このレビューはネタバレを含みます▼
未完です。まだ先がある。2-3巻くらいらしい。
そろそろ、2巻が出てもいい頃(巻末のお知らせでは)。
なかなかシビアなお話。
最初の数枚とどう繋がるのか、と思っていたら後半にわかります。
ゲイであることを嫌悪しながら、大学ではオープンゲイとなった柊月。暴力的に扱われ、ゲイであることは普通ではないと教えてこまれ、心と身体を疲弊させていた高校時代。地元を離れ大学進学を機に、好きでもなかったが身を守るために付き合っていた彼氏と別れていたが…
大学で出会った便利屋アズマ。光属性でコミュ力強だけど、鈍感な善人。誰かを助けたくて喜ばせたかったけれど、上手くいかない。彼にも闇はある。
自分を大事にしないことを叱ってくれる東に益々惹かれ、自分を受け入れていく柊月。
この1巻では、付き合うもなにもない。2人の関係が変わっていく流れは最後にある。
ゲイは異端な存在であり、マジョリティの中では息苦しさを感じるのは、そう思い込まされてきた経緯もあったろう…
惚れてるなら大切にするやり方もあったはずだぞ、クソ元彼よ。
表紙からはイメージできない展開が色々ある。一樹先生があとがきにも書いていたけれど、便利屋アズマは、表紙の子ではありません(笑)逆だよね。
自分と向き合う、人と向き合う。自分を生きる。誠実な彼らに幸あれ。
続巻楽しみにしています。