魔男のイチ
」のレビュー

魔男のイチ

西修/宇佐崎しろ

ギャグのちギャグ、時々シリアス

ネタバレ
2025年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔女(マジョ)に対抗しての魔男(マダン)。
「魔法」が意思や言葉やそれに伴う行動をする生き物という新しい考え方の設定。そしてその魔法を狩るのが「魔女」で、魔法の持つ「核」を習得し自分の力にして魔法が使えるようになるとの事。そしてその魔法の力はほとんどが女性しか持ち合わせない。
そんな世界観の説明の後の冒頭、反人類魔法の最高峰の敵「ウロロ」に対峙した魔女に対して、「女では俺は倒せない」と豪語するなか主人公「イチ」の登場!
普段から山にこもって狩猟をしている彼は、動物の動きを詳細に観察し、何日も仕掛け等の準備をし、チャンスを辛抱強く待つという生活をしている為、狩りの能力はずば抜けていた。
・・・って流れはとても興味が持てたのですが、う〜ん・・・。
ギャグ色が強く、特に2巻の最初の「氷鮫」との対決は私にはとても幼い印象で、すごく評判の作品で高評価の中ではありますが、星3か4くらいかなぁと思っていたのですが、巻末「ウロロ」に匹敵するほどの物凄く強い敵の登場でかなりシリアスタッチ。
ウワーッ!これはどうなるのか気になる展開になってしまいました。
とりあえず星5で次巻を待ちます。ー
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