このレビューはネタバレを含みます▼
作品を生み出して世に出される作家さんはそれだけでみなさん尊敬しています
この作品の構成というか本編の後の短編を読んでこれも入れて本編を構成していただけたらもっと良かったと思ったのですが、あとがきでもともと短編として書いていたもの…との記載を見てそういうことかーと納得しました
偉そうに書かせてもらうといい作品なのに惜しいなという感想です
竜と人間の時間の違い習性や行動の違いがありきたりにハッピーエンドとして書かれていなくてラスト涙腺ガチガチなわたしもホロリとしました
ラストが良かったからこそウルドが王子だった事やサウィンが戦を終わらせるのにみんなを巻き込んだ事などそういう設定じゃなくてもいいのではないか、と思ってしまった
短編だったのを加筆したからなのか時間の経過がいきなりで飛ばした感が残念だなと。
国の立て直しの全カットは惜しい気がしました(そこもっと読みたかった)
いろいろ書きましたが先生の文章は読みやすく魅力的なので今後の期待を込めての☆評価です
次回作品が出たら買いたいし読みたいです