしてますます追い詰められて・・最終的に野江に食べられちゃうという展開。
    箕面がおバカすぎるし獲物を追い詰めていく野江がヤバイやつすぎる。箕面の行動が突拍子なくてツッコミどころありまくるけどその性格も考慮しての野江の計算だとしたら・・・なんて策士!
    全体的にコミカルでテンポ良くて面白いです。
  • できれば愛をつづりたい

    ろじ

    一応スピンオフかな
    ネタバレ
    2025年10月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「ぼくのパパとパパの話」に出てきた恵人が主人公だから一応スピンオフかな。でも直接は続いていないからそれぞれ単独で読んでもOKだと思います。
    小説家の恵人と喫茶店で出会った寝具メーカー社員の古河。
    ぼくパパの2巻に出てきた拗らせクローゼットゲイの恵人は悪い人じゃないんだけど、自分が子供の頃に傷つけられたから心が閉じて予防線はって人を傷つけてしまうハリネズミみたいな人なのかな。古河も人当たりのいい感じだけどはぐらかしたり誤魔化したり。人と深く関わるのが怖くて表面的な対応をしてしまう。面倒臭い二人のまわりくどい恋愛。
    全体的な雰囲気は「何それ愛かよ」に似た拗らせっぷり。でもラストの温かさはぼくパパに似たふんわり甘い雰囲気。
    ややこしい駆け引きやセリフのやり取りも嫌いじゃないけど、私はぼくパパのような素直で明るくてポジティブな方が読んでて気持ちがいいな〜。
    星4.5
  • 国宝級イケメン俳優の俺がAVに出るなんて

    浅井西

    ツッコミどころは色々あるが・・
    ネタバレ
    2025年10月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 事務所の社長が所属俳優を担保に作った借金の返済のため、国宝級イケメンランキング1位の人気俳優がゲイビに出ることになる、という展開。
    社長が個人的に作った借金か会社の借金かはわからないけど、連帯保証人でもなければ倫に返済義務はないよね。人を担保にするとか昔の人買いじゃあるまいし公序良俗違反だし。それに人気俳優をゲイビに出すなんて商品価値を下げることになりそうだしもっと良い方法がありそうだけど・・。
    と、ツッコミどころは色々あるけど、ストーリー展開自体はスムーズで嫌いじゃない。絵もとっても綺麗。
    天狗になってた倫がスタッフみんなと作品を作る喜びを知って謙虚な気持ちになれて、さらに虚勢を張らず素の自分でいられる相手にも出会えた。円満なハピエンで良かったです。全然罪悪感なくて調子のいい社長は一体なんなの!て感じでしたけど。
    星4.4
  • グレイゾーン

    朝御飯丸

    グレイな結末
    ネタバレ
    2025年10月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バイト仲間の晶と創一のお話。
    創一が親切な優等生の皮を被った拗らせド執着男です。晶は一見体で絆されたみたいに見えるけど、今まで惰性で生きてきたような自分を狂おしいまでに激しく求められたことで存在価値を見出したということなのではないかな。
    決まっていた就職をけって創一と上京して同棲し囲われて暮らす晶と晶をひたすら閉じ込めておきたい創一。今はいいだろうけど、退廃的で刹那的な関係に見える。この先どうなっていくんだろう。知りたいような知りたく無いような・・・。
    創一的にはハッピーエンドかもしれないけど晶的にはどちらかというとバッドエンドかもしれない、まさにグレイな結末です。
    星4.4
  • 猫の片想い

    浅井西

    結局ネコ耳はかわいいのです
    ネタバレ
    2025年10月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 恋をするとネコ耳が生える世界線。
    でも、ネコ耳が生えてもその人が「恋をしている」ことがわかるだけ。相手が誰かはわからないし、まして心の声が聞こえるわけじゃない。作品の中では恋が始まる過程のドキドキやそのネコ耳を生やした原因は誰かヤキモキする甘酸っぱい部分が中心。でも、恋心がなくなったらネコ耳が突然なくなるというのは切なくて悲しい。ある日恋人や夫・妻からネコ耳がなくなっているのをみたら辛いだろうな。つけ耳というのはある意味思いやりなんだろうね。恋じゃなくても愛や友情もある。恋だけが関係を続けていく要素じゃ無いもんね。
    表題作のほか短編が2作品収録されています。
  • ステラリウム

    青井秋

    不思議だけど美しい作品
    ネタバレ
    2025年10月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作およびそれの関連作品と他に短編一作品収録されています。どちらもおとぎ話のような独特の世界観。
    表題作は夜光虫や貝などの光る素材から夜空の星を作る工場が舞台の作品。星を作るというのも不思議だけど星を作る過程で失敗して人の形をした星の子が出来てしまう。人が亡くなって“星になる”というけれど、星が”人になる”。それは星になった人の思いを伝えるためだったのかな。
    大切な人を亡くした研究者のカナタと星の子アル、カナタの幼馴染キケと後輩・レオシュ。どれも少し切なくてでも最後は温かい。優しい作品です。
    星4.4
  • 君と宇宙を歩くために

    泥ノ田犬彦

    読んで良かった。
    ネタバレ
    2025年10月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ オススメにあがるのでずっと気にはなっていたのですが、絵があまり好みじゃなかったのと発達障害を扱っているらしいということで気が滅入りそうで敬遠していました。今回、電子コミック大賞にエントリーされていたので読んでみました。

    発達に特性があったりグレーゾーンなのでしょうか。はっきりとは言っていませんが、生きづらさを感じている子達。苦手なことへの対応の仕方を知っている宇野と出会ったことで小林も変化していきます。逃げずに苦手と向き合って成長して世界が広がっていく二人に目頭が熱くなります。
    発達に凸凹や特性がある子が苦手なことや望ましい接し方についての知識は多少はある。でも今まで直接身近に接することがなかったのですごく他人事だったなと思いました。苦手なことに接した時にどのように感じるのか、どのような反応になるのか・・・全ての人に当てはまるわけじゃないだろうけど自分の知識に照らし合わせて「ああ、そういうことなのか」と腑に落ちる部分が多くありました。きちんと調べてとても丁寧に描かれているんだろうな。
    読んでいて気付かされることも多い作品です。ぜひたくさんの人に読んでほしい。
  • 恋知らずの神様に捧ぐ 番外編 Night Wear Challenge!

    滝端

    おかわり希望!
    ネタバレ
    2025年10月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お付き合いを始めた後の二人の番外編。
    17ページなんてほんと一瞬、秒で読み終わります。おかわり希望!
    まだまだ初々しいイチャイチャが可愛らしい。
    このあとに行くのは本当にトイレでいいんですか?ベッドじゃなくて!?
  • ツンデレ王子のハメ探し【棒消し修正版】

    名原しょうこ

    アホエロ シンデレラパロディー
    ネタバレ
    2025年10月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題です。
    とある国の王子様が舞踏会の夜にHした男を探して国中を廻る・・というお話。
    ガラスの靴よろしく国中の巨チンをハメてお相手を探すなんて、アホエロに振り切ってます。
    私の苦手な複数プレイもたくさん出てくるけど王子の大真面目な姿に嫌悪感はありません。
    生々しくも絵が綺麗。ぶっ飛んでて面白かったです。
  • 雨月堂アンティーク

    露久ふみ

    疑問はある
    ネタバレ
    2025年10月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 雨の日にだけ現れる不思議な骨董店のお話。
    ミステリアスな雰囲気もありつつ、すぐに惹かれ合う月路と颯が可愛らしい。
    コミカルなシーンもあり、面白くてスルスル読めます。
    ただ設定がよく分からなくてモヤモヤするところもいくつかありました。骨董店に縛られている人ならざる者のような月路だけど、月路は前店主の子供では無いようで、子供を作る以外に誰かを身代わりにして店の縛りから逃れる方法がありそうな気がします。それに月路が店主になって(前店主がいなくなって)初めての客が颯のようなので、店主になってからあまり時間が経っていないのでは?どのような経緯で店主になったのか詳しく知りたいと思いました。
    基本的なストーリーや雰囲気は素敵なので細かいことは考えずにサラッと読む方が良いかもしれません。
    星4.5
  • プライドにキス【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】

    タダノヤス

    そこで意地を張るのか〜
    ネタバレ
    2025年10月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 会社の同期のライバル同士の水瀬と大川。
    両片思いというか・・お互いに相手が自分に好意を持っていることをわかりつつ相手に先に告白させたいという意地の張り合い、マウントの取り合い。いや、もうすでにケンカップル成立してる感じです。そこで競い合う意味ある?!
    切ない展開もなくはないけど、初めから相手の気持ちはわかってるし同性同士という苦悩もなし。多少幼稚な意地の張り合いのみでちょっとモダキュン不足かな。でも不安になることなくサラッと楽しく読めます。
    星4.4
  • 百年結晶目録

    青井秋

    優しくて哀しい
    ネタバレ
    2025年10月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 鉱石を糧とする少年・イーリスと鉱物学者のベントの物語。
    一緒に旅をする二人の様子が穏やかでおとぎ話のようですが、イーリスの過去はとても哀しいものでそこには風刺的な意味もあるのでしょうか。
    イーリスが仲間の記憶を書き残し自分の生きた意味を記録しようとすることは自分が種族の最後の生き残りであることを自覚したことを意味するようで、どんなに切ない覚悟があっただろうかと涙が溢れました。
    切ないけれどやさしくて美しい物語です。
  • いやらしいのはキミのせい

    衿先はとじ

    相変わらず可愛いな〜
    ネタバレ
    2025年10月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 高校の同級生で恋人同士の官能小説家・瑞樹と少女漫画家・拓海のお話。
    お付き合いする中で頭の中がエロくなって少女漫画を描くのに支障が出ちゃうっていう色ボケがお悩み。まぁ、エロい妄想をそのままネームにして担当者に渡したらそりゃボツだろうけど、お互いが大好きでラブイチャな二人はとっても可愛い。
    はとじ先生のほんわかした絵もストーリーも大好き。
    でも、ストーカーのエピソードはちょっと疑問だし中途半端な気がします。心配させたくないからって隠してたら却って不安にさせるし危ない目に遭わせることになるのにね。二人に波乱を起こすためだとしてももっと良いエピソードはなかったのかな。
    何はともあれ、トラブルもスランプも乗り越えて盛り上がりまくる二人の今後もじっくり見てみたいです。
    星4.5
  • たまゆらの日日

    波真田かもめ

    恋をすっとばした愛
    ネタバレ
    2025年10月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ しがないライターの充と血の繋がらない甥っ子(弟の結婚相手の連れ子)の泉水のお話。
    泉水の母親が亡くなり、充と弟の節・泉水の3人で暮らすようになり、さらに節がなくなって二人で暮らすことになった充と泉水。
    育ての親子のような関係だけど、ちょっとだらしない充としっかり者の泉水は家族を亡くした喪失感を埋めて互いに支え合う同志のような関係でもあったのだろう。
    心理描写が繊細で、覚悟を決めた泉水の気持ちも戸惑う充の気持ちもすごくわかる。弟の節も登場する場面は多くはないけどその人となりがよくわかり、残された家族の気持ちがひしひしと伝わって泣けました。
    守るべき大切な家族であると共に失いたくないずっと一緒にいたい相手・・・恋をすっとばした愛なのだろう。
    この平穏な生活が“たまゆら”じゃなくて永遠に続いて欲しいと思いました。
    すっごく素敵な作品です。
  • ドSおばけが寝かせてくれない【特典付き】

    ときしば

    久しぶりに読み返した
    ネタバレ
    2025年10月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 数年前に1巻を購入したものの全然ハマらず最後まで読まずに積読してました。今回 番外編が出てキャンペーンになっていたので久しぶりに思い出して再読。
    失恋したゲイのリーマン・雄二がヤケ酒してふて寝していたら霊が出てきてエロいことをされてしまいます。それ以降毎日のように現れる霊にエロいことをされまくる、という展開。途中までひたすら霊の康祐にヤラレてばっかりなのでストーリー重視派は読むのがキツいかも。
    後半、康祐が幽霊ではなく生身の人間でいつも出てくるのは生霊だったことが判明。過去の雄二と康祐の出会いや康祐の一途な思いが明かされます。康祐の本体が生霊よりも大人しくて性格が違うのが面白い。本体がそこにいるのに生霊出せるし、本体と生霊で3Pもできるというお得設定。そこまで自由に出せるならもはや分身の術だよ。
    最後に康祐の正体と心情が明かされて面白くなってきたけど、続きを購入するほどはハマらなかったかな・・。
    星3.7
  • 高嶺の義弟

    加森キキ

    絵が綺麗
    ネタバレ
    2025年10月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 親の再婚によって中学時代の同級生でスクールカーストトップの絢人と義兄弟になったフツメンの宏太朗。一緒に暮らしてみると絢人はビ○チの遊び人で宏太朗がHの邪魔をした代わりにセ○レになるという展開。
    途中まで絢人の心情や行動の理由がよく分からないままヤってばっかりという印象。宏太朗もぐだぐだしてた割に急に積極的になったりして展開がいまいち腑に落ちない。ストーカー化した絢人の元彼のエピソードも中途半端だった気がします。
    最後の方の絢人の回想部分で中学時代お互いに気になる存在だったことが判明したけど、もっと早い段階で明らかにして二人の気持ちが近づいていく過程を丁寧に描いて欲しかったな。まぁ精神面重視読者の個人的な意見ですが・・・
    星3.6
  • キャラメルビターなデイズ

    カキネ

    今回はちょっぴりほろ苦?!
    ネタバレ
    2025年10月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 万福町商店街シリーズの第3弾。長男ポジの澄遥と次男ポジの葛のお話。
    皆でわちゃわちゃしてて今まで歳の差や誰がどこの家の子かとかがあやふやなまま読んでいましたが、今作ははじめにフルネームと実家の家業、年齢が書いてあって有難い。有難いんだけど・・・同級生のはずの暖と司の年齢が違ったり、メンバーの年齢差や時間経過でちょっと疑問が出てきたり・・・じっくり読んで考え出すとモヤモヤするのでそこはサラッと流しました。
    いつも優しくて面倒見の良い澄遥。その穏やかな表情の奥に抱えているものが丁寧に描かれていて良かったです。
    自責的で前に進めない澄遥と未来志向でしっかりものの葛。葛が背中を押したことで澄遥が前に進めて良かった。前2作の学生同士のわちゃわちゃした恋愛ではなく将来すらも見据えたちょっと大人の恋愛でした。
  • シトラスミントなデイズ

    カキネ

    高3組のスピンオフ
    ネタバレ
    2025年10月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「ストロベリーなデイズ」の万福町商店街の子供達の中の高3メンバーのスピンオフ。
    結汰と恒明でくっつくものと思っていたけど、それぞれ別の相手。前作で、結汰も恒明も小さい子達の面倒を見る良いお兄ちゃんではあったけどそれぞれの個性はあまりよく分からなかったから今作でもなんとなくピンとこない。商店街の仲間たちでいつもわちゃわちゃしてたから降って湧いたようなお相手との関係性もしっくりこないのかも。
    一人ずつに1冊使ってそれぞれのキャラクターをじっくり描いたり、お相手との出会いや関係性を構築する過程をしっかりみたかった気がします。
    星4.3
  • ストロベリーなデイズ

    カキネ

    ピュアピュア可愛い
    ネタバレ
    2025年10月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 下町商店街の家族のように仲のいい子供達。その中で幼馴染の陽菜斗を一途に思い甘いものの好きな陽菜斗のためにせっせとお菓子を作って餌付けする暖と暖の気持ちに気付かない内気で鈍い陽菜斗のお話。
    商店街の子供達が本当にみんな兄弟みたいに仲が良くて昭和感ある。私の子供の頃は子供会とかの地域のつながりが強くて歳の違う近所の子ともよく遊んでたけど最近はどうなのかしらね。
    暖も陽菜斗もピュアでモダモダ・・・甘酸っぱ〜い。当て馬や周りのみんなのお陰でなんとかハピエン。みんな一致団結して協力してくれるけど、司の言葉が一番大人で核心ついてた気がします。
    可愛くてほっこりする作品です。
  • 絡んだ視線に恋をする【単行本版】【電子限定描き下ろし付き】

    園瀬もち

    サラッと展開
    ネタバレ
    2025年10月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 製薬会社のMRの柴田と取引先の病院のイケメン外科医・美晴のお話。
    誠実そうな見た目に反して遊び人の美晴が後腐れない相手として柴田をセ○レにしたけど、今まで周囲にいなかった真面目でピュアな柴田にしだいに絆されていく・・と言う王道展開。
    すごく王道だけど、美晴が柴田を好きになった理由が少し弱かったかな〜。柴田が美晴のちょっと悪そうな裏の顔を知っていてギャップに惹かれたことをもっと早く知っていたら、自分の立場や外見に寄ってくる人達に辟易していた美晴が柴田に惹かれる展開に説得力が出たかもしれないな。
    サラッと展開しすぎて少し物足りなかったです。
    星4.4
  • さよならだったらよかった

    井波エン

    モヤモヤする〜
    ネタバレ
    2025年10月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染で親友の隆司にずっと片思いをしている圭吾。隆司の弟・朔にお金を払って身代わりHをすると言う展開。
    優しい絵、幼馴染同士の切ない三角関係・・好きな要素はたくさんあるはずだけど、いまいちハマりきれなかった。
    朔の気持ちに薄々気づきながら気づかないフリをしているのだろうけど、兄の身代わりにすると言うのだけでも無神経なのにさらにお金を払うと言うのが侮辱しているみたいで不快でした。割り切った関係として理由をつけているのかもしれないけど、相手が赤の他人ならまだしも朔も元々幼馴染なのによくそんな関係になれるものだ。片思いの苦しさは圭吾が一番わかっているはずなのに、自分の行為に対し朔がどう言うふうに感じるかについてあまりにも鈍感すぎる。
    朔は圭吾が自分に振り向いてくれるのを待っていたのだからハピエンだとは思う。でも、朔との約束を忘れていたのも、付き合った後に掃除していたら見つかったからと言って隆司のことを連想させるような黒タイツを履くのも、圭吾が朔のことを軽んじているような気がしてモヤモヤしました。この先付き合っていくとしたら、圭吾は隆司に朔との関係をちゃんと話せるのだろうか。そこをきちんと出来るかどうかで圭吾の覚悟がわかるのではないかと思いました。
  • 東の恋が西に落ち【電子限定かきおろし漫画付き】

    黒岩チハヤ

    幼馴染の拗らせ恋愛
    ネタバレ
    2025年10月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染で今は漫画家の東海林と担当編集の西脇のお話。
    両片思いなのに誤解やすれ違いからお互いが自分は相手の恋愛対象では無いと思い込み気持ちに蓋をしている状態。言葉が足りなくてすれ違っちゃうのはBLあるあるではあるけれど、あまりにも拗らせすぎて遠回りしすぎ。途中進展しそうで進展しない展開に焦ったくてちょっとイライラしてしまいました。両思いとわかった後の展開は早すぎだし、全体的にストーリーの流れが良く無いかな。
    星3.5
  • 金曜日、執事が俺をSubにする。主従逆転Dom/Subユニバース【豪華版】

    七菱ヒロ

    ラストは明るい
    ネタバレ
    2025年10月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 財閥の御曹司ながらSubであることが判明した一樹。Domのコマンドやグレアに反応することがないように、施設から引き取ったDomのルイを相手に訓練を強いられてきた、という展開。
    伝統的なDom至上主義の一樹の母の横暴にたいしずっと支え合い信頼しあっている一樹とルイが苦しく切ない。表紙にあるような単純な主従逆転ストーリーではありません。H描写もしばしばあるけどほとんどは我慢や罪悪感を伴ったもので本当に気持ちの通じたHは最後だけかな。
    ラストは実力で母の束縛とDom至上主義のしがらみから二人で抜け出し、爽やかで明るい結末でよかったです。
    星4.4
  • 死にたがりくんと淫魔

    加森キキ

    おバカで可愛いイン魔達
    ネタバレ
    2025年10月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人生どん底で引きこもっていた健と突然現れたイン魔のルイのお話。
    ルイがアホでエロくて可愛い。そしてなんだかんだ健に一途。途中から現れたイン魔のアイジもシキも執着系だしこの世界のイン魔達はみんな一途なのか。
    コミカルでテンポ良くて面白いです。
    星4.5
  • こぼれるアンビバレンス【コミックス版】

    はかた

    わたるん最高!
    ネタバレ
    2025年10月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「さんかくトワイライト」のわたるんのスピンオフです。
    前作ではミキの気持ちを知っててキープしてるみたいで私はわたるんのことあまり好きじゃなかったんですが、今作では余裕なくなってて人間味があってすごく良い。一応ミキに失恋したのに今でも大切に思ってて一慶とのことも応援してて本当に大人で懐深くていい奴!わたるんの株爆上がりでした。
    元々、面倒見のいい兄貴肌ではあるけれど手がかかる子が気になちゃうんだろうね。懐かない猫みたいな。わたるんがカッコつける余裕もなくなるくらい好きになれる相手に出会えて良かった。ちゃんと素直になれて良かった。ハピエン溺愛甘々です。
    ミキと一慶もいい味出してるし、どちらのカップルも続編希望です!
  • 群青色の夜を蹴って

    幸田みう

    ラストはほっこり可愛い
    ネタバレ
    2025年10月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染への隠していた恋心が思わず溢れてキスしそうになって戸惑う相手に傷ついてすれ違って疎遠になってしまう・・・切ない!切ないよ〜。
    ストーリーの本筋とはちょっと外れるかもしれないけど、弱ってる時の心の隙間に悪い人がつけ込むんだろうね。軽い気持ちで居場所を求めただけなのに、知らずに何かに加担させられたり弱みを握られたりして抜け出せなくなる。今の時代はネットで見ず知らずの人とも繋がることができるから、ユキのようなことにも もっと深刻なことにも巻き込まれる可能性はある。子供が事件に巻き込まれたり事件を起こしたりすることなく健全に育って大人になるのは昔より簡単じゃない有難いことなのかもな〜って思いました。
    ユキには元太がいてくれてよかった。ちゃんと戻ってこられてよかった。二人の”あの日”から半年しか経っていないことにびっくりだけど、短い期間であっても息子の急な変化にお母さんも心配したことでしょう。途中は切なくて苦しい展開だったけどラストは幸田先生らしいほっこり可愛い結末です。続編が読みたいな。
  • 落下フォーリンラブ【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】

    こめり

    地味に見えて意外にモテ男子
    ネタバレ
    2025年10月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 予備校時代の初恋の人を追いかけて関西の超難関大学に入学した宇佐美のお話。
    一見すると冴えないけど、惚れっぽくてチョロくて結構はっきりものを言う宇佐美。キツネ先輩もタヌキ先輩もなんだかんだ宇佐美くんのことほっとけなくなってるよね。意外にモテ男子だ。
    タヌキ先輩みたいに本来は優秀なのにだらしなくて留年しまくる人、昔の国立大とかには時々いたけど最近の大学生はどうなのかしら。こんな自由気ままな人は企業に就職って合わなそう。法学部だし、資格とって開業する方があってそうだと思ったけどな。
    宇佐美はタヌキ先輩のおかげでリア充だし、タヌキ先輩も真面目な宇佐美のおかげで少し真っ当になったし、良い組み合わせだ。
    ほのぼのしててクスッと笑えてこめり先生らしさが生きてる大好きな作品です。
    余談だけど、表紙は単話版の時のほうが好きだったな。作中のキツネ先輩の存在感からするとタヌキを追いかけてる単行本の表紙よりドアの向こうから覗いてる単話版の表紙のほうが合ってる気がします。
  • キスはしたけど友達だよな!?【コミックス版/シーモア限定おまけ付き】

    原ペ~ニョ

    軽快なラブコメ
    ネタバレ
    2025年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ルームシェアしている親友の陽向と隼人。飲み会の王様ゲームでキスしたことからなんだか気まずくなったり気になったりするという展開です。
    側から見ると「それって恋だろ!」って思うけど、本人たちはあまりにもお互い近くにいすぎて想定外というか恋愛対象外でわからないのかな。嫉妬のモヤモヤをすぐに負けず嫌いの対抗心に変換しちゃう。
    ノンケ同士がキスしたぐらいでそんな急に好きになるか?っても思った。でも実のところは二人ともずっと前から相手のことを特別な存在だと思ってたんだと思う。同性の親友と恋愛関係になることが想像できなくて思いつきもしなかったけどキスをきっかけにして気付いたってことなんだろうな。
    ラブラブになっても友達ノリもある二人が可愛いです。
    星4.6
  • お狐様のお気に入り【コミックス版】

    茉白あさひな

    絵がきれい
    ネタバレ
    2025年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 不幸体質のリーマン・暦のところに元神使の狐・三珠が押しかけ同棲しにくるというお話。
    絵がめちゃくちゃキレイ。はっきり言って表紙買いです。
    三珠は甲斐甲斐しく家事をこなすし、三珠が来てから暦に運が向いてきてる。これって二人が昔に会ってたりとか繋がりがあって、暦の不幸体質もそれと関係してたんだろうな〜って思ってました。まぁ 三珠とは出会ってたけど、暦が人との縁が薄くて不幸体質だったのはあんまり関係なかったのかな。
    途中のストーリーはほのぼのだけどやや間延びした感じで、繋がりの悪いエピソードがいくつか挿入されています。それぞれの単話としては良いかもしれないけど一冊の本として読むと流れが悪い。
    絵がすごく好きなので星5付けようかとも思いましたが、途中で読むのがだるくなって一気読みできずに何度か中断してやっと読み終えたので星4.4としておきます。
  • 姫って言うな!~王子様になるにはえっちなことも必要ですか?~【単行本版(限定描き下ろし付き)】

    お湯良

    かわいい
    ネタバレ
    2025年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 御伽話の王子様に憧れていていつか運命のお姫様を迎えに行きたい乙女思考の大学生・航。
    ひょんなことで出会った同級生のキラキラ王子・蓮に王子様になる極意を教えてもらおうとしてなし崩しにエロいことされちゃうチョロさが可愛い。ちょっかい出されたりイジワルされたりしてるうちにいつの間にか気になる存在になるというBLあるあるではあるけれど、航の心情変化がよくわからないままにすごく気持ちが大きくなっている感じで少し戸惑います。
    蓮が実は長い間会っていなかった幼馴染であることが判明してハピエンだけど、航が言ったように「もっと早く言ってよ〜」って思う。せめてもっと早く匂わせて航が「もしかしたら・・・」って思うような状況になってたら心情もわかりやすくなると思うんだけどな。
    どちらにしても乙女思考な航は“姫”の方が似合ってます。
  • 「黒い聖者は二度笑う」番外編集【電子限定版】

    サガミワカ

    ほのぼの
    2025年10月15日
    こちらは配信日は「愛を謳う」と一緒の日だけど内容は「二度笑う」と「甘く囁く」までの小冊子や番外編です。
    コミカルでほのぼのしてて鋼のチョロさが可愛い。
    ストーリーの進展はないからなくても良いけどあったら嬉しい1冊です。
    本編ファンなら是非ここまでどうぞ。
  • 黒い聖者は愛を謳う

    サガミワカ

    すごく良かった
    ネタバレ
    2025年10月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ3作目。
    サイコパス神父・暁の過去が明らかになり子供の頃からの特性や人格形成過程が語られています。確かに幼い頃から暁の感性は異端だったかもしれないけど寄り添ってくれる人がいたらまた違った人格になっていたのかもしれない、そう思わされました。
    鋼は周りに心配されるくらいチョロいけど真っ直ぐで熱い。鋼が理解しよう寄り添おうとしたことで暁もちゃんと救われたすごく良い結末でした。あんなに閉じていた暁の「僕の中に触れて」というセリフは鋼への信頼と喜びを表してるなと思いました。
    もっと読みたいけど、しっかりまとまっているのでここで完結かな。
  • 黒い聖者は甘く囁く

    サガミワカ

    シリーズ2作目
    ネタバレ
    2025年10月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ作品は「黒い聖者は二度笑う」→「甘く囁く」→「愛を謳う」の順番です。
    サイコパス神父・暁と正義感が強くてチョロい刑事・鋼のお話。
    今作では鋼が追っていた事件を図らずも解決した暁だけど、正義感ではなく「自分のテリトリーを荒らされたことに対する不快感」という感じでやはり暁の普通とは違うサイコな感覚が表現されているようでした。
    他人を暴くばかりで自分の内を見せようとしない暁の内面に徐々に近づいていっているような2作目。3作目ではいよいよ暁の過去が明かされます。ぜひシリーズ全部読んでほしい。
  • 黒い聖者は二度笑う

    サガミワカ

    このシリーズ大好き
    ネタバレ
    2025年10月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表の顔は善良な神父・裏の顔は悪辣なサイコパスの暁とトラウマを抱えた刑事・鋼のお話。
    このシリーズ大好きです。「くちづけは嘘の味」もそうだけどサガミワカ先生の描く悪人が魅力的。もちろん人の心の傷を暴いて操るのだから見た目も話術も魅力的でなかれば話にならないだろうけど。「くち嘘」の槙尾も似たようなこと言ってたな。
    会話もテンポ良くてストーリーがしっかりしていて読み応えバッチリ。
    シリーズ三部作全部おすすめです。
  • おなかいっぱい愛で満たして【単行本版/シーモア限定描き下ろし漫画付き】

    綿貫うた

    切ない両片思い
    ネタバレ
    2025年10月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 高校の同級生で親友の料理系インフルエンサー・北斗と小説家・翠のお話。
    最初からお互い好きなのにすれ違って取り繕って拗らせてる二人。嘘から始まった関係だからずっと本当のことを言えないまま相手を繋ぎ止めるために嘘で塗り固めて現状を維持しているという感じです。北斗は世話を焼いて翠が自分なしでいられないように、翠は何もできない振りで北斗なしではいられない自分を演じて・・。
    あ〜切ない。初めの嘘がなくてもいつかは結ばれただろうに、早まったせいでで却って遠回りをしたね。
    ウルっとして心温まるラストで良かったです。
  • 深夜2時の永久指名【コミックス版/シーモア限定特典付き】

    穂高へき

    ホスト+オメガバース
    ネタバレ
    2025年10月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 以前、分冊版で読んでたけど読み放題に単行本版が出ていたので読んでみました。
    ホスト+オメガバース
    Ωなのにαと偽って伝説のホストとなり今はホストクラブの経営者となっている蓮見と蓮見に憧れて入店してきたαホストの光のお話。Ωであることが早々にバレたり部下に裏切られて危険な目に遭ったり・・かなりの王道展開です。でも、光が昔 蓮見に出会って救われていて蓮見に会うためにホストになったっていうのは再会・一途展開好きには嬉しかった。
    単行本化にあたって描き下ろしがトータル9ページ収録されており、どれも蓮見さんのデレが拝めます。
  • 足立と賢太郎のかくしごと。【電子書籍特装版】

    おんせん

    スピンオフ作品
    ネタバレ
    2025年10月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「葵さんえっちしよ!」のスピンオフ作品です。葵さんの甥っ子・足立のお話。
    葵さんと春翔も出てくるし、前作読んでた方が人間関係がすんなりわかるけど絡みは少ないので読んでなくても大丈夫かな。
    賢太郎はピュアで可愛いし、足立は人当たりが良くて世話焼きな良いやつではある。が、しかし・・賢太郎の気持ち知ってるのにそのまま待ちの姿勢っていうのはどうなんだろう。自分から言ったら賢太郎が流されてしまうから賢太郎から言って欲しいっていうのはわかるよ。でももっと好意を匂わせてあげても良いんじゃないかと思った。少なくとも酔ったふりH継続はないな〜。それを継続しちゃうから賢太郎が不安になってますます言い出せなくなってると思う。私はかなりモヤモヤしたけどレビュー見ると他の皆さんはそうでもないのかな〜。
    足立がクールなフリして嫉妬深いのは葵さんと似てるなと思いました。
    星4.4
  • 吾心を食む紅 【電子限定特典付き】

    五月女えむ

    待望のスピンオフ
    ネタバレ
    2025年10月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「我が恋はしのぶれど」の鬼の兄弟のスピンオフです。この色気のある兄弟の続きが見たいと思っていました。

    兄・幽厳の父を弟・紅丸の父が討ったという因縁深い異父兄弟である二人。前作では二人の母は身勝手で猟奇的な印象だったけど(鬼だしね)、今作で語られる思い出では紅丸の父への純粋で深い愛情に驚きました。幽厳と紅丸を見ても、鬼というのは情が深くて一途なものなのかも。
    鬼の一族の当主同士の関係性などまだ謎な部分が多い上巻ですが、今後の展開が気になります。
    紅丸が自分の死後のことを考えたような行動を取ったりして不穏な空気が流れている気がします。紅丸には長生きしてほしい。紅丸がいなくなったら幽厳お兄ちゃんは正気じゃいられないよ〜。
  • ディアローレライ

    ミナヅキアキラ

    構成が上手い
    2025年10月9日
    元ヤクザで闇医者のムラサキと河原で拾った謎の美青年・韻のお話。。
    韻が謎の組織に追われているというサスペンス要素もあり、ムラサキと韻のそれぞれの過去も複雑です。多くの要素がありながらも説明調にならずにストーリーの中でちゃんと理解できるし、不自然な強引さがなく展開がスムーズ。他人を信頼できなかった韻がムラサキを信じるようになる過程の心情変化がよくわかるし、恋愛部分も色っぽくてじんわり感動しました。
    全てが完璧!1巻完結の中でここまでまとめられるのはお見事すぎます。
  • 風の色まで憶えてる

    ちょうどいい
    ネタバレ
    2025年10月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 男子校での美少年との恋のお話。試し読みしたときは「王道か〜」って思ったけど、読んでみるととても穏やかで優しくて初々しい。帯に書いてある「その恋はまるで春雷」って表現がまさにそう。出会った時の雷に打たれたような感じや春の芽吹きや生命の目覚め、そんな表現がぴったりの爽やかな恋でした。
    美津留はしっかりしてて面倒見が良いし静一はちょっと甘えたなところが可愛い。展開が自然で強引さをを全く感じないけど、もどかし過ぎるわけではない。二人の心情がよくわかるしお互い距離を測りながら少しずつ恋が進展する様子がちょうど良い。フワッとした穏やかな作品だけどすごく読後感が良くて「良い作品を読んだな〜」ってしみじみ思いました。
  • 冬知らずの恋

    夏野寛子

    タイトルが秀逸
    ネタバレ
    2025年10月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 隣に住む従兄弟の千紘に5年間片想いしている愁人のお話。
    愁人の叶わぬ片想いのはずだったけど、千紘も自分で気づいてなかっただけで愁人のことが好きだったんだろうな。人に取られそうになって初めて自覚したという感じです。
    作中でフユシラズのことを「冬を知らずに死んじゃう」花じゃないかと言っていて切なく寂しい印象でしたが、調べてみたらカレンデュラの一種だった。寒さに強くて冬中鮮やかな花を咲かせる万能ハーブ。そう知ったら二人の未来も明るく力強く続いていくイメージになりました。このタイトル考えたのすごい。
    愁人の母親は愁人の気持ちを知って簡単には受け入れられないけど表立っては反対しない。理解はできないけど否定はしたくないという感じで葛藤しているのかな。きっと優しい人なんだろう。二人が一緒にいて幸せならお母さんも時間をかけていつか受け入れてくれるような気がします。
    可愛らしい絵と少し切なくて初々しい恋愛がぴったりハマってて大好きな作品です。
  • 君の隣で揺られて

    にやま

    ほっこり優しい
    ネタバレ
    2025年10月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 会社内でゲイであることをアウティングされ嫌がらせを受けている丹羽とパニック障害を患い本社から地方の営業所に移動してきた椎名のお話。
    精神的な不調というのは外から見たらわかりにくいし理解されづらいものかもしれません。そんな時に病気を理解して寄り添ってくれる相手はとてもありがたいと思います。たとえ下心があったとしても、丹羽は親身になってくれるし紳士的だしちゃんと椎名の気持ちが動くのを待ってる。丹羽はとてもいい人だと思うんですよ。ただ、ページ数の問題か結構展開が早い気がして弱ってるところにつけ込んだ感じが少ししてしまったのは残念。1冊まるまる使ってもっとゆっくり進めてほしかったかも。
    全体としてはほっこり優しいお話だと思います。

    同時収録の短編はちょっとファンタジー風味な高校生のお話。こちらも可愛くて優しい。
  • ドラッグレス・セックス 辰見と戌井

    エンゾウ

    辰見が可愛くなりすぎ〜
    ネタバレ
    2025年10月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ”フェロモン症”のせいで体から始まったけど、色々乗り越えて愛が深まってるいく二人。辰見がどんどん可愛くなってる〜。最初の頃からは想像もできないほどの可愛い受けになってきてます。
    過去のトラウマもあるし相手の好意の有無がはっきりわかるフェロモン症だしで相手の心変わりを極端に恐れる辰見。フェロモン関係ないその人自身への愛をお互いに確かめ合っていく、お互いになくてはならない関係だと言うことを自覚していく過程がとてもいい。ラブラブな二人が可愛くてずっと見てられます。
  • ドラッグレス・セックス【電子限定特典付き】

    エンゾウ

    濃厚な短編集
    ネタバレ
    2025年10月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 5カップルのお話が収録されている短編集です。

    ドラッグレス・セッ/クスシリーズは3CP。発症者は突如 性フェロモンを分泌するようになりその人に性的な好意を持っている人だけがそのフェロモンに反応する”フェロモン症”のお話。これって分泌する方の好意じゃなくて相手の好意ってところがポイントだよね。相手の好意が目に見えて、そして好意がなくなったのもはっきりわかる残酷な病。相手が一方的に好意を寄せてる場合やストーカーだったら迷惑なだけじゃなくて危険だし。続編出てるのは「辰見と戌井」CPだけだけど、フェロモン症の研究と抑制剤開発に文字通り身を捧げた「無良と薬師寺」CPの続きが私としては一番見たかった。どのCPもガタイが良くてなかなか雄みが強いです。

    ドラッグレス・セッ/クスシリーズ以外の短編が2作品。「好きにしたいよ」のド執着幼馴染CPが一番ヤバくて一番面白いと思います。どんなに変態じみてても本人同士が良ければそれでヨシ。
  • その夫、観賞用につき。

    高丘しずる/星下なつき

    面白かった
    ネタバレ
    2025年10月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題で何気なく読み始めたけど面白かったです。一気に最後まで読んでしまいました。
    バリキャリでドルオタの貴子。推しの引退で落ち込んでるところに出会った16歳年下の推し似バーテンダーと契約結婚をする、というお話。
    春哉がクズ男なんじゃないかと思わされる描写が所々に出てきてハラハラします。でも利害の一致から始まった二人も契約だけの関係じゃなくなっていき、貴子が究極の選択を経て自分の気持ちに気づいてハピエンです。
    春哉はちゃんと良い男だし貴子も格好いいしかわいい。
    女性が年齢も収入も上だと周囲はなんだかんだうるさく言うし本人達も周囲に影響されて不安になったりもするけど、お互いが納得して尊重して支え合える相手なら全然問題ないと思う。
    面白かったです。
  • トライアウト・セックス【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】

    家目やこ

    王道展開
    ネタバレ
    2025年10月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 性的指向に迷いがある大学生の要が隣の部屋の遊び人先輩・柊を助けたお礼としてHな経験をさせてもらうというお話。
    チョロいけどいわゆるBL王道展開。でもこれって実は柊が要のこと気になってて鍵無くしたっていうのはお近づきになるための口実なんじゃ・・・って期待したけどそこは違った。一途とか再会とかが大好物なんでちょっとでも匂いがすると期待しちゃうんですよね。
    トラウマ持ちで恋愛ができなかった攻めがピュアな受けに浄化されてハピエンというサラッとした展開で最後まで王道でした。
  • バニラの甘さを証明せよ【コミックス版/シーモア限定おまけ付き】

    峠本

    沼るのわかる!
    ネタバレ
    2025年10月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 美形だけどちょっと残念なナルシストの祐樹と祐樹の弟の友達・陽太のお話。
    陽太がピュアで素直な良い子でちょっと天然ドジっ子。ペットを愛でるような癒しや放って置けない感じがあり沼るのもわかる。美しいものが好きで自分大好きな祐樹だけど平凡顔の陽太のこと好きすぎて情緒おかしくなってるのが面白い。
    弟の巳稀がクールで自然体な対応で二人との関係性がすっごく好き。たまにさりげなくフォローしてあげてるしね。
    テンポが良くて軽快なラブコメです。一応完結してるけど続きが読みたいな〜。
  • 僕の弟子入り顛末記【コミック版】

    乙吉

    短編集
    2025年10月6日
    4作品収録、3作品は時代もので1作品は現代のお話ですがどの作品も着物姿が色っぽくて素敵です。
    「果てしなく、ただお前を」は切ないけど私は一番好きでした。短編だから展開が早いけどどれももちゃんとまとまっていて面白いです。長編でしっかり読んでみたかったです。
    星4.4
  • クソアンチ・ラブデストロイ 【電子限定特典付き】[デジタル修正・コミックス版]

    さきしたせんむ

    ぶっ飛んでる
    ネタバレ
    2025年10月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のほか短編三作品収録です。
    表題作はSMというにはかなり暴力的な描写も多く途中ドン引きだったけど、コミカルな表現で最終的にはかなりラブラブ・・・と言えなくもない。大ファンを拗らせたアンチ、歪んでるけど最大の理解者、支援者にもなるよね。
    その他の短編も含め、どのカップルもガタイのいいガチムチ系。かなり変態みが強くて勢いのある汁多めのエチが満載です。
    好みが分かれる作品かも。
  • 遥か遠き家

    八田てき

    海外映画のような作品
    ネタバレ
    2025年10月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 舞台は1990年代のアメリカ。経済が停滞している暗く重苦しい世相が反映されているように思います。
    狂信的なカトリック教徒の両親に縛られているアランと過去への罪悪感から居場所を転々として放浪するヘイデンのお話。
    息苦しい現実から逃れて二人で自由への逃避行。その道程は楽しいこともあったと思うけど、不安も迷いもあってままならないことが多すぎる。最後は・・もっと二人が幸せになれる方法があったんじゃないかと思ったりこれが二人にとっての最善の結果だったのかと思ったり・・。悲しい、でも美しい。もう誰も追って来られない、誰も手の届かない二人だけの場所に辿り着けたのでしょうか。
    読み返すと毎回泣いてしまいます。
  • Red Hood

    ハジ

    赤ずきんパロディー風ファンタジーBL
    ネタバレ
    2025年10月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 赤いずきんを被ったウィッチハンターのゴルダと人狼のフェンが共通の敵である森の奥に住む魔女を倒すというお話。
    当初はいがみ合ってるけど徐々に協力する仲間となりケンカップルになっていく過程の仲間たちも含めたわちゃわちゃがコミカルで面白い。
    そして怪我の治癒のために体液の吸収〜。うんうん、ファンタジーBLの定番だよね。ゴルダの雄っぱいムチムチ体型も刺さる人には刺さりそう。はじめの頃の情緒の乏しかったゴルダがフェンと気持ちを通わせて表情豊かになっていくのも可愛くていい。
    ただ、肝心の魔女との戦いや二人の過去の魔女との因縁といった部分はサラッと過ぎてしまってちょっと拍子抜け。BLだから作品の中心部分はそこではないということなのかな〜。
  • ねえ、おんなのこにしてあげる 【電子限定特典付き】

    マミタ

    結局かわいい
    ネタバレ
    2025年10月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 週末の夜は女装キャバクラのキャストをしている旅行代理店の店長・白と客としてきた職場の部下・青天目。
    秘密握られて脅されてっていうエロ展開ではあるけど、そこはマミタ先生なのでそんなに酷い状況にはなりません。
    白はバレたくないのにスッピンで女装してお店に出るってどうなの!?と思うけどお化粧もしないでメイド服着てるゴツいおっさんがだんだん可愛く見えてきます。年上の優しげな男性が女装してるのが好きな青天目の性癖にピンポイントでマッチング。これもある意味運命。白も女装をバレたくないけど本当は人に見て欲しいし知って欲しかったのかな。人に言えない秘密を共有するのって深いところで繋がってる感じがする。
    ちゃんと気持ちが繋がってこれからでしょってところで終わりなので続編が読みたいな〜。
  • 向日くんは高校生

    木丈ですく

    そんなことある!?
    ネタバレ
    2025年10月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 昔好きだった2歳年上の近所のお兄さんだと思っていた相手に7年ぶりに再会したら実は5歳年下の高校生だった、というお話。
    ん?どういうこと?好きだった人の兄弟?それともファンタジー的な展開?って思ってたら葵の恋愛対象になりたいから年齢サバ読んでた・・ってそんなことある!?大人っぽい高校生がスーツ着たら社会人に見えるというのはあるかもしれない、でもいくら体が大きくても小五の子が高3には見えないでしょう〜。
    絵は可愛いし悪い人も出てこない平和な展開は好きなんだけど、設定に無理がありすぎてハマれなかった・・。
  • 百と卍

    紗久楽さわ

    可愛くて艶っぽい
    ネタバレ
    2025年10月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み初めは人間関係がわかりづらくて、以前読んだ時は途中で読むのをやめてました。でも読み進めるうちに自分の頭の中で整理されてきて物語に引き込まれました。
    元陰間の百樹がちょっと幼くて素直で明るい。辛いこともあっただろうに全然擦れてもないし汚れてもいない。こういう人が芯が強い人なのだろうと思うし、卍もそういうところに癒されて可愛くてしょうがないんだろうな。
    全体的に性に寛容な雰囲気もありながら、時代ものならではの仄暗さや色気もあって艶っぽい。登場人物達の未練や後悔や執着が渦巻いた複雑な人間模様も秀逸です。それぞれがちゃんと自分なりの幸せを見つけるのも良かった。
    背景や刺青や着物の柄などの絵がとても綺麗なのも魅力的。そして・・百樹のお尻がプリッとしてかわいい〜。
    私的かわいい受けちゃんのお尻ベスト3に入ってます。
  • 男子寮の薔薇は乳首の夢を見るか?

    愛染マナ

    探究心がすごい(笑)
    ネタバレ
    2025年10月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ キラキラお耽美系の御曹司が変態転校生に振り回されるお話。
    宗一郎の性への探究心が凄すぎて様子がおかしすぎる(笑)藤河原は負けず嫌いと素直さが災いして宗一郎に振り回されっぱなし。
    おバカなエロエロ男子寮生活だけど宗一郎としては大真面目に研究してるのが面白い。
    ブッ飛んでて何度も笑わされました。ギャグ強めだけど変なくどさがなくて読みやすかったです。オススメ!
  • 夜をこえて、ふたりで【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】

    81

    良いタイトル
    ネタバレ
    2025年10月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「朝が来たら、ふたりは」の続編。
    前作でお付き合いすることになり一緒に朝を迎えられる様になった二人のその後です。
    当て馬的な人が出てきてちょっと拗れたり、同性カップルとしての悩みがあったり・・でも以前はスカしてた藤井が余裕なくして覚悟決めて最後はいい男になったな〜と思いました。
    懸案となっていた悠介の実家問題も解決とまではいかないけど、厳格な父親もちゃんと悠介の幸せを願っている そんな親心を知れて良かったです。
    「夜をこえて」のタイトル通り困難を乗り越えて絆が深まった二人にほっこりするとともに濃厚なイチャイチャも堪能できます。幸せな二人の続編も見てみたい。
    ただ一つ気になったのは、表紙絵は分冊版の方が好きだったなって思いました。表紙めくったところに載ってはいるけど。
  • 俺のポラリス

    仁嶋中道

    心温まる
    ネタバレ
    2025年10月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 仁嶋先生作品はほぼほぼ持ってるのだけど私はあまり刺さらないことが多くて、今作も積読しててずっと読んでませんでした。
    でも読んでみて良かった。ほっこり心温まります。
    代理旅行って情報番組とかで時々取り上げられてたので気にはなってた。遠方のお墓参りや病気の方の思い出の場所への旅行などはわかるけど、そんなに需要あるのかなって思ってました。でも、この作品を読んで、ここまで依頼者のことを考えて親身になってくれるなんて素敵だなと思いました。個性的な依頼内容にも工夫して応えようと頑張る姿に引き込まれるし、仕事を通して成長していく巡に温かい気持ちになります。そして・・初対面の様でいて実は以前にも会ったことがあるという運命の再会パターン。大好きです!
    すごく素敵な作品でした。
  • 無機物BL 傘と傘立て

    ハラキ

    意外にも感動的
    ネタバレ
    2025年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 傘と傘立ての恋と言ったらあぶく先生の傘バース作品を思い出します。「放課後水入らず」は擬人化の逆の物体化 動き回る傘と傘立てだったけど、今作では意思はあるけど動かない本物の無機物です。
    自分で動くことのできないままならなさ、徐々に心を通い合わせていく繊細な描写、第三者であるビニール傘の侵入・・・自然なストーリーなのに傘と傘立ての恋もしっかり描かれているし切なさも心温まる展開もある。なんだかんだ持ち主の康太がいい子だから成立する部分もあるな。意外にも感動的でウルっとします。
    ラストは康太にもビニール傘にも新たな出会いの予感。
    お値段の割に103ページとたっぷりあってお買い得です。めちゃめちゃオススメ!
  • アオハルにもほどがある

    木下けい子

    みんな良い人〜
    ネタバレ
    2025年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 場末のホストクラブのNo.3・アラサーホストの三成と三成に入れ上げるDK・宗悟のお話。
    他のホストもお店のお客さんもみんな良い人で宗悟の応援して温かく見守ってくれてるし、宗悟は無鉄砲で一生懸命でズレてるところも面白かわいい。
    テンポが良くて軽快ですごく面白いです。まだ続くけど、今のところ木下けい子先生作品の中でかなり上位に好き!
    早く続きが読みたいです。
  • こんなにえっちでごめんなさい。【電子限定描き下ろし付き】

    車谷晴子

    期待を裏切らない!
    ネタバレ
    2025年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。

    表の顔は真面目で優しい保育士さん、裏の顔はア○ニー大好きな陽汰。ある日、隣の部屋にいつも見ているゲイビの男優が引っ越してくるという展開。
    妄想ばりの都合のいい展開だけど、車谷先生の描く攻めが普通のいい人なはずないよね。そこはやっぱり・・・それはそれは激重なド執着愛でした。うんうん、期待通り!
    陽汰は真実を知らず運命を信じたままで海江田に囲われて溺愛されて過ごしていくんだろうな〜。知らぬが仏。本人達が幸せなら問題なし!
    タイトルはもう少し捻りが欲しかったかな。
  • 愚か者ワンゲルナイト

    町屋はとこ

    久しぶりに読み返したらすごく良かった
    ネタバレ
    2025年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに再読。以前読んだ時はあまり印象に残らなかったけど、読み直してみたらすごく刺さった。え、こんなにいい話だったっけ。昔購入した作品をたまに読み返してみるのも大事だな。

    失恋して自暴自棄になって山で遭難しかけていたところを助けてくれて成り行きでワンナイトした相手・・そりゃ好きにならないはずがない。
    後悔とトラウマ抱えて足踏みしている藤には勢いと行動力があって考え無しだけど素直なキラがいい組み合わせ。キラが起こした環境の変化に巻き込まれてるうちに一歩踏み出せてたのかもしれないな。
    初めは無謀で身勝手に思えたキラがどんどん健気で可愛く見えてきて応援したくなります。
    そして藤の心の傷、亡き親友への想いとキラへの想いが溢れるところでウルッとしました。
    すごくいい作品でした。
  • なんて罪深い君と僕の純情

    ハラキ

    「壁の手 山田さん」の作者様
    ネタバレ
    2025年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 見た目が可愛すぎることでいつも彼女に振られてしまう慶一郎は、それを逆手にとって女装してナンパしてくる男を揶揄っていた。そこに本気で女性と勘違いして告白してきた大学生・白畑と面白半分でデートするうちに本気になっていく、というお話。
    白畑のことをだんだん気になってきているのに自分を偽った細かい嘘が積み重なって後々辛い展開になりそう〜って思ってました。
    1巻の後半でお互い黙っていたことを告白してハピエンになるかと思ったら・・白畑の突然の暴走で拗れちゃって、唐突な豹変ぶりにびっくり。今までの白畑のキャラと違いすぎない?その後和解してハピエンかと思ったけどまだ引っ張るのも意外な展開でした。
    2巻はいちゃいちゃバカップルっぷりや不安やすれ違いや白畑の成長が見られるけど、ちょっと繋がりが悪くて番外編を集めた様な雰囲気がありました。
    基本的にはほのぼのして可愛らしいけどストーリー展開がちょっと不自然だったかな。
  • 僕のパパになってください

    緒川千世

    温かさと切なさと
    ネタバレ
    2025年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人付き合いの苦手なSEの春樹。偶然出会った赤の他人にお金を払ってパパになってもらっているというお話。
    利害関係のない他人だから気軽に話せるというのもあるかもしれない。春樹は欲しくても得られなかった父との温かい関係を、そして灰田は自分の妻や子供のことを理解してあげられずに失ってしまったことへの贖罪を、お互いによって埋めようとしたのかな。
    二人の関係が穏やかで温かいのに表面的で切なくも感じられます。
    春樹が同性愛者であることを告白し灰田はありのままの春樹を受け入れます。二人の関係が今後どのようになっていくかは読者の想像に任されているような感じですが、私は春樹は気持ちを告げないまま今の関係を続けていくのではないかと思うし灰田も春樹の気持ちに気づかないふりをしたまま良き理解者良きパパとして過ごしていくのではないかなと思いました。そして春樹がいつの日か誰かに恋をしたらそっと応援して巣立っていく息子を少し寂しい思いで見守るのではないかな・・と勝手に想像しました。
    人それぞれの解釈ができるしラストはこの終わり方で良かったと思います。
    素敵な作品でした。
  • スキスキよしよし

    黒木えぬこ

    結局ハスキーが可愛いという結論
    ネタバレ
    2025年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。
    実家の愛犬にそっくりなハスキー系男子とか最高!無愛想なコワモテに見えて実は天然ドジっ子な基くんのギャップがかわいいし、重ね合わされてる愛犬“フクダ”が愛らしい!!あ〜シベリアン・ハスキー大好き❤️
    設定は大好きなんですよ。でも花山があまりにもチョロすぎというかあれよあれよという間に流されちゃって、ゲイでもないのにまだそれほど親しくないバイト君を体で慰め?ちょっと展開が強引すぎて置いてけぼりです。はじめのつかみが良かっただけに不自然な展開が残念。
    基の年下ワンコ系攻めっぷりが見た目も含めて作者さんの「みーくんと5回のおねがい」の奏汰に似てるな〜って思ってたらその奏汰がチラッと登場。少しだけ繋がってました。久しぶりに「みーくん〜」を読み返したけど、私は「みーくん〜」の方が好きだな。カナちゃんとみーくんの続編読みたいです。
    星4.5
  • いつまで代わりでシましょうか 番外編

    成瀬一草

    かわいい人達
    ネタバレ
    2025年9月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃめちゃラブラブでかわいい人達。圭は以前はゲイであることを隠してたのに今はすっかり落ち着いて自信がついたという感じです。穂高がちゃんと安心させてくれてるんだろうな。いい恋人だ。
  • いつまで代わりでシましょうか【単行本版】【電子限定特典付き】

    成瀬一草

    身代わりから変化する恋
    ネタバレ
    2025年9月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 積読本から。
    長年片想いをしていた親友の結婚式の帰りに出会った相手と成り行きのワンナイトをする・・いわゆる王道展開です。でも好きな人の代わりにして寂しさを埋めていた相手だったのにだんだんその人自身を好きになっていく、その過程の心情がよく伝わってストーリーがしっかりしてます。最後はちゃんと話し合って正直になった後の打ち解けた雰囲気がとてもいい。描き下ろしや特典も必見です。
    圭の担当していた案件は結局どうなったんだろうと思いましたが、番外編にちゃんと結果が描いてありました。
  • 終われなかった恋の話

    小木カンヌ

    憧れとコンプレックスと
    ネタバレ
    2025年9月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学時代の写真研究会の友人で一度体の関係を持とうとして失敗して以降疎遠になっていた壬生と筒美。プロカメラマンになった壬生が実家の旅館を継いでいる筒美と10年ぶりに再会して再び動き出す物語です。
    単純な恋愛感情だけじゃなくて相手の才能への嫉妬やコンプレックスが混じり合って拗れた感情。今は趣味程度にしか写真を撮っていない筒美がプロカメラマンである壬生にに対してまだ妬むんだと少し驚きましたが、筒美も写真に対する未練や情熱が燻っていたのかもな。ネガティブにグダグダ考えてる筒美に対して壬生が強引だけど包容力があって良かった。学生時代の壬生はちょっと虚勢張ってる感じであまり好みじゃなかったけど大人になって落ち着いたいい男になってると思う。
    積読しといたけど読んで良かった〜。
    星4.6
  • 片恋オペラ

    桂小町

    どちらも歪んでるのかな
    ネタバレ
    2025年9月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染の歪んだ執着愛。
    青の気持ちを知った芥が、可愛くて大切な青の願いを叶えるという形でお付き合いすることになったけど深層心理では芥も青のこと好きだったんじゃないかしら。今の青、紅との幼馴染という関係を壊したくなさすぎて歪んだ形で発露した結果が惚れっぽい片想いジャン/キーだったんじゃないかなと思ったり。そうはっきりとは描かれていないけど鈍チンな芥だから自分の気持ちにも気づいていなかったのかもな。
    表題作のほか短編が一作品収録されています。
    星4.4
  • ほなみ店長は働かない

    武田愛子

    まったりほのぼの
    ネタバレ
    2025年9月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 以前購入していた雑誌で読んでいた作品が単行本化されていたので読んでみました。
    漫画家を目指す書店バイトの芽衣子と個性的な書店スタッフたちの日常を描いた4コマギャグ漫画です。
    ほんのり恋の予感が匂わされてますが発展はなくまったりした雰囲気のまま終了。
    4コマ漫画ですが連続しているのでちゃんとストーリーがあるのがいい。

    あとがきで作者さんが今作は「代原連載」だったと書かれていますが、雑誌って数ページの短編作品やエッセイ漫画などが単発や不定期で載ることはよくあるので特に気にしていませんでした。代原を描く大変さなどを書かれていて、自分が何気なく読んでいたものの裏に色んな苦労があったんだなと業界の裏側(ってほどでもないけど)をちょっと覗いた気分でした。
  • ひっぺがして、こころうらはら 【電子限定特典付き】

    幾田むぎ

    可愛い二人!
    ネタバレ
    2025年9月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 目つきが悪くて怖い人だと思われてるけど実はピュアな猪田とヤリ○ンチャラ男と思われてるけど頼まれたら断れない気弱な萩田のお話。
    誤解されやすい上に期待に応えようと頑張っちゃう優しい二人のなのでお互いに勘違いすれ違い。切ない展開もちょっとはあるけど、それ以上にすれ違いっぷりも可愛い。
    お互いの思い込みがなければ近づくこともなかったのだから誤解も悪いことばっかりじゃなかったよね。
    心が苦しくなる様な展開もなくて、二人の可愛さにたっぷりキュンキュンして元気になれる作品です!
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