ないまぜな熱情【単行本版】
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ないまぜな熱情【単行本版】

沖田有帆

確かにないまぜ

ネタバレ
2025年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 顔がいい男が好きなのはお義弟の影響だよね

可愛いと思った。連れて帰りたかったから「弟」にしようといった。好きになって欲しかった。稚拙な思いに恋も家族愛も分けられなかっただろう。
でも、母を求めた義弟をみて家族に拘ろうと思った。我儘で義弟をコントロールしてはいけないと感じた…

母が迎えにくると信じた。来なかったら、キラキラした男の子が迎えにきた。優しくしてくれるけれど母を待った。義兄が好きだった。それが恋とわかった。
愛情を人一倍求めていた義兄の方が気持ちの違いを早くに気づいたのだろうな。

抑圧すると、なんのために、どうしてそうしているのかわからなくなる。綻びがきたときに、抑圧したものが見えてくる。

義弟の執着すごいよな(笑)カメラに盗聴器。気づかぬ義兄(笑)
怒りと愛情の表裏。後悔と欲望の表裏。
本当にないまぜだ。義兄が思い出し、理解し、腹をくくれば解決!
もう、2人でいるしかないだろうな。

エチはだいぶある。モブとの絡み有り。
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