このレビューはネタバレを含みます▼
「たかが恋だろ」のスピンオフ。身を引いた義兄がメインのお話。
ヤクザ→ムショ→カタギを辿る。
英田先生哀悼の再読。ユギ先生の絵も若い!いまとは線やフォルムが少し違いますね。
16年前だからな。
義兄とムショで知り合った、孤独で愛を求めながらも、空回りする放っておけない青年。見てすぐ受けとわかる!
(ムショのシーンがなくても)
義兄にも幸せになって欲しかったからな。よかった。
英田先生はアウトローや警察とかの話を、詳細を上手くすり抜けながらも世界観を確立して、読者からは「よくわかる」形で書かれる。そこにユギ先生の絵。
いいね。BLの先駆け。かっこよさと救いがあるJUNE的な要素を含みながらの作品。
本棚みてたら、DEADLOCKシリーズも、あまりレビュー書いてなかったみたいなので、ちょいちょい書いて行こう。英田先生を偲んで。