司書正
」のレビュー

司書正

丸山薫

恐怖と謎が美しく混在する東洋系古代幻想譚

ネタバレ
2025年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「蔵書樓」の謎の部分というか…仕組みがすごく怖かったです。でもそれ以上に今後登場人物たちがどうなるのかが気になり、また、怖い以上に、「司書正」という存在への興味深さ・話の面白さ・画力の高さ・美しい作画に惹かれ、何度も読み返しました。
お話が進む中で登場人物の精神世界が描かれる場面があるのですが、そこがもう、ため息が出るほど美しくもあり、夢に出てきそうなほど凄みもあり、で…しばらく頭からこの作品が離れませんでした。

こういった神話か民話が元々あったのか、無ければ作者さんがどこから着想を得たのか非常に気になります。
こういう作品に出会えると本当に漫画家って凄いなぁとボーッとしてしまう。「凄い」しか語彙が出てこない自分がなんとも悲しい(笑)
蓮王子の状態(3巻時点では)、到底どうにかなるような気がしませんが、側女がキビであることでなにか変わるのか、そういうことではないのか次の展開がさっぱり読めないところも魅力的です。どのくらい続くかも見当がつかないのですが、じっくりついていきたいと思ってる作品です。

追記:電子から紙書籍に移行決定。子ども(10代後半・愛読漫画は進撃,JOJO,ヒロアカ,呪術廻戦など)に勧めたら気に入ったようでこれ面白い!続きは今これだけ?などと言っておりました(^^)
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