このレビューはネタバレを含みます▼
惹起的なタイトルって、続くうちに中身がかけ離れていくことがあるけども、これはちゃんと最後まで“セクシーなお父さん”を全うしてました。娘の海香も、クールイケメン設定にすることで、母である香の元妻も絡む中絶妙な立ち位置を保って生々しくならず良かったです。司之介の愛がすごいところから入って、香の執着愛も負けず劣らずなことが分かり、そこからまたさらに司之介の切ない愛の遍歴が明らかになるという、ずっとお互い『好きだー!』ってやってる漫画です。いろんな顔がある香ももちろんですが、健気すぎる司之介がとてもツボだった作品でした。