すっきり事件解決系





2025年5月26日
3冊分の合本版ですが、元の1冊分も分厚くて、3冊分で900ページ近いという極厚本。
また、こちらは同著者『鬼談』の続編に当たるそうですが、知らずに読んでしまった自分にも特に問題のない、読切連作形式でした。
人形師と相棒の小説家、そこに小説家秘書の女性を加えて、霊的事件(さりげないのじゃなくて、けっこう殺人に端を発するタイプ)を解決する話。
「人形に自然と魂が宿る」系を期待していたのですが、あくまで人形は「誰かの霊を宿す形代」という道具として扱われているのが、自分の趣味からは外れました。また、自分は「異界の様子」を垣間見るのが好きなので、境界線の向こう側が描かれることがないこの作品は、少し好みとズレていました。
逆に、不思議な力でスッキリ事件解決、というのが好きなタイプにはおすすめです。心理面もあっさりめです。
また、こちらは同著者『鬼談』の続編に当たるそうですが、知らずに読んでしまった自分にも特に問題のない、読切連作形式でした。
人形師と相棒の小説家、そこに小説家秘書の女性を加えて、霊的事件(さりげないのじゃなくて、けっこう殺人に端を発するタイプ)を解決する話。
「人形に自然と魂が宿る」系を期待していたのですが、あくまで人形は「誰かの霊を宿す形代」という道具として扱われているのが、自分の趣味からは外れました。また、自分は「異界の様子」を垣間見るのが好きなので、境界線の向こう側が描かれることがないこの作品は、少し好みとズレていました。
逆に、不思議な力でスッキリ事件解決、というのが好きなタイプにはおすすめです。心理面もあっさりめです。

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蕗のとう さん
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shikimi さん
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