αの花嫁 共鳴恋情 【コミックス版】
」のレビュー

αの花嫁 共鳴恋情 【コミックス版】

岩本薫/幸村佳苗

繰り返し何度も読んでいます

ネタバレ
2025年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元々単話で読んでいましたが、読み返すのに億劫でコミックス版も購入しました。
何度読んでも飽きず夢中で読めます。コミックスの方には巻末に書き下ろし?の短編も収録されていて重複購入を後悔しませんでした。

オメガバ好きには読んで欲しい作品です。
圭騎は一見よくいる言葉数が少ないスパダリかと思いきや、誤解されたくないことや伝えたいことははっきり言います。
自分がたとえ選ばれないかもしれない、そばにいれなくても、好きになった魂のつがいの事をずっと支えています。
一方理玖はアルファの感情とオメガの体の狭間で辛い思いをし、どん底を味わいますが圭騎の事が好きで、圭騎に相応しい人間になるため李里耶の協力のもと前向きに努力します。
理玖の感情が定まらず、少しフラフラしてるところは気になりますが、4巻を読めば吹っ飛びます。

イラストの丁寧さ、キャラクターの表情の移り変わりも見どころだと思います。
どんどん優しい顔をしていく圭騎、可愛さと美しさオメガの色気を持つ理玖、最初は不穏な存在かと思いきや、理玖を認め、親友を思いやる李里耶。
私は李里耶が一番好きなキャラクターです。
スピンオフのΩの花燭も楽しみにしています。
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