遠吠えに恋
」のレビュー

遠吠えに恋

なすびたか

狼の群れ格好いい

ネタバレ
2025年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 狼と人間の恋、親目線のキイバナからしたら可愛い2人。一度は離れたけど、ちゃんと幸せになるお話。
奴隷として売られるも必死に山へ逃げたたま菊(受)を、拾い育ててくれたのは狼のキイバナ。個人的にキイバナ推しです!(渋オジ大好きなんで)
たまは狼の群れの中で幼馴染のように一緒に暮らしてたタツ(攻)と楽しい日々を過ごしてるんだけど、タツはキラッキラな目で求愛しちゃったりして可愛いんですよ。初めは戯れ合いの延長上のような感じなんだけど、「家族」以上の感情が芽生えて知らず知らずのうちに「たま最優先」になるタツ。それは狼の群れにとっては不穏な流れ。
タツは人間の姿に化けれるように、たまは遠吠えがうまくなるように、一緒にいるためにお互いの種族に近づこうと頑張っても狼は狼人は人…。大切な存在だからこそ、幸せを願うからこそ離れることを選ぶしかないシーンは切なかった〜。
狼が家族(群れ)を大切にする性質もうまく出てて、ザッと集団でたまを助ける場面とか格好よかったです。結果的に収まるところに収まった感じで読後感は良き。
あと、たまが意外とエッチでタツ共々ドキッとしました笑。
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