偽りの愛を孕む ―オメガバース―
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偽りの愛を孕む ―オメガバース―

ポケラふじ子

ラストで思わず笑ってしまう

ネタバレ
2025年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ あまりない感じのオメガバース。面白かったです!

いやいや、これ普通にレ⚪︎プだよね?とびっくりな始まり方をしますが、攻めの鷹斗視点からは理にかなっているのが面白い。出会った途端に惹きつけられた運命のオメガである理緒を伴侶にするには、子供を産ませてアルファ至上主義の一族を納得させる必要があり、多少手荒であっても運命の相手だからわかってくれるはず…。

なのに理緒は全く鷹斗を受け入れようとせず、それどころかあまりの恐怖から壊れてしまい、生きることすら諦めてしまいそうになり、2人のすれ違いが始まります。

五年も続くすれ違いは作品の中でも長く描かれ、苦しい展開が続きますが、最後に思わず笑ってしまう展開が…!?

え、理緒って鷹斗の運命の番じゃないの?ただ美しく魅力的なオメガの理緒に、鷹斗が一目惚れしただけ?

いや、今理緒が幸せならいいんですが、鷹斗にはマンガに描かれていないところでめちゃめちゃ理緒に謝ってほしい!と強く願っております 笑
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