君と宇宙を歩くために
」のレビュー

君と宇宙を歩くために

泥ノ田犬彦

大人も子供もみんな読んで欲しい

ネタバレ
2025年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ みんなができることができない、誰も周りは手を差し伸べてくれない、自分が工夫が必要なタイプって気づけない、バカにされた時に怖くて恥ずかしいだけだって気づけず攻撃的になっちゃう、諦めて努力できなくなる、怒られなくて済むのかなって悪い先輩の話にのっちゃう。
そうやって大人が見逃し続け、子供も気づけず、非行に走ってしまう子供が多いのが現実です。
子供の気持ちも、周りの対応も、とてもリアルに描かれていると思います。
そんな中、2人が出会って、気付き、工夫していき、周りも少しずつ受け入れていく様子が丁寧に描かれていて、なんてことない日常なのに涙が出そうになります。
生きづらさを感じている子供、生きづらそうな子供が周りにいる大人、みんなに読んで欲しい。
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