このレビューはネタバレを含みます▼
建築家の主人公と、そのお隣に住む自動車整備士の加瀬くんのお話。ある日、事故に巻き込まれたショックでお隣さんが主人公を兄だと思い込んでーーという。
記憶喪失ものってリアリティがあまりないから好きじゃないんだけど、行く末を見届けたくて読んでしまった。主人公にキスしたところで「これはもしかして主人公の気を引きたくて記憶を失ったフリをしているパターンか?」と思ったけど、ちゃんと記憶喪失だった。え、兄と思ってる人にキスしちゃう?(笑)そのあとエッチもしちゃうし(笑)
ということでリアリティはないんだけど、割とわかりやすいストーリーでハピエンで、お話としては面白かったです。あと描き下ろしとかで加瀬くんの家族に対する暗く寂しい記憶を主人公が満たしてあげてて、満足げな加瀬くんが可愛かった。