このレビューはネタバレを含みます▼
大学生森下とバイト先のバリスタ有松の話。砂糖と塩さんは「仁藤と田塚の日常」可愛くて大好きで、「スローシンクロ」には肝を冷やされて、「明日になったらただの親友」は切なくて、本作はどんな面白さなんだろってとても期待値上げ上げで読みました〜。うーん、期待値上げすぎたかなー。イケメン大学生森下が初めて本気の恋をしたのが有松で、有松はゲイだけど森下はノンケで。有松が、森下にはゲイ差別されるような辛い思いをさせたくないって、断ろうと決心するけど森下の真っ直ぐさに絆されて苦しむのは好きな展開。なんだけど、森下とマスターと川村さんがあまりに良い人で、そして有松含めてこの4人以外登場人物ほぼおらず、世界が狭くて良い人しかいないいびつな感じが苦手。絵はキレイで好きなんだけど、上半身以上の絵が多くて、それが更に狭さを感じさせ。そして、おまけの、ピカソみたいな崩れた絵が、あれ苦手だった……。。2巻に渡ってるから、も少し人物を深掘りして世界を広げてほしかったかなー。ところで、水族館デートってBL界のルールなの？ってくらい、水族館でデートしてるなあ。
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