稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ【分冊版】
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稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ【分冊版】

嵐華子(カドカワBOOKS/KADOKAWA刊)/昴カズサ/八美☆わん

タイトルでは面白そうだった(2巻まで)

ネタバレ
2025年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルが気になって2巻まで読んでみましたが、これは読むのがつらい。
最初の人生での「嫉妬に狂った悪女」も、2度目の日本人としての人生も、3度目の人生に活かされていません。
特に、最初の人生で「無才無能」と扱われていた(ほんとは有能設定)のに、なぜ3度目に同じポジションをとろうとするの……?
最初の人生と同じ「有能さ」も、2度目の人生の「人生経験」も、主人公にマウントをとらせるためだけの中身のない設定であるな、と思いましたし、それらを根拠に人を見下して「ヤレヤレ」って態度をとりまくっているのが単純に性格が悪い……性格が「悪」い「女」としては「悪女」と呼べるかもしれません。
2度目の日本人人生はどんなだったんでしょうね。さぞイヤ〜な姑ぶりを発揮していたのではなかろうか、と想像してしまいます。
しかも確認してみたら、原作長い上にまだ終わってなかった。脱落です。
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