青に、ふれる。
」のレビュー

青に、ふれる。

鈴木望

コンプレックスが題材ですが

2025年5月15日
顔にアザがある女子高生が主人公ですが、悲劇のヒロインというわけではないのがとても好きです。アザだけでなく様々な要因から気を遣いすぎてしまうところがある主人公と、彼女を取り巻く登場人物の抱える悩みやコンプレックスにも触れながら進んでいくストーリーです。
題材は重そうですが、深みはあれど爽やかで読みやすいです。
共感したりはっとさせられたりしながら、時にキュンキュンしたりして、ヒューマンドラマとしても恋愛ドラマとしても楽しめる作品でした。
「太田母斑」と「相貌失認」どちらもこの作品ではじめて知りました。7巻完結と読みやすい巻数なのもおすすめです。
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