このレビューはネタバレを含みます▼
足りない0.5は、始まりが結構ムリヤリだったからかな。ドルクはアステラを大陸に逃がしてやれなかったとしても、側室として留め置き、手を出すのは少し待って気持ちを育てようとしても良かったかな‥。と思いました。父が殺人した上、自死したのを知った直後に親友から犯されるというかわいそうすぎる展開に同情しました。そしてアステラがドルクを好きになる過程があまりわからなかったなとは思います。が、そこは作中でもアステラの好きとドルクの好きが同じではないかもと言及されていたので、ここから気持ちを育むのかなと思えば納得でした。溺愛執着な攻めは大好きだし、途中不穏になるけど結果アステラは恵まれていたので、全体的には好きなお話でした。騙されてアステラを連れ出した男の子はかわいそうでした。