このレビューはネタバレを含みます▼
もしかしたらご都合主義と思われる方もいるかもしれないですけど、何もかもが偏見とお国柄に周りをガチガチに固められていた時代、こういうハッピーエンドがあっても良かったと思います。
攻めはゲイで受けはノンケです。
この設定だけで恋愛に突っ走れる今の時代が凄いと思えるほど、このお話の中ではそもそもアメリカ人であることと日本人であることから既に生きづらさがあり。そこに家のことや性指向などが絡んで複雑にしていきます。
単純に外で手を繋いで、家族に恋人だと言える。そんな簡単なことすら出来ない2人が関係を深めていく様子に大変心を打たれました。
小冊子含め、2人が笑ってお互いに好きだと言い合えるハッピーエンドが物語にきちんとあって良かったと思います。
最高でした!