このレビューはネタバレを含みます▼
小説が元になっているストーリーも、何度もスクロール止めて見入ってしまうfujoking先生の素晴らしい作画も、めちゃくちゃよかった！！！
最初の数話で、主人公ユハンが復讐を心に決めるまでや、ジェイとの強烈な出会いのシーンに一気に話に引き込まれ、先が気にならずにはいられない。
母と弟を亡くし、その罪の意識から、ただただ肉体を酷使し働き続けた5年間。そんな空っぽなユハンを埋めた｢復讐｣。
舞台となる芸能事務所で巻き込まれる人間関係のいざこざ、事務所の経営問題などのストーリー展開から目が離せません。
その過程で、虚無だったユハンが、出会う個性的な人達との関わりによって少しずつ変わっていく、ユハンの魅力にどんどん惹き込まれるでしょう。
彼の成長と再生譚としても深いストーリーになってます。
その一番大きな役割を担う、サイコパス感ある協力者ジェイ。
強気なユハンと俺様なジェイの駆け引きの会話が楽しいし、ありがちな金と権力でねじ伏せるんじゃないのも◎。
ジェイの執着溺愛の加速や、ジェイに湧き上がる感情に蓋をするユハンの心の変化に悶えます！
最後まではお預け続くけど、Hなｱﾚｺﾚは挟まれるし、突然ガッとくるキスシーンに毎度ぶっ刺さってました！(♡▽♡)―→ｸﾞｻｯ!!!
ジレジレの二人の行き着く先も必見！！
特にラスト20話位は怒涛のように展開し、様々なことに決着がついていくので、興奮したりスッキリしたり感動したり…情緒忙しなく揺さぶられます！
そして、映画のセリフにのせたジェイの想いに痺れ………
また出会いのシーンから読み返したくなること必至です！！
復讐劇というとドロドロして重苦しいけど、ちょいちょいギャグ要素もあって読みやすいし、何より「因果応報」の顛末をぜひ見届けてほしい！！
95話一気購入しても後悔しないと保証します！！
韓国では「外伝」も続いてるそうで、わたしの｢生きる理由｣にして待ちたいと思います。
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