絶望に啼け
」のレビュー

絶望に啼け

紫能了

二人が辿りつくところまで/番外編は別次元

ネタバレ
2025年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編
絶望ばかりではけしてない、とても素敵なお話です。
根底にあるものに気付かず、裏切りや恨み喜びや幸せにもがき苦しみながら、夜明けに向かう大人の男二人の物語。
会社組織の裏事情と個人的な事情の複雑な話の展開で、二人の関係性が二転三転して目が離せません。
スーツ姿で本気の感情をぶつけ合う表情も、重なる裸体も見応えバッチリです。
素晴らしい画力と二人が辿りついた結末に感動してください。

番外編
まさかの番外編が、まさかの推し活ぬいデート!
素晴らしい画力故に、ぬいもバッグも缶バッジもリアルで「ソレどこにあるの!?欲しい!」ってなりました。
久しぶりの内海、カッコいいです。
内海の自然体の姿には感慨深いものがありますが、やってる事はアレだしぬいになっても真面目なぬい嶺さんのつっこみ?もおかしくて、やっぱりおもしろさが勝っちゃいます。
リアル赤嶺さんにも会えて嬉しかったです(´∀`*)ウフフ
読み応えがあって楽しいお話で、とても幸せでした。
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