運命の女の子
」のレビュー

運命の女の子

ヤマシタトモコ

作者買い!! 🌟3.6

ネタバレ
2025年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中編3編・247頁

①『無敵』
74頁、現実に起きた事件が思い起こされる。
私は取調官の立場で読み、混乱をきたす、フラットにヒロインを見ようとしているのに・・
法は善悪で、慣例で、事務的に施行される。
救いの無かった少女の救われない話、それに加担したかの様な気持ちに・・

②『きみはスター』
62頁、登場人物の生活感を出さないので、舞台劇の様にも。
舞台に上がる三人の三角関係、星は自ら輝くのです・・

③『不呪姫と檻の塔』
108頁、最初はコロナ禍から着想を得た作品だとばかり。
今作のモチーフは「眠り姫」面白いのは、姫以外が眠りにつくところ、
「日本以外全部沈没(’73)」を思い出した・・違いますよね😝

 読み終えて、やっと良いタイトルだな、と。
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