「子供を殺してください」という親たち
」のレビュー

「子供を殺してください」という親たち

押川剛/鈴木マサカズ

加害者から逃げた人を責めるような描き方

2025年5月15日
無料分しか読んでないのでなんとも言えませんが、自分は加害親から攻撃されて育ったので共感部分はあります。

自分の場合、親が精神病でどんどん荒み、攻撃性が高くなり殺されると思って逃げました。
私自身うつ病になっていたこともあり、主治医に逃げなさいと言われて逃げましたが、なんだかこの作品に逃げたことが悪いと言われてるようで傷つきました。

この作品は、精神病になり加害者になった子供の底には、親からの育て方に原因がある、全ては親の責任。という訴えの作品だと思いますが、
全てがそうじゃ無い。先天的な病理性質の人もいる。
姉が統合失調症で逃げた妹の話で、逃げた妹が責められるような描写があったので自分と重ねてしまいました。
妹のせいでは無いのにね。
これを読んで教訓にできる親目線の方々からもいるかと思います。
それはいい事です。
しかし傷つく人もいると思うので気軽に読むのはおすすめできません。

また猫、動物好きな人は1話でトラウマになると思うので読まないことをお勧めします。

あと絵が苦手です…みんな人相悪くて、寄り目の感じがキツいです。
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