いとしい君に愛を乞う
」のレビュー

いとしい君に愛を乞う

宇奈月香/園見亜季

まるで

ネタバレ
2025年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昼ドラの様に運命とタイミングに翻弄されていくふたり。途中何度も苦しくなりました。好きな人を拒絶し酷い言葉を浴びせた分、傷つく。だけど傷つけた方は傷ついたなんて言えなくて、本心を隠し笑顔を貼り付けて過ごすうちに心は擦り減り疲弊していく。辛く悲しい日々を乗り越えやっと絡んだ誤解という糸を解き、愛を編む事が出来て本当に良かった。この本はかなり前に購入し読んでいたものですが、その頃はレビューとか全く書いていなかったので久々に読んでみました。哀しみの果ての幸せって好きなんだなぁと改めて実感してます。お勧めです。
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