凪のお暇
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凪のお暇

コナリミサト

一緒にいても

ネタバレ
2025年6月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪の自己採点厳し目の所に、生きづらそうだな、と感じた。慎二と凪が見た水族館のイワシの群れ、お互いの感想はすれ違うけれど、慎二の生い立ちを知ると、後から、ああ、と切ない気持ちになる。心理描写が秀逸。脇を固める人々も個性的で素敵だった。自分が母子家庭育ちで、慎二の父親とほぼ同じ設定の実父だったので、来客があると慎二の実家の似非家族ごっこが始まるのを、読んでいて思い出した。コナリ先生は人をよく見てると思った。
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