このレビューはネタバレを含みます▼
他の悪役令嬢ものとは一線を画した悪役令嬢ものですね!
というか悪役令嬢ちゃうやん!TOP of TOPのセラフィーナ嬢は王太子の婚約者で侯爵令嬢、さすがに肝が座ってらっしゃる。そして婚約者である王太子のこともよくわかっている。婚約者がどう考えて聖女見習いをそばにおいているのか、社交界の仕組みも、学園内のことも、すべてに目を配りここぞというときに釘を刺す。さすが未来の王妃様!王太子も頭がお花畑では無くてホッとします。悪役令嬢ものではお花畑頭の王子様が多いですから。サンドラ嬢は新興貴族の子爵令嬢ではあるけれど自分の家の家業も貴族令嬢の役割や矜持を理解し、間違いを正そうとする気概も持っている令嬢で、悪役令嬢によく見られるタイプ。でも言ってることは間違いじゃありませんよ。すっぱり脳筋お花畑婚約者を返り討ちにしたのはスッキリいたしました。小説の方はまだ拝読しておりませんが早速手に取ろうかと思います。今後が楽しみ😊