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レビュー

今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 食べちゃだめなのにおいしいです

    山田2丁目

    こっちのパターンも良いな〜
    ネタバレ
    2025年6月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「食べてもおいしくありません」のスピンオフ。
    体格差あるしはじめから赤石が押してるし、もしや・・と思ったらやっぱりヒト×オニだった〜。
    この組み合わせもいいな。いや、むしろこっちの方がいいかも!
    チョロすぎる大喰が可愛すぎる。
    それにしても、巨ツノフェチ赤石はどうやって大喰が本物の巨ツノであることを知ったのか。元々鬼家系だから巨ツノのオーラを感じ取れるのか?どこかで偶然目撃したとか?その謎が気になる。
  • 5000回のおやすみのあとで

    梅渋ちうこ

    Ever After が良き!
    ネタバレ
    2025年6月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シングルファーザーになった初恋相手に再会し家事代行のバイトとしてサポートする、というお話。
    絵がとっても可愛いし、ほっこりする子育てBL大好きです。
    ほのぼの系の作品はエチは無くてもいい派なんですが、最後にしっかりありました。
    王道展開で途中サクサク進みすぎて印象に残りづらい。でも、最後に朔の成長した姿が見られて朔が涼太との約束を覚えててジーンとしました。「Ever After」の部分はすっごく好き。この部分があって良かった。
    星4.5
  • 焦がれた糸を結んでおやすみ

    内海ロング

    二人とも可愛い〜
    ネタバレ
    2025年6月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新人編集者の百合野と担当作家の本庄。運命の相手がわかる者同士の、わかるが故の悩みや迷いやモダモダです。
    相手のことが気になるのは“運命”だからなのか、一緒にいたいのはメリットがあるからなのか、本当に相手自身のことが好きなのか・・・運命の相手がわかるというのもロマンチックなだけじゃないのね。知らないからこそ何も考えずに無邪気でいられるというのはあるかもしれない。
    でも、悩むのも二人が真面目でピュアであるからこそ。二人とも可愛くて微笑ましくてニマニマしながら読みました。
    大好きな作品です。
  • 秘め事うさぎはやりたいざかり【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】

    やいび

    でっかいウサギちゃん
    ネタバレ
    2025年6月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人間と獣人が共存する世界のお話。
    恋愛対象は人間の男性で受け希望なのに体が大きいため受け需要がないウサギ獣人のケイトとケイトの働く獣人風俗店にきた無愛想な客・潤。客とキャストの関係から始まる恋です。大きいけど弱気で優しいケイトが可愛い。お店の同僚ウサギちゃん達もみんな親切で協力的でホンワカします。
    ケイトの性的指向を決定づけた小学校の同級生が実は潤なんだろうなって思ってたけど、そうでもなかったみたい。再会もの大好きなものですっごく期待して、いつ判明するかな〜ってドキドキしてたのにちょっと肩すかし・・・。まぁ勝手に期待してただけなんですけどね・・・。
    星4.5
  • 「二度目の朝は君に1曲」番外編『Don’t stop me now』【電子限定版】

    新藤伊菜

    ラブラブエロエロ
    ネタバレ
    2025年6月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編の展開に物足りなさがあったので、番外編で補えるかなと期待して購入。
    朝倉の出張で半月会えなかった後の大盛り上がりなH。
    ラブラブというよりエロエロ。
    ストーリー性はあまりなく、同人誌のような濃厚エチです。
    星3.8
  • 二度目の朝は君に1曲

    新藤伊菜

    リーマンカップル
    ネタバレ
    2025年6月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 商社でバリバリ働くライバルリーマン同士のケンカップル・・大好きな設定です。
    設定は大好きなんだけど・・・お仕事の場面も結構しっかり描かれてるけど内容が浅くてツッコミどころ満載。人物のキャラクターも作り込みが甘い気がする。「この人物にこのセリフあまり合わないな〜」てことがチラホラ。一番気になったのは番外編で山下が生粋の理系思考で朝倉が文系脳だってところ。本編中では理系らしさ文系らしさはほとんど感じなかったから違和感ある。周囲の友人や同僚もキャラがはっきりしなくて印象薄い。
    試し読みで期待してたから辛口評価になっちゃった。設定は好みなので色々惜しかったです。
  • 星屑のデビュタント【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】

    やん

    ガチムチ渋おじΩ
    ネタバレ
    2025年6月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ βとして生きてきたおじさん貴族が運命の番に出会って突然Ωの発情を迎えるというお話。
    セオドアは全然”冴えない”おじさんなんかじゃなくて穏やかで知的で品があって素敵です。Ωになってからは愁いと色気が最高!
    突然バース性が変わってしまったことへの戸惑いや貴族としての家の問題、ヒューゴとの身分差やヒューゴの出生の秘密等、いろんな問題があるのにサラッと進んでしまうのは少し残念。ページ数の問題かな。もっとじっくり描いて欲しかった。
    最後はラブラブでヒューゴも家庭的な良い夫で良かったです。
  • 上手にできたね、渡瀬さん 【電子限定特典付き】

    野萩あき

    精神的リバ
    ネタバレ
    2025年6月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Subだけどタチの渡瀬とDomだけどネコのトウマ。風俗店で偶然出会って惹かれ合う・・というお話。
    ちょっと特殊な二人が運命的に出会ってそのままラブラブ展開かと思ったらそう単純ではなくて・・「ダイナミクス関係なく真実の愛を貫く!」という展開になるかと思ったらそこからさらに一捻り。作者様が後書きで精神的リバとおっしゃっていたのも納得。
    イレギュラーな状況でもピッタリ合う稀有な存在に出会えた、まさに運命と言えるのかもしれない。でも、レアケースが重なりすぎると“ちょっと都合良すぎじゃない?”って思ってしまいました。
    星4.4
  • 合図はシガーフレーバー

    白金ジェリー

    もっと読みたい!
    ネタバレ
    2025年6月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学時代の友人からセ/フレになって10年。本当は好きなのに素直になれずに拗らせてる受けと一枚上手の攻め。
    よく10年もこの状態で続いてたな〜。でもこのタイミングだったからこそうまくいったというのもあるのかもしれないな。
    絵もストーリー展開も上手い。しっかり纏まってて52ページと短いのに満足感が高くてもっと長い作品を読んだような読後感でした。もっと読みたいけど綺麗に纏まってるからここで終わりでいいのかな。
    作者さんの他の作品も読みたいと思ったけど、他の作品は見当たりません。新作書いて欲しいな〜。
  • はやにえの恋

    文善やよひ

    最終的に全てがつながる
    ネタバレ
    2025年6月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人喰い蛇達のお話。
    それぞれの話が時系列的に前後してるけど、最終的には全て繋がっています。一読した時はわかりにくかったけど読み返すと繋がりが理解できました。
    烏蛇と白蛇のお話は切ないしもっと他の未来があったのではないかと少しモヤっとしました。アキと仁井さんは幸せになれそうで良かったけど視覚的にショタっぽいのがちょっと気になる。でもアキが生まれてからは100年以上経ってそうだしいいのかな〜。
    人間界で生きていく蛇神たち。寿命の問題、人喰い蛇としての本能の問題・・今後はどうなっていくのか気になるけど細かいことは考えずにフワッと終わる方がこの世界観としてはいいのかも。
  • もぐもぐ、ごっくん。【電子限定描き下ろし付き】

    あぶく

    イン魔カップル
    ネタバレ
    2025年6月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コミュ障陰キャで狩りができずいつもお腹を空かせているイン魔のユウリとキラキラホストで狩りし放題精気ストックし放題なイン魔のトウマ。偶然出会った二人がイン魔同士助け合って同居するうちに食事以上の気持ちが芽生え・・な展開。
    イン魔同士はタブーなのに惹かれあって抗えない様子が色っぽくてエチいし絵もかわいい。
    でも・・タブーなんだから魔界から偉い人が来て罰を受けたりしなくていいの?命や魔力に悪い影響とかなくていいの?
    両思い後は波風もなくただラブラブイチャイチャしてるイン魔たち・・あれ?タブーどこ行った!?
    星4.4
  • 【単話】推しと出会って元気になったから恩返し、します!番外編

    未散ソノオ

    ほんわか癒される
    ネタバレ
    2025年6月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「つきあいたて」な二人のその後。
    かぁくんはモジモジしっぱなしだし雅人はキラキラ過ぎる。
    大の大人の初デートがいちご狩りですか、可愛いかよ!
    蕎麦打ち以外は完璧なスパダリ蕎麦屋が面白い。
    エチはもちろんキスすらもない番外編だけど、ゆっくり恋を育んで欲しい。
  • いつか終わると思ってる

    かどをとおる

    健気でかわいい
    ネタバレ
    2025年6月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの失恋につけ込んで期限付きで付き合ってもらっていると思っている受けと、一緒にいるうちに本気になってるのに素直に気持ちを表現できない攻めの切ないすれ違い。
    絵がとても可愛くて、ストーリーも王道だけど短い中でしっかり纏まっててスムーズな展開です。
    両思いになった後のラブラブもしっかりあります。
    今どきの作家さんはデビュー前からレベル高いな〜。
  • Qの婚姻

    小石川あお

    素晴らしい傑作
    ネタバレ
    2025年6月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 自分が倒した魔王に求婚する勇者のお話。
    竹取物語とロミオとジュリエットを組み合わせたような雰囲気です。
    はじめはツンデレ魔王が可愛くて癒されていましたが、魔王が人間との寿命の差を知り、魔王がなぜ魔王になったのかがわかり、魔王と勇者の関係がわかるにつれて切なくなっていきます。
    景勝地の悲恋伝説のようなラストかと思われましたが、小石川先生は数百年後の素敵な結末を用意してくれてました。
    作品中の全ての設定も言動もエピソードも無駄なく繋がっていて全てに意味がある。優しくて切なくて美しい物語。今作も涙なしには読めません。電子限定おまけを読み返しただけで泣けてくる〜。
  • 石橋防衛隊(公認)【単行本版】【シーモア限定描きおろし特典付き】

    ウノハナ

    しっかり公認
    ネタバレ
    2025年6月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前作で個人的に勝手に石橋を防衛していた国分寺も恋人になりしっかり(公認)されました。
    石橋の従兄弟の光が現れてちょっと引っ掻き回したりするけど、こんな甘ちゃん国分寺の足元にも及ばないぜ!
    相変わらず佐倉先輩が二人をイジってて楽しそうなポジションで羨ましい。
    卒業しても国分寺は運も運命も味方につけて(いや、薙ぎ倒してかな)石橋と一緒。この先の二人も見てみたい。
    続編お願いします!
  • 石橋防衛隊(個人)

    ウノハナ

    大好きっっ!
    ネタバレ
    2025年6月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃめちゃ読み返してる作品なのにまだレビュー書いてなかった。昔購入した作品ほどレビューしてないよね。
    幹部自衛官を養成する某大が舞台。首席入学で成績も体力も飛び抜けた軍神のような国分寺は国防には全く興味は無く、ひとえに友人の石橋に悪い虫が付かないように個人的に石橋の周囲を防衛してるって・・・設定が斬新で面白すぎる。
    古風で生真面目でズレてる国分寺が某大生の雰囲気に合ってる。というかここ以外の選択肢があるのかってくらいピッタリ。
    国分寺の重くて不器用で暴走する石橋への愛が面白い。報われてよかったな!!まだ航海は始まったばかり、魚雷を命中させるのはこれから(笑)石橋防衛隊(公認)に続きます。
  • 午前3:00のアイスクリーム

    aioiuo

    雰囲気いい
    ネタバレ
    2025年6月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題対象の短編同人誌全24P
    エチの後、午前3時に起き出してキッチンに座り込んでアイスクリームを食べる生活感と非日常感。
    二人の名前と一方は甘党、一方は辛党であること以外は全く情報は無い。
    でも二人の雰囲気からセ○レなどではなく恋人同士であろうこと、夜中に食べるアイスをアイスディッシャーを使って足付きデザートカップに盛るちかしが几帳面で凝り性で愛情深い人物であろうことなどが想像できます。
    この作品のみではストーリー性に乏しくて物足りなさはあるけど、短い中で誌面の奥を想像させる力は凄いと思う。
  • ゆっくりあるいてじゅうごふん

    aioiuo

    すごく可愛い
    2025年6月4日
    aioiuo先生のデビュー前の短編全42P
    秋祭りを舞台にした作品。幼馴染のような中学生男子二人のすれ違いとハピエン。
    詳しい説明は一切ないけど会話から状況が色々伝わってきます。背景まですっごくキレイな絵で人物も可愛い。
    以前読んだ時は説明不足で物足りないな〜って思ったけど読み返したら短編としての完成度はものすごく高いなと思いました。
    細かく説明しなくても伝えられるって凄い。
    もっと長い作品でもこの二人を見てみたくなります。
  • ご主人さまとけだま

    小石川あお

    可愛くてあったかい
    ネタバレ
    2025年6月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 捨てられて出来損ないの猫のもののけになった「けだま」とけだまを拾ったサラリーマンの千草のお話。
    捨てられたのに人を恨むことなく「人を愛したい愛されたい」という心残りからもののけになったけだま。けだまが健気で一生懸命でかわいいし、一途な思いに泣けます。
    千草の亡き妻はもう少し関わってくるかと思ったけど説明も少しだけでアッサリでした。近所の霊感高校生も中途半端な感じ。
    でも可愛くてあったかい作品でした。
    星4.5
  • 殿とつばめ

    小石川あお

    泣きすぎた・・・
    ネタバレ
    2025年6月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 購入したのは結構前だったのだけど、読むのが辛くて途中でやめていました。今回、意を決して読み直し。途中、泣きすぎて中断したりしながらなんとか読了。
    はじめは単純にお人好しで善良な坊ちゃんのようだったのに、自分の身を削るのはただ乙鳥に戻ってきて欲しいから、ずっと一緒にいて欲しいから。坊ちゃんの寂しい生い立ちもあり乙鳥への一途な想いとは思うけど、その身を削ると乙鳥がどんなに心配し悲しむかわからないなんて未熟で愚かな行為だと思うし、季節によって巡る生き物をその営みから切り離すとどうなるのかも想像できない子供だ。坊ちゃんがポヤっとして可愛らしいから絆されそうになるけど、やってることは好きな人に振り向いてもらうために自傷行為を繰り返すメンヘラと変わらないんじゃないか。
    元ネタのオスカー・ワイルドの「幸福の王子」も王子は視野の狭いところがあり、本当に純粋に自己犠牲を払ったのはツバメだと思う。
    乙鳥の坊ちゃんに対する愛と献身に泣きすぎて目が腫れます。最後に傷ついたお互いを確かめ合う二人が切なくてでも幸せそうで・・あ〜レビュー書きながらまた涙が出てきた〜。全てを失ったからこそ純粋に二人だけの幸せを手に入れられた、のかな。
    すごく良い作品、でも気軽には読み返せないかも。
  • こんなオレをスキとかマジか

    柊のぞむ

    キャラ変
    ネタバレ
    2025年6月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヤリ○ンと噂のカフェのオーナー店長・麦丸と対人関係が苦手な常連・禄。
    今作を単独で読むと、麦丸は過去はクズだけど禄のこと本気で好きになって変わった・変わろうとしてるお話・・・って思う。
    ただ、この麦丸って「啼かせてやるよヤンキーくん」でチラッと出てきた親の金で好き放題やって人を見下してて喧嘩がめちゃくちゃ強い不良グループのリーダーなんですよね。この時はクズとかサイコパスとかでは簡単に表せない猟奇性があるような気がしてました。
    だから今作での麦丸が表面的にでも人当たりのいいカフェのマスターになっていて驚きます。複雑な家庭環境や祖母との思い出がチラッと語られますが、詳しくは描かれないため人生が一変するような心を入れ替えるような理由があったのかよくわからなかった。たとえ今は大人しくしていても自分の思い通りにならないことがあると豹変するのでは、とハラハラしながら読みました。
    柊先生の作品は他作品の登場人物がチラッと出てくることが多いけど「こんなキャラだったっけ?」って疑問に思うことがありモヤモヤすることがあります。まぁ他作品との繋がりは気にせず読めばいいのかもしれないけど・・・。
  • そして、海に日が昇る

    かれい煮太郎

    両片思い
    ネタバレ
    2025年6月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 10年ぶりに地元に戻ってきて再会した大人になった元ヤン達の不器用な恋。
    お互い好きなのに誤解したり臆病になったり、元ヤンらしからぬ繊細さです。
    高校時代、他校の生徒と喧嘩したり走り屋のチームに入ってたり、ヤンキー描写はあるものの泥臭さや暑苦しさはなくアッサリしてます。
    亡くなった先輩への思いなど複雑な関係もあるけど、先輩が亡くなった原因に触れられていないのもありなんとなくぼんやりした印象です。キイチと晃太のやりとりもモダモダしてるけど比較的サラッと展開。
    かれい煮太郎先生の絵は好きだし雰囲気はある。ただ、少し深みが足りないような物足りなさはあったかも。
    星4.4
  • 長浜To Be,or Not To Be[コミックス版]

    スカーレット・ベリ子

    いい意味で予想外
    ネタバレ
    2025年6月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙と作品紹介から「今時のDKの甘酸っぱいアオハルか〜?」って思ってたけど、魚市場!?遠洋漁業!?あれ?予想外。
    スカーレット・ベリ子先生作品によくある仄暗さやいい意味での後味の悪さも無い。カラッと明るく爽やかで心温まる。そういう意味でも予想外。
    ちょっとしたすれ違いはあるけど、二人とも変に拗らせらたり捻くれたりしてなくて素直というか素朴。地方のヤンキーって言ったって福岡の結構ど真ん中でしょ。今どきこんなピュアな子いるの!?
    これからも素直で可愛いままの二人でいて欲しい。続編が楽しみです。
  • 本なら売るほど

    児島青

    人生模様
    ネタバレ
    2025年6月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 街の小さな古本屋に来るお客さんたちの人生模様。
    みんななかなかクセのある人たちばかりです。これが普通の書店だったらこうは行かないだろうな。「古本屋」の常連になるような人たち独特のこだわりと味。
    基本的に一話毎に完結しているけど、2巻になると登場人物たちが少しずつ繋がってきます。私は3千冊の積ん読を大事にしているジョージさんの蘊蓄にヤラれました。本の愛し方は人ぞれぞれだな〜。
    私が中高生の頃までは古本屋も貸し本屋も近所にあったけどいつの間にか無くなり、紙の本を買う事も少なくなりました。
    久しぶりに本屋さんの紙の匂いが嗅ぎたくなります。
  • 咬みたくないの

    衿先はとじ

    相変わらず絵が可愛い!!
    ネタバレ
    2025年6月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大企業の会長で千年以上を生きる吸血鬼の要と要に先祖代々仕えている一族の末裔で従者兼秘書の晴人のお話。
    要に噛んで眷属にして欲しい晴人と初恋相手の晴人の先祖を吸血鬼にするのを失敗したことから噛むことを拒否する要の攻防が見どころ。
    はとじ先生の絵が可愛いし、切なさもありつつテンポの良い軽快な展開です。
    ただ、気になる事もいくつか。晴明の眷属化を失敗してから千数百年が経っているのに要は失敗した原因を今まで調べようとしなかったのか。永遠の命を生きる吸血鬼には千数百年という時間も晴明を失った傷が癒えず立ち直る間もない短い時間だったのか。要の会社は人外の悩みやトラブルを解決するサプリや薬を作ったりしている会社だけど、今までの研究や資料で眷属化について役に立つものはなかったのか。せっかくの設定が活かされていないようでもったいない気がしました。
    結局、実ったのは生まれ変わりとして晴明の想いだったのか晴人自身の恋だったのか曖昧な感じもしたけど、そのどちらも持ちながら晴人は晴人として要と一緒にこれからずっと生きていくんだろうな。
    星4.5
  • バブらせて、もっと

    千野ち

    癒し・・
    ネタバレ
    2025年6月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 周囲の期待に応えようと頑張りすぎるとストレスが溜まってオシャブリを吸わずにいられない雨宮と寮の同室になった面倒見のいい圧倒的聖母な後輩・江波。
    オシャブリをちゅうちゅう吸って安心してる雨宮がかわいい!甘えたい雨宮とお世話したい江波、win-winのいい組み合わせだと思う。絵が可愛いし癒される・・・。
    雨宮は頑張らなきゃいけないという強迫観念に似た気持ちが強すぎて人に頼ることができなかったのかもしれないけど、周りにも慕われて友人もいるのに自分で背負い込みすぎだよね。なんでも雨宮に押し付ける先生にもモヤモヤするし、江波の独占欲も急だなって思った。
    ちょっとモヤる部分はある。でも可愛くてまた読み返したくなる作品です。
    星4.6
  • パーフェクトピンクラバー【電子限定おまけ付き】

    二須りぃ

    入り口はフェチ
    ネタバレ
    2025年5月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 乳首フェチのノンケ大学生・成実と理想の乳首を持つ男・怜士のお話。
    まぁ好きになるきっかけは色々でそれが顔のこともあり乳首のこともありますよね(笑)ただ、女性のと男性の乳首は形が結構違うと思うのだけど、怜士の乳首が理想ということは成実の理想は元々男性の乳首だったということか。成実が乳首フェチになった理由が俄然気になるけど、そこは詳しく描かれていません。
    ノンケとの恋愛に躊躇するトラウマ持ちの怜士をそもそものトラウマの原因となった成実の兄が説得してあっさり解決。打算的でゲスい兄だけど弟には嫌われたくなかったのかね、結構ブラコン?兄が原因だったのだから兄が解決するのは理に適ってはいるけれど、急に展開早い気がします。
    あれ?以前読んだ時はかなり好きな作品でいちばんのお気に入り本棚に入れてたのに久しぶりに読んだらなんか粗が気になるな〜。
    でも絵もキレイだしやっぱり好きな作品です!
    星4.5
  • だから死ぬ気で旅に出た

    小沢カオル/片岡恭子

    真似はできない、でも興味深い
    ネタバレ
    2025年5月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 荷物の運び屋としてライターとして世界中を旅する片岡恭子氏のコミックエッセイ。
    危険な国の無謀な女性一人旅。普通の旅の参考にはならないけど、日本とは全く違う場所がたくさんあることを知るきっかけにはなると思う。そして平和な日本ではできない経験をしたことで状況判断能力や生きる力のようなものを身に付けているのをみると、やはり日本人の「平和ボケ」を感じずにはいられない。知識と経験がなければ咄嗟の時の行動はできないのだから。
    途中で死んでもいいと思うからこそできた経験もありそうだけど、日本で自分が擦り減ってダメになってしまうくらいなら環境をガラッと変えてみるのは一つの方法だろうと思う。辛い状況なら無理に我慢せずに逃げる、自分で新しい場所・新しい人生を選ぶのも大切かも。
    中南米から帰国後、蔵前仁一氏の「旅行人」に寄稿していたとか。なるほど、わかる。同じ匂いがするもんな〜。
  • ありす、宇宙までも

    売野機子

    子供の可能性は無限大
    ネタバレ
    2025年5月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ マンガ大賞受賞作ということで気になっていた作品です。

    容姿端麗で人気者だけどセミリンガルで勉強ができずに悩んでいたありすとそんなありすに勉強を教え彼女を変えようとする変人天才児・犬星のお話。
    「子供は、自分の力で未来を変えることができる。」犬星の知識とプロデュース力も素晴らしいけど、それを受け取るありすが前向きで素直な性格だからこそ成り立つ関係だと思いました。
    教え、導く存在だと思われた犬星だけど犬星もまたありすに励まされ成長している。名伯楽ではなく同じ夢を見て共に歩む仲間。「あたしはここにいる」ありすの力強い言葉が眩しくて嬉しくて応援したくて涙が出ました。ありすが宇宙飛行士、コマンダーになった暁には犬星にはぜひ管制室で見守っていて欲しい。
    すごく良い作品です。今後の展開が気になってワクワクします。
  • 社長は秘書に××したい

    篁アンナ

    古BLパロディー風味
    ネタバレ
    2025年5月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 容姿端麗、頭脳明晰な御曹司社長・鳳とサイボーグと呼ばれるクールなシゴデキ秘書・如月のお話。
    男女問わず惚れられまくる鳳は自分になびかない如月にプライドを傷つけられあの手この手で口説こうとします。人の話を聞かずナルシストな鳳は癖強すぎだけど、相手を喜ばせたいと思って行動するうちに成長してて良かった。1巻で如月が割とあっさり落ちたなって思ったけど、その後ももちろん恋のライバルは登場するし御曹司あるあるの親の決めたお嬢様とのお見合いもあるし、予想を裏切らない展開です。本編もギャグ要素多めで古BLパロディー風なのですが、作中に出てくる社内図書の同人誌が古BLイジリすぎ(笑)
    シリアスなし、面白かったです。
    星4.5
  • おれの初夜は何度あってもいい【コミックス版】

    今井ささる

    いろんなシチュエーションの初夜
    ネタバレ
    2025年5月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 以前、単話で途中まで読んで続きが気になったのでコミックス版を購入しようとしたのですが、上下巻でまだ完結しておらず完結してから買おうと購入を保留。上下巻の次は何巻になるんだろ〜と思ってたら完結したらシレッと1・2・3巻に変更されてました(笑)

    引きこもりアナニストのミツキが気になっていたコンビニ店員の西原とひょんなことから初体験をする事になり、その一日がタイムリープで繰り返されるというお話。タイムリープするうちに少しずつ状況が変わり西原の対応も変化するのが面白い。
    はじめはゲームをリセットするように繰り返される一日といろんなシチュエーションを楽しんでたミツキが一歩踏み出して西原と体以外の関係を作ることで繰り返すループから抜け出せてこのままハピエンに向かうかなって思ったけど・・・その後、未来人やら時空保安局やら出てきて何だかテイストの違うSF漫画の様相を呈してきます。科学的(?)に時空移動の説明とかしてるけどよくわからないし、その辺はフワッとしたままのファンタジーの方が良かったんじゃないかな。ツッコミどころも疑問も色々あるけど、西原に全て話してお互い理解しあって本当のカップルになれたから良いラストだったという事にしときます。
    星4.4
  • センパイ×コウハイシリーズ【R-18版】

    榛名ハル

    レベル高い
    ネタバレ
    2025年5月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 陸上部の先輩後輩もの。ページ数少ないので展開早くて驚きますが、絵は背景までしっかりキレイ。
    1巻では積極的であざとい感じの後輩だったけどその後はピュア可愛い。先輩を落とすために必死に頑張ってたのかな。
    1巻の初Hの時の脚の位置がおかしな事になってて、ん?って思ったけどそれ以外は体の描き方も綺麗です。
    1巻 35P、2巻 29P、3巻 29P、同人誌だけど完成度高いと思いました。
    星4.5
  • 恋をするならひれ伏して

    ハルモト紺

    すっごく良かった!
    ネタバレ
    2025年5月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 同期でライバル同士の時藤と早瀬。片や御曹司、片や地方出身。お互いに相手が自分にないものを持っていると羨んでいたけどそれぞれ外には見せない悩みや苦労があることを知り、変化していく心情が繊細に描かれています。
    今まで誰にも見せられなかった弱みを見せられる相手ってホント素敵。そして早瀬は実はなかなか甘え上手だよね。「俺にごほーししてみろよ」とか涙目で「じゃあ、キスして」とか破壊力がすごい。今までワガママ言えなかった人とは思えない(笑)それだけ心を許して委ねられる相手ということか。
    こんな二人が起業して一緒に頑張ってる姿が見てみたい。きっと良いバディになるだろうな。続編希望です!
  • 悪魔サマのお気に入り

    由元千子

    溺愛悪魔
    ネタバレ
    2025年5月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お人好しな大学生・朔と突然現れた悪魔・サイカクのお話。
    朔が友人から受け取った怪しげな物で変なことが起こっているのに性懲りも無くまた受け取るなんておバカなの?って思ったけど魔力でヘイゼルに操られていたということかな。朔とサイカクの間に子供の頃の繋がりあったっていうのが良い。こういう、実は昔 関係があったとか初恋の相手とかいう展開大好き!朔の周りには子供の頃の近所のおじさんといいヘイゼルといい悪魔が引き寄せられる何かがあるのかしら。それでもサイカクが子供の頃に気に入った「まっしろでやわらかい魂」のまま素直なお人好しに育っていてよかった。溺愛悪魔が良かったです。
    星4.5
  • ショクドー・ディナーショー

    梅松町江

    2作品収録
    ネタバレ
    2025年5月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作は食堂のバイト・イチと常連の涼さんのお話。無表情でガタイのいい涼さんが付き合ったらイチャイチャしたがりで甘えたなの可愛いし、痛い方を自分が引き受けて受け入れるという漢気もあって良かった。
    もう1作品は不器用な変人小説家のお話。私はこちらの方が好き。北村が恋愛慣れしてなくて世間知らずでことごとく言動がおかしいけど、一途で大真面目。まぁ実際一緒にいたらイライラするかもしれないけど、クセの強さが面白い。こちらの作品をもっと読みたかったです。
  • 恋のカタチは四角形

    塩田キョウカ

    タイトルの意味って・・
    ネタバレ
    2025年5月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ワンナイトの相手と別の場所で偶然再会して、頑なな相手と徐々に距離を縮めて両思いになるお話。あるある展開だけど、充也のおぼこい感じが世話焼きさんならほっとけない可愛さです。心先生は「相手に合わせ過ぎて中身がない」って言われてずっと気にしてたけど、元カノの言葉以外に「自分がない」エピソードが描かれてないからちょっと違和感。普段の心先生はそんな感じじゃないし・・。元カノが酷いだけで実際はそんなことなかったんじゃないの!?心先生がおかしな呪縛から逃れることができてよかった。
    タイトル見た時は四角関係なのかな〜って思ってたけど、ライバルも当て馬も出てこない。二人を繋いだ折り紙の四角形かな。
  • 君さえいれば晴天なり

    bon

    かわいい!
    ネタバレ
    2025年5月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 感情と天気がリンクしてしまう泣き虫でお人好しな天とちょっと不良っぽいクラスメイト塁のお話。
    泣くと雨が降る、とだけ思っていた天が実は笑うと晴れて嬉しいと綺麗な虹が出るって、そんな素敵な体質今まで気づかなかったなんて勿体無い。周りに気を使い過ぎてネガティブになってたのかな。
    短編52P、絵もストーリーも可愛い作品でした。
  • 行きたい場所 【被写界深度 応募者限定小冊子2018】

    苑生

    ドライブデート
    ネタバレ
    2025年5月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編のほんの少しだけ先のお話。
    恋人同士のドライブデート。行き当たりばったりな感じが二人らしい。
    猫の集会が可愛かった。
  • 被写界深度

    苑生

    久しぶりに読み返しました
    ネタバレ
    2025年5月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 実写化で話題になっていたので久しぶりに読み返しました。というより、購入したのはかなり前なのだけど上巻の途中まで読んで積読してました。
    前回読んだときは早川の紺ちゃんに対する態度に違和感があって途中で読むのをやめたのですが、今回最後までしっかり読んで違和感の原因が少しわかったような気がします。
    子供の頃は周囲の状況や他人の気持ちがわからなくて落ち着きのなかった早川。ちょっとADHDのような雰囲気です。それが中学で山下と仲違いして、友人も好きだった音楽も失ってしまった。子供の世界は狭いから全てを失ったような気持ちになっただろう。
    そして高校生に時間が飛んで、ヤリ○ンになっている早川。友達が上手く作れないから手っ取り早い関係を求めたのかもしれない。辛い経験をしたから「自分」を出さずに周囲に流されるようになってしまったのかもしれない。紺ちゃんを無理矢理襲ったのも好きじゃないシーンだったけどそれはまぁいいとしても、紺ちゃんに嫌われることを恐れて嘘ついて自分から身を引くっていうのは早川のキャラクター・特性として違和感があるように感じました。
    そして下巻では雰囲気がガラッと変わって早川があまりにも「普通」の男の子になっていて「普通」の拗らせ片思いという感じ。子供の頃の早川の“才能はあるけど周りに合わせられなくて浮いちゃう”特性ってどこにいったの?高校の頃の紺ちゃんの言葉でまた音楽に向き合おうと思ったはずだけどバンドについてもちらっとしか出てこないから、早川が今は好きなことに打ち込んだり何かを克服したりできているのかどうかもよくわからなかった。
    私としては勝手に「ちょっと変わった子が自分のことを認めてあげられて自分らしくいられてそんな自分を丸ごと好きになってくれる人と出会えた」っていう感じの感動的な展開を期待していたのかも。まぁ自分勝手な期待な訳ですが、予想を裏切る普通の展開になんだかモヤモヤしました。でも、両思いになってからの二人のイチャイチャは友達の延長らしい可愛いおふざけもあり、上巻と切り離して考えればとても好きなシーンでした。
    これからの二人がお互いを理解し合う関係となり写真家・ミュージシャンとして成長したり、山下との関係も何らかの進展があったりしたら、また物語に深みも出て感じ方も変わっていくのでしょうか。いったい何様目線かって感じでデカい口叩いてすみません。
    星4.4
  • 棺にさよならの花束を

    rosca

    死生観を考えさせられる
    ネタバレ
    2025年5月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 生前葬を希望する明星の「死ぬことにも多様性を認める」という表現にハッとした。彼は自分で死の期限を決めることで不確かな死への恐怖を克服し限りある生を満足いくまで味わおうとしている。言いたいことは理解できる。ただ、明星がそういう考えに至った理由は家族を全員を事故で亡くしてサヨナラも言えない別れを経験したから、というのは悲しすぎる。でも、その時に絶望して自死を選んだりせずむしろ自分は死をコントロールしてやる、と思えるのは強い人だなと思う。でも、そう決断できるのは将来に希望を持ったり未練を感じたりすることがないからだと思うとやっぱり悲しい。
    涙もろくてすぐ感情移入してしまう葬儀屋さんの久永。確かにお葬式は悲しい、でも悲しむ人がいるお葬式というのはその人が愛されていた証でもあると思う。どれだけ長く生きても大切な人の死が悲しくなくなる訳ではないけど、毎日を大切にすることで悲しい死に負けない人生が生きられるのではないかな。実践するのはとても難しいと思うけど・・。「明日死ぬように生きよ」ガンジーはそういうつもりで言ったんじゃないかもしれないけど ふと思い出しました。
  • お祓いするから挿れますね【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】

    道草臓

    結構しっかりホラー
    ネタバレ
    2025年5月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お祓いするとか弱ってるところにエネルギーを注入するとか言ってエロい展開になる作品は時々ある。これもそう言った作品かな〜って思って今まで読んでませんでしたが、読んでみたら結構しっかりホラー。それに色情霊に襲われる時は触手のようになっていたので、怖いのと触手が苦手な人は要注意かもしれません。
    ストーリーがしっかりしてて謎も伏線も最後にちゃんと回収。悪霊も怖いけどそれよりも怖いのは生きてる人なんだよね。げに恐ろしきは人の業。
    星4.3
  • 恋に落ちる音がする(分冊版)

    花宮りお

    タイトルが好き
    2025年5月22日
    コミュ強DK奈津とクールな一匹狼後輩・夏川のお話。学校の屋上で出会った二人のピュアで可愛い淡い恋。
    でも、二人が出会ったのは偶然ではなくて夏川には執着男の匂いがする・・んじゃないかな〜と感じるのは私だけでしょうか。いや、本当にピュアなだけかも、まだわかりません。今後が気になる。
  • うちの小悪魔くん

    よこざわ

    めっちゃくちゃ可愛いんですけど〜
    ネタバレ
    2025年5月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まず絵がすっごくかわいい。そしてサキュバス志望の小悪魔・スピカが無邪気でちょっとおバカでメチャクチャ可愛い。
    狙われた人間・ムギも早々に絆されちゃってるし。魔力で魅了なんかしなくてもこれだけかわいけりゃ絆されますよ。
    ハイテンションなラブコメかと思ったら途中シリアス展開でスピカの一途な献身愛にウルッとしました。純粋で迷いのない愛。これはやっぱり天界の素質なのかな。
    すごく良かったです。
  • ヤンキーとキャラメリゼ

    梅渋ちうこ

    続編希望!
    ネタバレ
    2025年5月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 承認欲求強め陽キャな瑛人とクラスメイトのヤンキー・真木のお話。
    子供の頃から可愛いものが好きな真木が周囲からの圧力によって男らしいふりをするようになりヤンキーとして振る舞っているっていうのが悲しい。SNSに自作のお菓子をアップするのだけが自分らしくいられる瞬間だったのかな。
    瑛人は軽くて強引で無神経ではじめはいい印象無かったけど、その強引さもあって真木も殻を破れたっていうのもあるかもな。終わりよければすべてよし。照れて真っ赤になって涙ぐんじゃう真木が可愛いです。
    真木は就職どうするんだろう。男性パティシエっていうのもカッコいい職業だと思うけど。これからの二人も見てみたいです。
  • 両性α~生意気キメラは逆らえない。~【単行本版】

    伊藤良

    特殊設定オメガバ
    ネタバレ
    2025年5月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ αとして生きてきたのに微量のΩ因子も持つ両性キメラであることが判明した一ノ瀬。運命のαに出会って番になった後に運命のΩにも出会ってしまう・・というお話。
    最近のオメガバでは運命に逆らって自分で選んだ人と結ばれるっていう展開がよくあるけど、今作では二人とも運命の相手。今までずっとαとして生きてきた一ノ瀬が今後もαとして生きる道を選びΩのコウと結ばれるか、自分のΩの部分を受け入れ二宮と一緒に生きていくか・・。今後の人生をαとして生きるかΩとして生きるか、そんな大きな選択を高校生が自分で決めるのって大変なことだと思う。この選択って単なる恋愛の問題じゃなくて将来にわたる人生の問題だからね。そういえば一ノ瀬の親って全く出てこないけどどうなってるんだ。
    試練を乗り越えた二宮と一ノ瀬は絆が深まってる感じで良かった。子作りに関しても期待が持てそうな展開で今後の二人も見てみたい。ちょっとご都合主義的な感じもまたファンタジーの醍醐味だと思います。
    コウと海里のスピンオフもあると良いな〜。
  • 白雪の恋―大正×オメガバース―

    なつはづき

    運命ってヤツは本当に・・・
    ネタバレ
    2025年5月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 財閥の先代当主の妾の子でΩの雪人と執事の圭吾のお話。大正時代の雰囲気が情緒があって素敵です。
    現当主の律のしたことは圭吾×雪人視点では酷いけど、結婚を約束していた圭吾の父を運命の番に奪われて恨む気持ちもわかるし圭吾に父親の面影を重ねていたのかもしれない。圭吾の父・宋介を忘れられず番も作らずにいたのだとしたら律もとても切ない人生だったのだと思う。相手が運命の番でも好きになれない場合もあるし運命の番以外に好きな人がいる場合もあるだろうに、本能だから抗うことができないなんて運命ってヤツは本当に難儀だよね。
    最後はアッサリ解決し過ぎな気もするけど、みんなが自分なりの幸せを手にした良いハピエンだったと思います。
    それにしても、松蔵家は大正時代の財閥ながらΩの律を当主にして妾の子でΩの雪人を当主名代にするとは第二性差別はあまりないのかな。完全実力主義ということかな、中々先進的。
    星4.4
  • 明日は我が身の分水嶺

    亜良々來

    絵がすっごくいい
    ネタバレ
    2025年5月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 神官と護衛という異世界ファンタジーな世界。真面目でウブな二人の全く進展しない恋を周囲の人たちが媚薬でアシストするという展開です。
    全97ページでストーリーはサラッと進みますが、絵がすごく良かった!表情の描き方がとても良いし体もバランスがいい。脇役たちも可愛くてほっこりします。作者さんの他の作品も見てみたいです。
  • 毎日、ふたり日和

    鯛野ニッケ

    ちょっぴりモヤモヤ
    ネタバレ
    2025年5月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「まもの」が棲む不思議な町の幼馴染・たくまとまいのお話。
    鯛野先生の作品は好きなものが多いけど、今作はあまりハマりませんでした。
    ファンタジーBLにおいて、自分の気持ちに気付かなかったり気持ちを伝えられなかったりして進展しないモダモダした関係を妖精や妖怪や神様などが介在して後押ししてくれる展開は時々ある。それはいいと思う。ただ、今作では言葉が通じないはずのまものがたくまとたくまの祖母の言葉だけには従いたくまを喜ばせようと行動するのは何故なのか。もしかしたら、まものはたくまの家系の守神的なものなのかと思ったらそうでもないし、町の中でたくまたちだけがまものに優しいってわけでもない。たくまの妄想でもないしたくまとまいにだけしか見えない二人だけの特別なモノなどではなく町の人たち全員が普通に見えてる。まものの行動原理がよくわからなくてなんだかご都合主義的に感じてしまったのがモヤモヤの原因かなって思いました。
  • すこやか溺愛ライフ

    平喜多ゆや

    そりゃ過保護にもなるよ
    ネタバレ
    2025年5月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 過労で倒れブラック企業を退職した貴海。彼氏のヨシオがめっちゃ過保護にお世話して溺愛・・というお話。
    ヨシオは中学の同級生の貴海のことずっと気になっていたのに親しくなれないまま時間が過ぎ、大人になって偶然再開して付き合うことになったんだからそりゃ大事にしたいし過保護にもなるよね。お互いが相手のこと大切に思ってるのがすごく伝わってきて良かったです。駆け引きとか裏切りとか全くないひたすら相手が大好きな二人、癒されます。
    星4.5
  • 東雲くんにいじめられたい

    千野ち

    サクッと展開
    ネタバレ
    2025年5月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 会社の好みの後輩でエロい妄想をしている真面目先輩リーマン。ある時妄想が現実に・・というお話。
    王道かつ早い展開。ストーリーはひねりなさ過ぎだけど、絵は可愛いです。
  • 触れて感じて撫でて笑って(分冊版)

    野萩あき

    幼馴染CP
    2025年5月20日
    ラブラブな幼馴染CPのお話。
    もう一人の幼馴染と友人の話もちらっと出てくるけどちょっと説明不足だな〜と思ったら、こちらの作品はスピンオフでスピン元の「縛ってほどいてとろけて甘えて」がありました。スピン元作品も分冊2巻までなのでそのうち両方合わせて単行本になるかな。
  • 10DANCE(8) 特装版

    井上佐藤

    待ってました!
    ネタバレ
    2025年5月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 待望の8巻です。いつも何も考えずに通常版を購入してから特装版が出てるのに気づいてショックを受けるので、今回は冷静に特装版を購入しました。
    再会して素直になった後の二人はまるで思春期の初恋みたいにウキウキソワソワいちゃいちゃ・・。周囲の状況も盛り上がってきてラストが近い雰囲気になってきました。次巻が楽しみです。
    特装版の「描き下ろし特別編」はケモ耳子育てBL。本編と違いシリアスなしでかわいいとセクシーのてんこ盛りです。セルフパロディー作品としてこちらもガッツリ読んでみたい。
  • いとしのモモンガ彼氏

    平喜多ゆや

    モモンガ可愛いな〜
    ネタバレ
    2025年5月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 両片思いの幼馴染、拗れてしまった二人を後押しするために神様が願いを叶える・・というお話。
    ペットの小太郎みたいに浬とずっと一緒にいたい という司沙の願いと、自分が小太郎だったらずっと司沙と一緒にいられたのにという浬の思いを汲み取って神様的解釈を加えて叶えた結果が浬とモモンガ小太郎の一体化・・。モフモフの尻尾が可愛い〜。変身する直前の布をめくって司沙のソロプレイを見ている小太郎(中身はすでに浬)の視線が印象的。気持ちを隠してずっと悩んでいた二人の思いは切ないけど、素朴な絵も相まってほんわか可愛らしい作品でした。
    星4.4
    そういえば「動物のお医者さん」でモモンガの家庭での飼育は難しいって言ってたな〜。
  • 会社員 藍原想の内緒事

    綴屋めぐる

    女装コスが綺麗でかわいい
    ネタバレ
    2025年5月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ SNSに女装を投稿している女装コスプレイヤーiこと藍原と会社で部下として配属された新入社員・入谷。
    入谷が実はiの大ファンで初対面から気付いてたって展開。入谷が高身長で腹筋バキバキの爽やかイケメンなのにちょっとキモいガチオタっていうのが良い。キラキラで完璧なスパダリも悪くないけどさ〜やっぱりどっか抜けてたり挙動がおかしかったりするイケメンの方が人間味あって好き。
    2巻の冒頭カラーページが結婚式のような絵だから、「これはハピエンでもう完結!?」って雰囲気から始まります。ラブラブな恋人同士になっても入谷のキモオタっぷりがブレないのが安心する。不安に思ってた家族へのカミングアウトもなんとか円満に解決してハピエン・・・。だけど、会社の同僚レイヤー水川女史との繋がりも今後発展してほしいしまだまだ続いてほしいな〜。
    大好きな作品です。ただ・・ホテルの大浴場で最後まで致したのはちょっと許し難い。せめて部屋風呂でしてほしい。公衆浴場やサウナ等がハッテン場になってお店側が困ってるってニュースを見たのでいくら漫画とはいえ公衆の場ではね、ダメ絶対!
  • 今はセックス以外したくない

    藤峰式

    優しい作品
    ネタバレ
    2025年5月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ クズな元彼のせいで傷つき学校にもバイトにも行けず家賃も払えなくなったつづり。偶然助けてくれたラノベ作家・入日の家に転がり込む・・というお話。
    心底傷ついてるときには言葉より何より丸ごと受け入れて抱きしめてくれるのが癒しになるのかも。藤峰式先生作品にしては珍しくコメディ色はほとんどなく、つづりが少しずつ癒されてゆっくり立ち直っていく様子が描かれた優しい作品。タイトルにある通りsex描写は多いけど、エロばかりじゃなく心理描写がしっかりとされていてウルッととする場面もあります。すごく良かった!
  • 彼は女王さま

    のびのび

    まさにツンデレ
    ネタバレ
    2025年5月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ クールビューティー男子・雪斗に猛アタックの末付き合うことになった朝陽。
    朝陽が鈍くて不器用で一途、でもそこが良い。雪斗はそっけないけど、朝陽のあまりの鈍感さに内心は雪斗の方が振り回されてそう。
    周りに一切目もくれず雪斗一筋・・こういう朝陽みたいな子こそスパダリになる可能性を秘めてると思う。雪斗いい人見つけたね。
  • 偏愛ドラマティック・モンスター

    ハルモト紺

    極太タイプぶるぶる元気(笑)
    ネタバレ
    2025年5月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きで何度も読み返してる作品なのにまだレビュー書いてなかった!

    ある夜突然拾ってもらった恩返しにきた自称ディルド(笑)家事もできるイケメンで一見スパダリ風なのにキモいところが面白い。
    恩返しに来たのは本当だけど受けた恩は数年前。ずっと否定されてきた自分を初めて肯定してくれた人。確かにその時受け入れられたのはディルドとしてだったかもしれないけど、今度は鈴木爽一郎として受け入れられることで完全に救われたのかな。
    テンポ良くて面白いけど、ストーリ性もしっかりしててジーンとする部分もある。すっごく好きな作品です。
    裏表紙のレビュー風コメントも面白い。
  • 平凡な俺にスパダリが舞い降りた

    赤根晴

    受けが可愛い
    ネタバレ
    2025年5月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 工務店の現場監督・楢木と新進気鋭の内装デザイナー・竹中。楢木が平凡というよりもピュアで素朴でかわいい。竹中もはじめは興味半分で手を出したのだろうと思うけど、予想もつかない楢木の天然っぷりにハマっちゃった感じかな。恋愛慣れしたスカした感じがちょっぴり鼻につく竹中だけど、これからはずっと楢木に誠実に向き合ってほしい。泣かすなよ〜。
  • 春のデジャヴに踊れ

    おどる

    雰囲気がいい
    ネタバレ
    2025年5月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 亡き母が遺したダンススタジオで出会った淳と晃介。社交ダンスがモチーフだからか全体的に品があって落ち着いた雰囲気。絵もとても綺麗です。
    ノンケ同士の恋愛ということで、迷ったり葛藤したり世間体を気にしたり相手の将来のことを考えて諦めようとしたり・・二人ともとても誠実で真剣でリアルでした。そこの部分は心情がよくわかって良かった。・・けど、お互いを好きになる過程、お付き合いするまではアッサリし過ぎな気がしました。それに、せっかく社交ダンスを題材にしてるんだからもっと活かして欲しかった〜。社交ダンスもの大好き。個人的な趣味ですが。
    星4.5
  • タイトル未定のプロローグ

    夜更宵

    未来のある素敵な結末
    ネタバレ
    2025年5月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 陽キャなグループにいる七海と大人びたクラスメイト叶。叶が小説を書いているノートを拾ったことから関わるようになった二人だけど、普通なら会話することもなかった相手に距離を測りかねてお互いがお互いを「逃げ水」のようだと感じているのが現実感のない様子がよく表現されていると思いました。期限付きの恋と別れ。もっと他の方法もあったように思うけど、小説家の繊細な感性には中途半端なボーナスタイムでは満たされなかったのかな。
    所々に差し込まれるモノローグが小説のようだと思ったけど後に理由が判明。現実と叶の小説との境が曖昧だったけど、これからは小説の結末にはなかったその先を二人で作っていけると思います。
    結局、叶が「ずっと探している愛」とはなんだったのか。両親のように離れたりせず、ずっと変わることなく自分を満たしてくれる愛ということかな。家庭環境から来る孤独感や思春期の空虚感で、どこかに自分を満たしてくれる“完全な”愛があるって思ってたのかな。七海とのことが叶が探していた愛かはわからないけど、これからはオリジナルで作っていくストーリーだから自分たち次第 というのも素敵な結末でした。
  • 痴漢じゃないです!!【同人誌】

    何某

    気になってた
    ネタバレ
    2025年5月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 評価高いし時々ランキングに上がってるしで気になってた作品です。読み放題にあったので読んでみました。
    満員電車で出会ったドジっ子就活生とDKのお話。本人たちは喜んでないラッキースケベな状況が繰り返されるけど、これが続くうちに意識しちゃうんだろうな。BL的にはまだまだ序盤という感じ。
    天然リーマンにツッコム時の絵の崩しが気になるけどギャグ系だからそれが勢いにつながっているといえなくもない。
    同人誌なので1巻 600円/60P、2巻 300円/37Pとちょっとお高め。買うには躊躇するけど面白かったです。
  • 究極×××のつくりかた 【電子限定特典付き】

    鰐淵

    ストーリー重視の人にこそ読んで欲しい!
    ネタバレ
    2025年5月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バ○ブのレビューを書いているブロガー・律とアダルトグッズ制作会社の企画開発部員・伊吹。この組み合わせって、アダルト漫画によくありそうなエロメイン展開の予感しかなかった。でも、読んだら全然違いました!ストーリー重視の人にこそ読んでほしい作品です。
    内気でコミュ障な律が一人遊びにハマった経緯も切ないし、作った人への感謝とバ○ブへの愛を伝えるためにブログを書くようになったという告白も熱い。人からは色眼鏡で見られるけど伊吹の仕事に対する誇りと熱意も良い。
    テンポの良い会話と展開。コミカルだけどそれだけじゃないしっかりとしたストーリー性。
    そして何より律の書いたブログの内容もちゃんとしているのがいい。オタクっぽい癖がありながらしっかりした表現力と文章。こういうところも手を抜かないのが好感度高い。
    すっごく面白かったです。もっと沢山の人に読んで欲しいな〜。
  • 虎次さんのことが好きなんですが

    会川フゥ

    ワンコ系肉食羊(属性が渋滞〜)
    ネタバレ
    2025年5月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 干支にちなんだ名前を持つスタッフたちが勤務する美容院。コワモテだけど面倒見のいい先輩・虎次とポワポワした天然系に見せて実は結構強引な羊一のお話。羊一が甘え上手で一途なワンコ系。こんなにスキスキ言われたら面倒見良くて羊一のこと可愛がってる虎次が絆されるのは時間の問題だな〜って感じでした。
    会川先生の作品は絵が可愛くてほんわかした雰囲気で大好きです。
  • 逃げたヒツジの捕まえ方

    青山十三

    角にこだわったオムニバス短編集
    ネタバレ
    2025年5月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 4作品収録。どれも角を持つ有角人を題材にした作品ですがそれぞれの作品に繋がりはありません。
    角を持つ人がいる世界、でも一般的ではなく珍しい存在で研究されたり虐げられたり。「キラキラのキミ」はコミカルでほんわかしているけど、他の作品は切なさが強い。「ツノイ君」が一番切なく辛いけど一番好き。
    星4.3
  • 88rhapsody

    ソライモネ

    大好きです!
    ネタバレ
    2025年5月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ソライモネ先生大好き。
    2CPのお話です。始まりは表題作の前日譚。アンジと夜高の高校時代のお話。味があってオシャレな絵。表情がとても良くて言葉選びが素敵です。青くてキラキラで眩しくて涙が出そうでした。
    表題作は、その10数年後アンジと夜高のバンド仲間・ミヤのお話。ミヤに懐いてる大型ワンコ系音大生の律樹が可愛い。二人の背景がしっかり描かれてて心情がよくわかる。どの登場人物も個性が描き分けられてて魅力的です。
    ハァ〜すごい好き。続きが読みたいな〜。
  • 蔑んで下さい、泉川さん

    村上キャンプ

    今作も笑わせていただきました
    ネタバレ
    2025年5月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初体験の失敗から蔑まれるのが性癖になってしまった売れない芸人・阿久津とバイト先の視線が冷たいエリートサラリーマン・泉川。
    阿久津の妄想と異なり、泉川さんがとても繊細で優しい人。相方の西くんも阿久津のこと大好きで阿久津の才能を信じててどこまでも良い子。阿久津が一人でネガティブになって拗らせてたけど、骨折を機に吹っ切れて一皮剥けた感じで良かった。
    描き下ろしの泉川さんがサービス精神旺盛でまさに阿久津の理想のシチュエーション、これぞハピエン(笑)今作も笑わせていただきました。
  • 任侠猫ちょこ

    森キヨウ

    強面だけどちゃんと猫
    ネタバレ
    2025年5月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 飼い猫が突然任侠の男になって現れたというお話。
    飼い主・鈴の元カノと一緒に任侠映画を見まくってたとはいえ、言葉だけならまだしも可愛い黒猫ちゃんだったのになんで姿まで任侠なの〜。でもお月様に祈って人間にしてもらったんだから、一番なりたい姿・一番格好いいと思ってた姿にしてもらったというわけかな。ゴツい任侠の姿に猫の行動や習性が残ってて面白かわいい。
    そして・・攻め受けそっちかい!意外でしたが猫はやっぱりネコだったということでしょうか。任侠受け、可愛いです。
    星4.5
  • 鳩の王

    河合あめ

    鳥BL(笑)
    ネタバレ
    2025年5月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 以前チラッと読んだ時、ファンタジーとはいえ鳩と色々するのは衛生的に受け入れ難いな〜と思って敬遠してました。でも作者様の「年上の人」シリーズは好きなので読んでみました。
    冴えない大学生が鳩を助けたら“鳩の王”がお礼を言いに降臨。鶴の恩返し的な(笑)。人型の時は体にも全く鳩の名残はないし行動も鳩感ありません。交尾の時も全然鳥の習性はなく、それがいいような物足りないような・・。これが鳩である意味すら見失いそうです。
    表題作のほか、雀のお話とカラスのお話が収録されています。
    雀のすずは小柄で可愛くてお米大好きで雀らしさが出ていて良かった。この作品が一番好き!
    星4.4
  • 弱気なきみと永いしあわせ

    木丈ですく

    弱気なのはそっち!?
    ネタバレ
    2025年5月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 自分のセクシャリティに悩む諒と助けてくれた無愛想な先輩・信士。
    ピュアで可愛い諒と不器用ながらもなんだかんだ優しい信士の二人が可愛いな〜って思いながら読んでました。・・が、過去の話になった時にえ?って違和感。ミスリードを誘うためとはいえ、諒sideのストーリーの中で受験の日の話が全く出てこないのは不自然だし「同性が好きかも」って思ったのは普通に考えたらその場面なんじゃないかと思うけど・・。
    まぁ多少の違和感はありつつも、クールなフリして弱気な信士がかわいいし恋人同士になった甘々な二人も可愛らしくてほんわかします。星4.6
  • わがままデザイナーは平凡地味男に恋をする

    ファノ

    短編35P
    ネタバレ
    2025年5月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 親へのコンプレックスに悩む二世デザイナー・杏珠とモデルになる夢を諦めて事務員をしている山田。コンプレックスを持つもの同士が出会って成長し壁を乗り越えていくお話。
    全35Pの短編です。今作が商業デビュー作でしょうか。某大学の生徒作品発表サイトとpixivでしか他の作品を見つけられませんでした。ストーリー展開は王道ですが可愛らしい。荒削りな部分もありますが絵は綺麗です。ただ・・ファッション業界のお話なのに出てくる服が全然素敵に見えないのが残念。今後に期待したい。
    星3.8
  • 君の声で躾けて

    みづい甘

    声フェチ+Dom/Sub
    ネタバレ
    2025年5月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 塾講師バイトで一緒の佐知と鐘白のお話。
    Dom/Subではコマンドを使ったプレイが基本だから、声フェチSubと好みの低音ボイスDomって言うのはいい組み合わせ。Domの佐知が過去へのトラウマからプレイ経験がなくて不慣れなところが支配的な感じがしなくて良かった。佐知が優しいしエロメインじゃなくてストーリー性がしっかりしてる。Dom/SubのSM的要素が苦手な人も安心して読めると思います。
  • 抱きしめてもいいですか? 【電子限定特典付き】

    桃山プール

    ガタイのいいオジ受け
    ネタバレ
    2025年5月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 地方局に左遷された敏腕プロデューサー・時任と時任に憧れる若手花形アナウンサー・佐野。
    佐野が爽やかワンコ系に見えてなかなかの強引さ。プライド高くてガードも固い時任にもグイグイ行って心にも体にも入り込んじゃう。髭面でガタイのいい時任がトロトロにされちゃうの癖な人には刺さりまくると思います。
    ただ・・佐野が嫉妬で暴走して見境なくなるのはちょっとモヤモヤ。後先考えず周囲が見えなくなるような恋愛脳は社会人としてないな〜って私は思ってしまいます。
    星4.5
  • 144時間君を想うよ 【電子限定特典付き】

    かさいちあき

    144時間=6日
    ネタバレ
    2025年5月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 高校時代から親友の人気俳優・カゴメとフリーライター・清司、週に1度会い“性欲処理”を理由に体の関係を持つ二人。でも本当は会えない6日間=144時間もずっと相手のことを思っていると言うお話。
    カゴメの一方的な執着愛に見えて実は両片思いって展開だろうな〜って思ってたけど、そう単純でもない。本気になって関係が終わるのが怖いから本気じゃないフリをする、という拗らせ。ある意味共依存のような関係なのだろう。二人の切実な感情がすごく伝わってきて読んでるこちらも切なくなる。
    絵が時々見にくくてわかりにくい事があるけどそれはまぁヨシとしよう。お漏らしプレイがあるけど絵がリアルじゃないから嫌悪感はありません。でも・・描き下ろしはちょっと苦手だったな・・。マネージャーさんに煽られたとはいえ人前でおっぱじめると言うのはどうかと思うし、芸能人なんだから流出の危険性を考えたらそれを動画に撮るのはありえないと思う。本編が良かったからこそ描き下ろしが残念に思えました。
    星4.5
  • ミドルエイジはやさしく愛したい

    町屋はとこ

    わかりみが深い!
    ネタバレ
    2025年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭部分が作者さんの「愚か者ワンゲルナイト」によく似ていたのでちゃんと読まずに積読しといたのですが、読んで良かった。もっと早く読めば良かった。
    感染症のパンデミックで職を失ったツアーコンダクターの井田と飲食業の阿南。気分転換に登った山で出会った45歳同い年の二人のお話。
    阿南は真剣な交際をしたいのにいつも重いとフラれてきた。井田は今まで軽い付き合いばかりしてきた。中年と言われる年齢になったそんな二人の恋愛に対するスタンスの変化が興味深い。
    歳をとるとその場限りの恋の相手を探すのも難しくなってくるし健康の心配もある。そのうえ自分ではどうすることもできない事情で仕事も失って将来の見通しが立たなくなったら、不安にもなるし誰かに頼りたい甘えたいと思うのも当然。でも今まで真面目なお付き合いをしたことないから井田がどう対応したらいいのかわからなくなる心情もよくわかる。ミドルエイジ以上の方には色々共感できる部分もあると思います。
    中年男性たちの初恋にも似たピュアな恋愛。すっごく良かったです。
  • 宇海先生の不可抗力な週末【単話】

    カサイウカ

    続きが読みたい〜
    2025年5月8日
    お互いがゲイだと知っている職場の同僚教師同士の不可抗力な展開・・。カサイウカ先生作品にしては今のところ切なさなしで軽快でコミカル。二人が可愛くて早く続きが読みたいけどなかなか後編が出ないな〜。
  • 天才は総じてどうしようもない ~百鬼カントクと凡人たち~

    カサイウカ

    ストーリーがしっかりしてる
    ネタバレ
    2025年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 性格はヤバいけど才能ある映画監督として密かに人気のある百鬼と百鬼の熱狂的なファンで押しかけ就職しに来た四ツ森。
    もう何年も作品撮ってないのにその才能を信じて支えてくれる人達がいるなんて百鬼は幸せ者だな。
    四ツ森のひたむきさ純粋さが、叶わぬ思いを拗らせて前に進めない百鬼に刺さったのかな。
    ちょっとくたびれたおじさんを可愛く描くのがうまいカサイウカ先生ですが、今作は千神以外みんな若いのもあって可愛いおじさん成分が不足してる感じ。でもストーリーはしっかりしてて熱くて面白いです。
  • 古BLの受けは令和でモブとして暮らしたいのに

    青色イリコ

    BLあるあるパロディー面白い!
    ネタバレ
    2025年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 古BLの中の人が令和に転生、モブを目指してBLフラグ回避を目指すお話。
    いや、2巻の古BLの攻めの顎長過ぎ肩幅広過ぎ(笑)1巻のはじめではそこまで広くなかったじゃん。
    古のイカれた設定も令和のコンプラ重視しすぎ展開も頷きながら爆笑しました。
    サクッと1〜2巻で完結するかと思ったら意外に長い作品になりそうだけどスピード感があって面白い。このまま失速せずに上手く笑えてハッピーなラストになって欲しいな〜。
  • 甘けりゃ、肥える

    あさ

    これ好き!
    ネタバレ
    2025年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 甘いものが大好きな在宅ワークのリーマン・明佳とお隣に住むケーキ屋バイトの大学生・錬太郎のお話。
    錬太郎に運動嫌いの明佳でも家でできる運動としてエチを提案されサクッと受け入れるチョロさ。明佳が迂闊でチョロくて表情豊かで可愛い。こんなに幸せそうにケーキ食べてくれたら食べさせがいもあるというもの。
    錬太郎は全人類抱けるヤリ/チンって事だけど、最初から明佳には結構執着してるみたいだし甘いもの食べさせて自分好みのチョイぽちゃに育てようとしてる段階で好きだよね〜(笑)
    なんだかんだラブラブでかわいい二人。会話のテンポも良くて面白かったです。
    現在、読み放題で6話まで。合冊版出てるけど既読の短編が収録されてるのもあって購入を躊躇ってます。今作のみの単行本が出たら買いたいけどな〜。
  • こっち向いて矢郷さん!

    結びえるる

    展開早い
    ネタバレ
    2025年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 短編32ページ。
    パーソナルジムトレーナー・矢郷と客のリーマン・河之瀬のお話。短編だから仕方ないのかもだけど、まだトレーナーと客の状態でそんなに親しくなっていないのに突然エロい展開でびっくり。絵は可愛いけどサラッと進むのでストーリー重視派には物足りないかも。
  • いつか帰る日 青色イリコBL短編集

    青色イリコ

    1話目が好き!
    ネタバレ
    2025年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3作品収録されている短編集。
    1話目の酔っぱらい記憶失くしラブコメ(この作品説明がすでに面白い)「Don't forget OVER!!」が面白かった。亀山の元婚約者が気を失っている間に諸々があったかと思うとツッコミどころ満載だけど、テンポ良くて短い中にしっかりまとまってて良かったです!
  • 吸血鬼はパリピ男子が趣味じゃない【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】

    びーたま

    想像してたより全然良かった〜
    ネタバレ
    2025年5月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルといい、表紙絵(特に単話版)といい、ギャグ系漫画なんだろうな〜と思って敬遠してましたが読んでみたらすごく良かったです!
    パリピという名のポジティブ系お人好しのコータと情の深い吸血鬼ベネディクトのお話。
    始まりの軽いノリからのお互いを大切に思うからこその切なくて真剣な気持ち。いや〜途中から意外にシリアス展開でストーリーもしっかりしてて良かったです。フィーダーになったら20年しか生きられないという寿命問題については、生命力強そうなコータならなんだかんだ生きていけそうな気もするけどこれからの二人がどうなるのか見届けたい気持ちです。続編希望!
  • BANBA BURGER

    村上キャンプ

    暴走しちゃってます(笑)
    ネタバレ
    2025年5月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 21歳のコワモテ元ボクサーなハンバーガーショップ店員蜂谷の頭の中は思春期中学生並みのしょーもない妄想で溢れてます。冒頭の上司に股間でソーセージ咥えさせるところ(比喩じゃなく)でヤられました(笑)。
    付き合ってすぐに遠距離になった切ないカップルのはずが、蜂谷のむっつりスケベな妄想のおかげで離れてる間もずっと面白い。いや、本人たちは寂しくて切なかったと思うけど、読む方はずっと笑わされました。
    日本に帰ってきて念願のセッもやっぱり蜂谷が暴走(笑)誠実で純朴なむっつりスケベ最高!
  • 年下上司は褒められたい【単行本版】

    みなもやかづき/.Poika編集部

    完成度の高いデビューコミックス
    ネタバレ
    2025年5月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 仕事のできる年下上司・雨宮と転職してきた年上部下・柏木のお話。
    雨宮は仕事ができて卒の無い感じかと思いきや、実は自分で「褒められて伸びるタイプ」とか言っちゃうし素直で表情豊かでちょっと強引。本当は子供っぽくて甘えたな部分もあるのに周囲から期待されて頑張りすぎてたんだな。
    雨宮も柏木もキャラクターがしっかり作り込まれてて魅力的。ただ・・何かが物足りない・・。
    ノンケなはずの雨宮が柏木を好きになる心情の変化がよくわからないのもあるし、途中のやりとりも二人の恋愛が成就していく過程も静かな展開でちょっと物足りないような・・。うまく言語化できないんですけどもっとキュンキュンドキドキが欲しかったな〜って感じでした。
    星4.5
  • ベリーメリーストロベリーラブリーヘブンリー 完全版

    村上キャンプ

    クセ強い〜
    ネタバレ
    2025年5月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 洋菓子店の佐野と和菓子店の白川、近所に店舗を構えるライバル同士のお話です。
    佐野が毎日白川のお店に来てウザ絡み。初めのうちは佐野は白川に気があってウザいのは照れ隠しかしらって思ってたんだけど・・・あれ?単なるナルシストなスイーツオタクなの?職人として白川に一目おいてるだけなの?
    歪みあってた二人が協力して一緒にお菓子を作る展開とかバディっぽくて良かったから、無理にLOVEにしなくてもお仕事漫画として楽しめたと思う。まぁBLだからどうしてもLOVE展開になっちゃうんだけど。
  • 原田さんが堕ちるまでの××日

    でんみねこ

    スピンオフ
    ネタバレ
    2025年5月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「優先生の保育園生活は充実している」(pixiv→ナンバーナイン)のスピンオフです。
    前作で元ストーカーの優先生に横恋慕したヤバい妄想系ド執着男・原田がもっとヤバい奴に好かれるお話。
    ページ数少なくて時々展開の強引さが気になるけど、執着系って言ってもコミカルな感じで面白いです。
  • 優先生の保育園生活は充実している

    でんみねこ

    始まりはpixiv
    ネタバレ
    2025年5月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 保育士の優先生と保育園の調理師・マヤのCPのお話。
    優先生は元マヤのストーカーで今は恋人同士。
    これの前のお話はシーモアさんにはなくてpixivで読みました。こんなヤバいストーカーとどうやって付き合うことになったんだ?って思ってたけど、きっかけはちょっとした事で「あ、もう付き合うんだ」って急展開に拍子抜けでした。
    今作では優が独占欲強い普通(?)の彼氏になったけど、さらにヤバい当て馬登場。
    このシリーズ、1作品につき1人新しいヤバ男を投入していくスタイルかしら。シリーズ進んでいくうちにヤバ男インフレ起こっちゃうよ〜。
  • 星の降る教室

    サノアサヒ

    良過ぎる!
    ネタバレ
    2025年4月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ だいぶ前に作者様買いしたのにまだ読んでなかった。すっごく良かった!もっと早く読めば良かったです。
    空気が読めないと周囲からいじめられていたDK・柊星と中卒で働いて家族を養い今は夜間高校に通う元ホスト・志津香。
    柊星がピュアで真っ直ぐで一生懸命でかわいい!空気が読めないというか、天然でいつも思っていることをすぐに口に出してしまうという感じだけどその素直な言葉がかえって刺さる。そして志津香は全然ホストの習性なんかじゃない、相手に寄り添う優しさがあると思う。
    薫は志津香を拾って人生を変えた 間違いなく恩人だと思うけどなんだか影が薄い。やっぱり拗らせは真っ直ぐなピュアっ子には敵わないよね〜。
    続編が読みたいなって思ったけど、番外編で4年後が描かれているから一応これで完結でしょうか。かわいい二人、ぜひぜひ続編が読みたいです!
  • 推しと出会って元気になったから恩返し、します!

    未散ソノオ

    推しは心の栄養です!
    ネタバレ
    2025年4月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ブラックな職場環境でメンタルを病んだコンサルがたまたま入ったお蕎麦屋さんですごいイケメンと出会って元気になったので、恩返しに蕎麦屋の開店準備のために奔走するというお話。
    土井はコンサルとしてすごく優秀なのに職場に馴染めず潰れてしまうなんて社会的損失だと思う。病も吹き飛ばす推しに出会えて良かった。
    雅人は天が何物も与えたようなキラキライケメンなのにお蕎麦に関してだけはポンコツ過ぎるギャップがますます推せる。
    これって続きありますよね?推しと恋人同士になってパニクってるだけじゃなくてラブラブな続編ありますよね!?
  • フリップ・フリップ・スローリー

    オオタコマメ

    登場人物が魅力的
    ネタバレ
    2025年4月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 田舎の街の公共図書館で出会った司書(補)の萩原と大学の非常勤講師のやぶみ。
    やぶみが知的で落ち着いた大人の雰囲気で素敵。萩原も若い素直さもあるけど職業柄か落ち着きも感じられて良い。
    同じ地域に住み同じゲイなのに、やぶみはかつて周囲に傷つけられ萩原は素直にまっすぐ育ってる。元々の性格もあるだろうし、それぞれの家族との関係もあるだろう。萩原は今までカムアウトしたことがなく偏見の目を向けられたことがないのかも。そして、二人の10歳以上の歳の差・10年以上の時代の差で社会の多様性への受容が変化しているのかもしれない。
    やぶみの田舎の閉鎖性や同調圧力を恐れると同時に昔の大切な思い出を捨てられない迷いのようなものが丁寧に表現されていたと思います。
    カバー裏の萩原と父親の関係性が素敵でした。
  • 私の難攻不落の人たらし【電子限定おまけ付き】

    黒井つむじ

    相性が大事
    ネタバレ
    2025年4月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 男女問わずにモテまくる人たらし・早瀬と転校10日目で早瀬に告白してお付き合いすることになった小此木。DK達の甘酸っぱくて可愛いお付き合いかと思いきや二人とも何か秘密がありそうで無さそうな・・・。

    早瀬は人たらしと言えば聞こえは良いけど、人との距離感近くてボディタッチ過多で誰にでも優しい。女子だったら間違いなくあざとくて八方美人って言われて同性に嫌われるタイプじゃない!?
    そんな早瀬は両親が離婚して一人暮らしをしていると言う。この性格は両親の不仲を見て育ったから?なんて穿った見方もしたけど、離婚は早瀬が幼い頃じゃなくて成長してからだし、自分の希望をちゃんと伝えて実行できる強さもあるし両親の理解もある。もちろん親の性格や家庭環境が影響を与えた可能性は無きにしも非ずだけどそんな深刻な話でも無さそう。

    一方、小此木は飄々としていそうに見えて実は子供の頃の不安な体験から家に一人で居るのが苦手。でもその体験はそんな悲劇的な話でもなく母親は今も元気に働いている。世の中の多くの子供が迷子やお留守番等で多少は経験したことがありそうな一人でいる不安。通常なら成長に従い記憶も不安も薄れ単なる思い出になりそうな出来事。それが今も小此木の心に影を落としている。感受性の強い子なんだろうな。そんな繊細さが早瀬とのお付き合いで一歩踏み出せない原因なのかな。

    何にも執着せず自分からは近づくけど相手から寄ってくるのは許さない、そんな猫みたいだった早瀬が執着を知り自分で大切な一人を選ぶ。小此木の強引に踏み込まない臆病さが猫系男子を懐かせたのかも。そして早瀬の相手を察する能力の高さが知らず知らずのうちに小此木を癒してるのかな。
    人と人との相性ってものを考えさせられました。
  • 俺が妊娠するなんて【単行本版(限定描き下ろし付き)】

    斑月

    描き下ろしたっぷり
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この前単話で読んでモヤっていた作品の単行本版も読みホ解禁。24ページの豪華描き下ろしを読ませていただきました。
    篠田も各務もどうやら本当に村石のこと好きみたいだけど、前後不覚の時にヤっちゃうとか犯罪だし気持ち押し付けてきて独りよがりな感じがするんだよね〜。折原が本気か冗談かはよくわからないけど、取締役には各務とくっついて頂いて村石は折原とくっつくのが私的ハピエンです。
    続編を匂わせる描き下ろしのラストでした。
  • かべちん【単行本版(限定描き下ろし付き)】

    そらまめ太郎

    なかなかのボリューム(笑)
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルから分かる通りある日気づいたら部屋の壁からち○こが生えていたというお話。
    これはち○この霊か未確認生物か・・・細かいところはよくわからないけど部屋の住人のこと大好きでよく懐いててペットみたいでかわいい。
    ネタ漫画的な短編かと思ったらとうとう単行本化、201ページの大ボリュームです。
    壁から何かが生えてると言ったら「壁の手 山田さん」を思い出すけど、今作には今のところ「山田さん」のような感動展開はないな〜。
    壁からち○こが生えてると言ったらやること一つしか無さそうだけど、意外にも中盤過ぎまで挿入はなし。どうやって意思疎通してるかは謎だけど暴走する割に健気なち○ことの交流がほのぼのするな〜と思ってたら、一回シちゃった後はエロメインになってしまってネタ切れ感がなくもない。でも2巻に続くのね。
    2巻はたかしの友人・ゆーじの家にも別のかべちんが出現。たかしより順応悪そうなゆーじの今後は気になる。こんな状況でもすぐに受け入れられる明るいギャルのユキちゃんがとっても良いキャラで大好きです!
  • 自惚れミイラとり【特装版★描き下ろしカラーマンガ&電子限定特典付き】

    中川カネ子

    コメディ色強め
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コミカルな要素の多い中川カネ子先生作品の中でもかなりコメディ色の強い作品。
    モテる先輩・陽久と女の子より可愛い後輩・勇生。陽久のこと大好きなはずなのに無自覚な勇生に恋心を自覚させるために頑張るうちに陽久の方が勇生を意識してしまう・・というミイラ取りなお話。
    はたから見ると格好良いのかもしれないけど、ナルシストでチョロい陽久の心の声がいい意味でイタくて良い。
    2巻は当て馬登場だけど、雨宮の存在感デカすぎて当て馬の域超えてるよ〜。2巻はもはや雨宮が主役(笑)変化を持たせて主役カップルの関係を盛り上げるための当て馬展開は嫌いじゃ無いけど、あまりにも二人の関係に食い込んでくるのはちょっと苦手・・。
    星4.5
  • 新装版 うしみつどきどき古書店譚

    tacocasi

    独特の世界観のファンタジー
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 古書店の店主・陽蔵と下宿人の小宮のお話。
    陽蔵が訳あり&訳あり。飄々としてるけど優しい陽蔵の雰囲気が良い!
    色々問題があってその解決方法が単純じゃ無いからどうなるんだろうってドキドキしました。
    大好きな相手だけど実はその体は他人のもの・・・でも出会った時からずっとその状態だし小宮にとってはそれが陽蔵の姿だしこのままでいいのかな〜・・・ってちょっとモヤモヤしてたけど、その問題も最後にきちんと解決されて良かった。
    エロは少なめ、味のある独特の世界観のファンタジーでした。
    星4.6
  • パラレルライン

    ゆくえ萌葱

    短編集
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 短編4作品収録。
    表題作はライバルがお互いの才能を認め合いケンカップルになっていくお話。公私共に良いパートナーになっていきそうな雰囲気のところで終了。え〜ここからじゃん〜って思いました。
    私は最後のカフェ・ラテ・レターが可愛らしくてキュンキュンする。
  • Killer×Killer

    鳥丸太郎

    もっと読みたい!
    ネタバレ
    2025年4月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 依頼現場で出会った殺し屋カップルのお話。
    エイゴはナチュラルボーン・サイコパス、セツナは子供の頃の体験によってまさに”餓鬼”になったという事なのだろう。
    セツナはエイゴに飢えを満たされ、エイゴはセツナから刺激とスリルを味わう。まさにwin-winな関係。そこそこグロい表現もあるけど、テンポ良くて二人がイカれてて面白いです。
    同人誌なので1巻58P、2巻63Pと短め。同人誌が電子書籍で読めるのすごくありがたいです!でももっと読みたいので商業作品として続き描いて長尺作品にしてほしいな〜。
  • 王様の休日

    サガミワカ

    くち嘘スピンオフ
    ネタバレ
    2025年4月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「くちづけは嘘の味」のスピンオフ。スピン元が完結したので久々にこちらも再読しました。
    ユ○クロみたいなアパレルメーカーの社長・加倉井さんのお話。ヤクザに詐欺師に殺し屋と裏社会の人間ばかりが出てくる「くち嘘」の中では貴重な“まともな人”です。加倉井さんに大人の余裕があるので若い子相手でも変ないやらしさが無いし、ケイも素直で人懐っこくて可愛い。「くち嘘」後半では出番の少なかった加倉井さんだけどやっぱり素敵だな〜。
  • なんで恋敵が気になんねん!?【電子書籍特装版】

    トリメ

    喧嘩するほど仲が良い
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学に入学して一目惚れした相手にボディーガードのように張り付いてる恋敵と始まるラブコメ。
    喧嘩してるようでいてテンポの良いノリツッコミ。これだけ息が合うなら相手が気になるのも時間の問題だよね。
    このままケンカップルになるかと思いきや2巻では相手が好きすぎて嫌われたくなくて言いたいこと言えなくなるって・・二人とも可愛いかよ〜(笑)
    ただのハイテンションラブコメじゃなくて東、都のそれぞれの悩み、コンプレックスに向き合い二人で乗り越えて絆の強いカップルになっていくのもホント素敵です。
  • 天才オメガ、幼なじみベータを運命の番にしてみせます

    ねぎし

    パワフルなオメガバ
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読みホで2巻まで。
    天才Ω研究者が子供の頃の初恋相手のβを薬でαに変えようと頑張るお話。
    オメガバだけど切なさ無し。切ない系オメガバで運命・フェロモンに逆らって好きな相手と一緒になる話はあるけど、これは精神論なんかじゃなくて根本的にバース性を変えちゃうまさに力業。雫がパワフルでハイテンションで可愛い。でもバース性を変えて一緒にβとして生きるのではなくて番になって離れられなくなりたいという、軽いラブコメのふりして中々の激重愛です。
    単行本をお気に入り登録しました。
  • 今日のエサ、まだもらってません。~偽りビッチが番犬を飼いました~【単行本版(限定描き下ろし付き)】

    七原こやぎ

    体格差好きさんにオススメ
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 友人たちの話にノリで合わせていたらいつの間にかビッ○認定されてた先輩・小虎と小虎に懐いている後輩・大毅のお話。
    DT処女なのにいつの間にか周りからビッ○認定ってそんなことある?見栄張って武勇伝的に遊んでる風な話したら尾鰭がついちゃったのかな。
    ビ○チ前提だからお互い好きなのに素直になれなくて拗れまくり。でも結構早々に秘密がバレちゃったのにその後も拗れる拗れる(笑)ツッコミどころは色々あるけど、さらっと読めてかわいい作品です。体格差好きさんにオススメ。
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