化け猫かたって候
」のレビュー

化け猫かたって候

早寝電灯

独特の世界観に引き込まれました

ネタバレ
2025年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLというカテゴリーで妖かしを絡めたヒューマンドラマだと思いました。
ブラック企業で本当に死にそうになっていた受が化け猫の攻と知り合い、驚愕の連続で死への希求を忘れ人間らしさを取り戻していきます。ところどころメリバを予感させるようなフラグにドキドキしつつも、フラグ役立たずな最後でほっとしました。
寿命問題が解決していないので一抹の不安はありますが、百鬼夜行の中に猫版の彼らがいたこと、そこで攻が「闇は過去も未来も映す」と言ったことから、受が死んでも何らかの方法で猫として添い遂げるのだと思いたいです。
Hはおまけで作品の雰囲気のままソフトに。
水先案内人のような、攻を茶化す旅館猫がいい味出してて好きでした。
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