君と宇宙を歩くために
」のレビュー

君と宇宙を歩くために

泥ノ田犬彦

他人との違いが肯定できて、勇気がわく

ネタバレ
2025年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 多くの人ができることが自分にはできなかったりすると、恥ずかしく感じ、隠したくなる。そういった気持ちや状況を丁寧に大切に描いてくれている良作です。登場人物たちは自分のコンプレックスをちゃんと言葉で伝えられたり、思いやりがあって素直で魅力的。人の魅力とは何かができるということより、そういう部分に宿るのではないかとキャラクターを通して感じます。キャラクターを応援したくなるし、読んでいて勇気をもらえる作品です。
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!