春の嵐とモンスター
」のレビュー

春の嵐とモンスター

ミユキ蜜蜂

最新8巻まで読みました。

ネタバレ
2025年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ モヤモヤとキュンがすごい塩梅で感じるので、なし崩し的に8巻まで読了してしまいました。
快・不快でめちゃめちゃ揺さぶられているので、読んでてそんな気持ちにさせてくるなんて本当は良い作品なのではないかと思い始めています。(最初低評価付ける予定でした…)

モヤモヤポイント→
もちろんフィクションの少女漫画、って思ってはいるんですけど、正直、嵐子がカヤにあんな色々許してることが信じられなくて途中読むのしんどかったです。
何かを抱えてる弟だからってキスだったりキスマだったりを許したり、好きな人諦めて「一緒にいよう」としたり……。
高校生の未熟さみたいなのもあるのかもしれないけど…。
助けたい側も未熟なので、一緒に成長していってほしいですけどね…。途中その描写がありましたが、また友達いらないモードに突入してしまい、正直イライラしちゃいました。一緒に成長していこうよ。

好きポイント→
心羽のキャラがすごく良いです。ああいうキャラってどこかしらキツさを感じる事が多いのですが、カヤのはちゃめちゃや南須に振り回されてるからか、キツい所が全くなく、主人公としてではなくあのポジションだから輝けるキャラだと思います。適任。
カヤに「嵐子をいつまで縛りつけるの?」って聞いた時は感動しました。読者に近い存在なのかな。
あと、南須と嵐子が付き合ってた時の2人が大好きでした。またどこかで復縁してほしい。可愛くてピュアな2人がドキドキしながらデートしたりするのをもっと見たいです。
南須が「(嵐子とカヤの距離感)なんかおかしくね?」と言った時の微妙な雰囲気とかめっちゃリアルで良かったです。すぐ友達がフォロー入れててホッとしました。

本当に嵐子は他の人の世界知らないんだね…と。知り合いとかの姉弟関係リサーチしてほしい。(心羽さん手助け頼んだ!心羽さんしか無理だ!)
カヤも嵐子も、正しい愛情というか、元鞘に収まるというか、2人とも納得して幸せを掴み取っていってほしいです。
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!