惑星
」のレビュー

惑星

木原音瀬

唯一無二の読後感

ネタバレ
2025年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原音瀬先生の作品は、こうなったらいいなという結末になる時とならない時があって、今回はならなかった。
これで終わりかぁって寂しかったけど、なんでか納得してしまうし、不思議と嫌な感じではない。ムラが絶望しきっていないからかもしれない。ムラとカンくんのこれまでとこれからのことを色々考えさせられる。
みんなが幸せになってほしいと思いながらいつも読んでいるのに、ハッピーエンドが約束されていない木原作品が大好き。先生の文章をずっと読んでいたい。
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