俺の部下がエロい妄想をやめてくれない【シーモア限定描き下ろし付き】【コミックス版】
背筋
このレビューはネタバレを含みます▼
課長の狭山薫は超能力者で、その能力は手の届く範囲の物品浮遊と半径5m以内にいる人の考えが覗けることです｡手の届く範囲なら手を使う方が早いし､他人の考えを知ってもロクなことは無いので滅多に使うことはなかったのですが､ある日会議中にちょっと聞き漏らしたかも？と､隣りの金子保の頭の中を覗きます｡すると会議中にも関わらず､金子くんの頭と中はエロいことでいっぱいで､さらにその主役が佐山さんなのでした。7つ年下で違う課の金子くんのことをほとんど知らない狭山さんでしたが､それから金子くんのことが気になり出します｡佐山さんは側を通る度に金子くんの考えを覗き見ますが､狭山さんが色々されてるエロ妄想は変わらず､狭山さんの頭の中は金子くんでいっぱいになってしまうのでした｡やがて休日出勤で一緒になったことから金子くんの真面目で誠実な人柄がわかります｡望まずして他人の考えが読めてしまう事から人と距離をとって誰ともお付き合いしてこなかった狭山さんの鉄壁を､金子くんが若い妄想力で突破します｡実戦では妄想ほどアブノーマルでないのも真面目な金子くんらしいです｡細く柔らかな線で描かれる狭山さんが艶っぽくてとってもおきれいでした｡
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